ここでは実際に映画「ダイバージェントNEO」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ダイバージェントNEOの評価・・・3つ星
原 題: Insurgent
製作年: 2015年
製作国: アメリカ
出演者: シェイリーン・ウッドリー テオ・ジェームズ オクタヴィア・スペンサー
: ジェイ・コートニー レイ・スティーブンソン ゾーイ・クラヴィッツ
: マイルズ・テラー アンセル・エルゴート スーキー・ウォーターハウス マギー・Q
: ナオミ・ワッツ ケイト・ウィンスレット
監 督: ロベルト・シュヴェンケ
製 作: ダグラス・ウィック ポウヤ・シャバツィアン ルーシー・フィッシャー
脚 本: ブライアン・ダッフィールド アキヴァ・ゴールズマン マーク・ボンバック
原 作: ベロニカ・ロス
全米で大ベストセラーとなった新人作家ベロニカ・ロスのティーン向けディストピアSF3部作を映画化する近未来SFアクション・シリーズの第2弾。全人類を性格ごとに“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つの共同体に振り分けて管理する世界。16歳になり適性検査で“異端者=ダイバージェント”と診断され、危険分子として政府から命を狙われる存在となった少女トリス。“博学”の指導者ジェニーンに操られた“勇敢”の部隊に追われる彼女は、恋人のフォーとともに、いずれの共同体にも属さない集団“無派閥”と合流する。彼らのリーダーは、死んだと思われていたフォーの母親イブリンだった。そんな中、トリスの両親が命がけで守ろうとした“箱”の解明に取り組むジェニーンだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ダイバージェント・シリーズ2作目に当たる作品です。
率直な感想は、前作を見たのがだいぶ前だったので話のつながりを覚えておらず流れがわかりにくかったこともありいまひとつの評価です。
ただストーリーの展開としてはわりと好きな感じでした。
何が足りないのか自分でもわかりませんが、もう少し何かがあれば評価も上がるんですが・・・。
出演者には前作同様シェイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ、ジェイ・コートニー、レイ・スティーブンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、マイルズ・テラー、アンセル・エルゴート、マギー・Q、ケイト・ウィンスレットに加えて新たにスノー・ピアサーなどに出演しているオクタヴィア・スペンサー、キング・コングなどに出演しているナオミ・ワッツ、スパイダーマン2などに出演しているダニエル・デイ・キムらが起用されていました。
出演者はほとんど変わっていないので非常にわかりやすいですね。
ダイバージェントNEO予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はトリスとフォーが平和のコミュニティに逃げ込んだところから始まります。
トリス(シャイリーン・ウッドリー)はジョアンナ・レイズ(オクタヴィア・スペンサー)が統治する平和にフォー(テオ・ジェームズ)と兄のケイレブ(アンセル・エルゴート)とピーター・ヘイズ(マイルズ・テラー)と共に潜んでいた。
だがトリスは友人を殺した悪夢に毎夜うなされていた。
トリスは気分を一新するために髪を短くする。
ある時、トリスとうまくいっていないピーターがちょっとしたことで争いを起こしてしまう。
ジョアンナはトリスたちをオフィスに呼びかくまう条件として争いごとを起こさないということを確認し、今後同じようなことが起こればこれ以上ここにはかくまえないと警告する。
一方、ジェニーン・マシューズ(ケイト・ウィンスレット)の指示で無欲のコミュニティは高潔によって襲撃されていた。
ジェニーンの狙いは祖先から無欲に伝わっているある箱だった。
目的の箱を見つけたジェニーンは今回の襲撃事件の黒幕はダイバージェントたちだと住民に知らせる。
ジェニーンはその箱の中身が全ての集落を支配するためのものだと考えていたが、箱を開けるためには5つの適性を示す必要があった。
つまり箱を開けるためにはダイバージェントが必要だったのである。
ジェニーンは箱を開けるためにダイバージェント狩りを開始する。
その手はトリスたちが潜んでいた平和にも及んでいた。
ジョアンナはトリスたちの存在を隠そうとするが、トリスと争っていたピーターが裏切ってしまい、追ってであるエリック(ジェイ・コートニー)に居場所がばれてしまう。
トリスとフォーとケイレブは追手から銃を奪いコミュニティから逃げ出した。
トリスたちは偶然通りかかった列車に飛び乗りなんとかエリックたちから逃げることに成功するが、その列車にはどの派閥にも属さない無派閥の連中が乗っていた。
無派閥のメンバーは突然のってきたトリスやフォー達に襲い掛かってくる。
しかし無派閥の圧倒的な多さにトリスたちは追い詰められてしまう。
するとフォーはトビアス・イートンという名前を口にし、それは自分だと告げる。
無派閥は長年トビアス・イートンを探していたのである。
なぜ無派閥とつながりがあるのかわからないトリスはフォーに説明を求めるがフォーは何も話さない。
無派閥の連中に連れて行かれた先にいたのは無派閥のリーダーでありフォーの母親であるイブリン(ナオミ・ワッツ)だった。
イブリンはかつてフォーの父親であるマーカス(レイ・スティーブンソン)の暴力に耐えきれず、自分は死んだことにして姿を消していたのである。
フォーは自分を捨てて逃げた母親のことをよく思っておらず強く反発していた。
イブリンは今のジェニーンによる支配を壊したいと思っており、そのためには勇敢の協力が必要不可欠だった。
かつて勇敢にいたフォーを探していたのはその仲介を頼むためだったが、利用されることをよく思わないフォーは話を聞こうとしない。
その日、フォーはイブリンとまともに話をすることなく夜を迎えた。
翌朝、フォーは仲間の勇敢のメンバーが高潔に身を寄せていることを知ったフォーはトリスとケイレブと共に高潔へと向かった。
だがケイレブは今自分のやっていることが本当に正しいのかわからなくなっており、トリスたちとは別の道を行くことに。
高潔にやってきたトリスとフォーはかつての仲間である勇敢のメンバーと再会を果たす。
ただそこにはフォーが思っている数よりも少ない数の仲間しかおらず、その数ではジェニーンを攻めることはできなかった。
フォーは高潔に協力を求めるが拒否されてしまう。
高潔のリーダーであるジャック・カン(ダニエル・デイ・キム)はトリスとフォーが指名手配されていることから2人をジェニーンに引き渡して罰を受けさせようとするが、フォーが高潔での裁判を提案し、無実を証明できれば解放してくれと持ちかける。
カンもそれに納得し、フォーとトリスに自白剤を打って真実を語らせた。
これにより無実を襲った真犯人はフォー達ではなくジェニーンであることが分かったが、代わりにトリスは友人のクリスティーナ(ゾーイ・クラヴィッツ)をの彼氏を殺したことを知られてしまい、クリスティーナから冷たい態度をとられるようになる。
一方、ジェニーンは箱を開けるために何人ものダイバージェントをとらえてはシミュレーションを受けさせていたがすでに6人が失敗し命を失っていた。
ジェニーンはダイバージェントにも強弱があるため最強のダイバージェントを連れてくるよう指示する。
これにより高潔に身を寄せていたトリスたちの元へジェニーンの部下が襲撃にやってくる。
トリスは必死に抵抗するが何かの弾薬を撃ち込まれ一瞬意識を失ってしまう。
周りの仲間が倒れている中トリスは目を覚ます。
ただ弾丸を撃ち込まれた箇所には謎の物質が埋め込まれていた。
更に数人の人間が自分と同じように動き回っていることを知り、その謎の物質を埋め込まれるとダイバージェントのみ動けるようになっているのだと悟る。
そこへエリックがやってきてトリスは捕らえられてしまう。
エリックはダイバージェントの強度を測る装置を使って最強のダイバージェント探しを行っていた。
エリックは強度の低い子供を殺そうとしたためトリスが抵抗するが今度はトリスが標的となってしまう。
だが仲間が装置をトリスに向けると、トリスこそが最強のダイバージェントであることが判明する。
エリックはトリスを拘束し本部に連れて帰ろうとするが、ここでフォーと勇敢の仲間たちが駆け付け助けてくれる。
ジェニーンの行動がだんだん過激になっていることを受け、フォーは母親の率いる無派閥と手を組むことを決意し本部へ出向く。
そのころトリスの情報を受け取ったジェニーンはトリスの知り合いであるピーターにトリスを捕らえるための案を出させる。
無派閥の本部では勇敢と無派閥が親交を温めていたところ、3人の勇敢のメンバーが突然操られたようになりトリスを引き渡さなければ何人も死ぬことになると警告してくる。
その3人は昨晩の襲撃の際に弾丸を撃ち込まれたメンバーだった。
その弾丸にはどうやら対象を操ることができる仕組みになっているらしく、3人は同じことを何度も繰り返し言いながら高いところから飛びおろされようとしていた。
それをみたトリスとトーリ・ウー(マギー・Q)は急いで仲間を助けに向かうが、2人しか助けることができず一人は死んでしまう。
またトーリの診断により埋め込まれた装置は神経に絡みついており、簡単には除去的ないとのことだった。
トリスは自分のせいで仲間たちが殺されることが我慢できず、夜中皆が寝静まった時に一人でジェニーンの元へ向かった。
するとそこには自分たちと別の道を行ったケイレブの姿もあった。
ジェニーンはトリスに箱を開けることができれば処刑を中断すると言い、すぐにトリスを使って実験を始めた。
トリスはシミュレーションで”勇敢”、”高潔”、”無欲”、”博学”と次々と試練をクリアしていく。
ここでケイレブはこれ以上は体が持たないと言い実験を一時中断した。
そのころトリスがひとりジェニーンの元へ行ったことを知ったフォーはトリスを助けに行こうとするがイブリンに勇敢の率いる役目を忘れるなと止められてしまう。
だがその忠告を聞かずフォーは一人でジェニーンの元へ行ってしまうのだが、フォーは結局ジェニーンに捕らえられてしまう。
翌日、ジェニーンは実験を再開するが、トリスはそこでフォーが捕らえられていることを知る。
トリスは最後のシミュレーションである平和で自分の心に潜む闇をのぞかれ平和とは程遠い行動をとってしまう。
これにより最後のシミュレーションは失敗に終わり、トリスは命を落としてしまう。
トリスの死体はジェニーンの指示でピーターがフォーの元へ連れて行った。
ただこれはピーターの狙い通りだった。
実はピーターはトリスを連れて行く際にフォーを見て暴れまわるトリスに薬を撃っていたのだが、これは一時的に仮死状態にする薬だった。
フォーの元へ連れてこられたトリスはここで眼を覚まし、フォーとピーターは協力して衛兵を退け逃げようとする。
だがトリスは箱を持っていかなければいけないと言い逃げることを拒否。
フォーはピーターに実験場へ行くためにセキュリティをいじるよう指示し、フォーとトリスは箱のある実験場へ向かった。
トリスは再度シミュレーションを開始し、再び自分の弱さと向き合うことになるが今度はそれをクリアする。
これによりついに箱があき祖先からのメッセージが再生される。
そのメッセージとはジェニーンが思っているようなダイバージェントの存在を否定しコミュニティを支配できるようなものではなく、全くの逆のものだったのである。
メッセージによると、フェンスの中に隔離された世界は意図的に作られてたものであり、愚かな戦争によって滅んでしまった人類を再び正しい道に戻せる人物を作るためのものだったのだという。
そしてその人物こそがダイバージェントだったのだ。
更にフェンスの外には今でも人類が生き延びているのだという。
このメッセージを聞いたジェニーンはすぐに箱を破壊するよう命令するが、そこへイブリンが無派閥と勇敢を引き連れジェニーン率いる博学を制圧したのである。
これによりジェニーンは権力の座から引きずり降ろされることになり、メッセージは5つのコミュニティに流されることになる。
それを聞いた人々は世界は滅んでいないことを知りフェンスの外へ意識を向け始めるのであった。
トリスたちはフェンスの外へ行くことを決意する。
そんな中、拘束されていたジェニーンはイブリンの手で殺されるのであった。
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以上がダイバージェントNEOの感想とレビューでした。
ストーリー展開的にはメイズ・ランナーとかぶるところがあるようにも感じました。
この手の映画は今の時期流行りなんですかね?
ここまであまり満足のいく評価ではないので、最終章に当たる3作目には期待したいですね。
part1となっているので、最後は前編後編にわかれるみたいですね。
ちなみに今作のタイトルとなっているInsurgentの意味は反乱とか暴徒とかいう意味があるようです。
確かに今作はそれを象徴する内容でしたね。
最後に今作のその後が描かれる予定の「The Divergent Series: Allegiant Part1」の予告動画を載せておきますので合わせてどうぞ。
「The Divergent Series: Allegiant Part1」の予告動画