ここでは実際に映画「GODZILLA ゴジラ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
GODZILLA ゴジラの評価・・・3つ星
原 題: GODZILLA
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: アーロン・テイラー=ジョンソン 渡辺謙 エリザベス・オルセン ジュリエット・ピノシュ
: デヴィッド・ストラザーン ブライアン・クランストン サリー・ホーキンス
: CJ・アダムズ カーソン・ボルデ リチャード・T.ジョーンズ
監 督: ギャレス・エドワーズ
製 作: メアリー・ペアレント ジョン・ジャシュニ トーマス・タル ブライアン・ロジャース
脚 本: マックス・ボレンスタイン
日本が世界に誇る怪獣キャラクター“ゴジラ”を、ハリウッドがワールドワイドな実力派キャスト陣の豪華共演で映画化するアクション大作。出演はアーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、渡辺謙。監督は「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ。1999年、フィリピン。採掘現場の調査にやって来た芹沢博士が謎の巨大生物の痕跡を発見する。同じ頃、科学者のジョーとその妻サンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こされてしまう。15年後。ジョーの息子フォードは米海軍に所属し、妻と息子とサンフランシスコで幸せに暮らしていた。そんなある日、ジョーが立入禁止区域に侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォードだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
日本人なら誰もが知っているゴジラが本格的にハリウッド化されたので結構期待していました。
率直な感想は確かにゴジラだったなぁという感じです。
前回の恐竜みたいなフォルムからかなり日本版のゴジラに近いフォルムになっていました。
その分親しみは持てましたが、ストーリー的には正直まあまあぐらいにしか言えませんでしたね。
まあでも見る価値はあると思いますよ。
出演者にはキック・アスシリーズなどに出演している今波に乗っているアーロン・テイラー=ジョンソン、オールドボーイなどに出演しこちらも波に乗っているエリザベス・オルセン、イングリッシュ・ペイシェントなどに出演しているジュリエット・ピノシュ、ボーンシリーズなどに出演しているデヴィッド・ストラザーン、アルゴやドライヴなどに出演しているブライアン・クランストン、ブルージャスミンなどに出演しているサリー・ホーキンス、ティモシーの小さな奇跡などに出演しているCJ・アダムズ、バンテージ・ポイントなどに出演しているリチャード・T.ジョーンズ、そして日本から渡辺謙が起用されていました。
なかなかの豪華俳優陣ですね。
アーロン・テイラー=ジョンソンとエリザベス・オルセンはアベンジャーズ2でも共演することが決まっていますので、まさに旬の2人といえるでしょう。
GODZILLA ゴジラ告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は言わずと知れたゴジラをハリウッドでリメイクしたものになります。
1945年から行われていた度重なる核実験は実は実験ではなかった。
公にはできない未確認生物が確認され、それを排除するために攻撃が行われていたのである。
未確認生物は1946年のビキニ環礁で行われた爆撃を最後にその姿を消した。
1999年、フィリピンで炭鉱の発掘現場で謎の化石のようなもんが発見される。
現場にはその道のエキスパートである芹沢博士(渡辺謙)らが呼ばれた。
そこには2つの物体があり、ひとつは蛹のような形をしていて活動していた。
もう一方はすでにさなぎが孵ったようで外には這い出てきたような跡が残っていた。
同じころ、日本の雀路羅(じゃんじら)市の原子力発電所で働くジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)の元に謎の振動記録が報告されていた。
ジョーは共に働く妻のサンドラ(ジュリエット・ビノシュ)と共に現場に急行。
ジョーは現場で指揮し、サンドラは異常個所の点検へと向かう。
だが最初は弱かった振動も次第に大きくなっていき、原子力発電所はメルトダウンを引き起こしてしまう。
ジョーは放射能漏れを防ぐためにサンドラが向かった先の防護扉を自らの手で絞めることに。
サンドラは扉の向こうでジョーに息子のフォード(CJ・アダムス)を頼むというと無情にも扉はしまってしまった。
15年後、フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は妻のエル(エリザベス・オルセン)と息子のサム(カーソン・ボルド)と共にサンフランシスコで幸せに暮らしていた。
そんなある日、フォードの元に大使館から連絡が入る。
父親のジョーが日本で指定立ち入り禁止区域に入ったとして逮捕たとの報告だった。
フォードは父親の身柄を引き受けるため単身日本へと向かった。
ジョーはこの15年間、サンドラを死に追いやった謎の現象の正体を追っていた。
だがフォードはジョーの言うことを単なる絵空事だと思いまじめに聞いていなかった。
フォードはジョーに一緒にアメリカに帰ろうというが、ジョーは15年前と同じ現象が起こっているといい再び立ち入り禁止区域へと入ると言いだす。
一度は止めるフォードだったがジョーの気迫に押され仕方なく一緒に禁止区域へと向かうことに。
立ち入り禁止区域にはかつてジョーたち家族が住んでいる家があった。
ジョーはその家にある15年前の観測データを取りに来たのである。
その禁止区域は公には放射能汚染により入ることができないとされていたが、ジョーの持ってきたガイガーカウンターは全く放射線を感知しなかった。
これによりジョーは政府が15年前の出来事を隠蔽するために一帯を立ち入り禁止にしたことを確信する。
実際その立ち入り禁止区域には多くのヘリが出入りしていた。
その様子をまじまじと見ていたジョーとフォードだったが、そこへ警察がやってきて2人は連行される。
2人が連れられてきたのは立ち入り禁止区域にある研究所で芹沢が指揮を取っている場所だった。
2人は別々の場所に連れて行かれ、ジョーは尋問されていた。
ジョーを尋問を外で聞いていた芹沢はジョーが15年前の事件の当事者で、現在起こっている現象もきっちり把握していることを知り驚く。
だが芹沢がジョーの話を聞いている時間はもはや残されていなかった。
その研究所には15年前に芹沢が発見した謎の生物のさなぎが運び込まれており、今にも孵化しそうな勢いだったのである。
芹沢は貴重な研究対象ではあったが安全を最優先しさなぎを殺すことを決意。
高圧の電流を流し息の根を止めることに。
だがそのさなぎはその程度では殺すことはできなかった。
孵化した巨大生物はその場で暴れ出し逃がしてしまったのである。
この騒動によりジョーは梯子から落下し死亡してしまう。
残されたジョーは芹沢から父親が持っていた情報を教えるよう言われたが、全て冗談だと思って聞き流していたフォードはほとんどは話を覚えていなかった。
その巨大生物はムートーと名づけられ東へと移動していた。
ムートーは強力な電磁パルスを出しているため半径320km圏内では全ての電子機器が使えなくなり、衛星により追跡も困難を極めた。
ジョーはなんとか覚えていることを芹沢達に伝え、現在起こっていることの詳細を聞き出した。
以下Wikipedia引用
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約2億7000万年前、現在より高濃度の放射能に覆われていた地球では巨大生物たちが激しい生存競争を繰り広げていたが、ペルム紀末の大量絶滅と放射能濃度の低下により彼らは地底深くへと追いやられた。しかし第二次世界大戦後、世界各地で核開発・実験が相次ぎ地表の放射能濃度が上昇、地表は再び巨大生物が生存可能な環境になった。そして1954年に原子力潜水艦「ノーチラス」が巨大生物を発見。米軍はこれを核実験に偽装して核攻撃したが倒す事は出来なかった。モナークの目的はこの巨大生物「ゴジラ」を研究し、その存在を一般市民から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れる、と推測する。
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状況を把握したフォードは家族の安全を守るためにサンフランシスコに戻ることに。
だが電車に乗って移動していたその時ムートーが現れ電磁パルスにより電車はストップしてしまう。
更に芹沢の予測通りムートーを追ってきたゴジラもついに姿を現す。
ここで2匹の巨大生物の戦いが始まる。
だが少し戦うと劣勢だと判断したのかムートーが羽を広げて飛び立ってしまう。
ムートーを追ってゴジラも海に姿を消した。
一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に新たなムートーが出現する。
このムートーは羽が生えておらず最初の個体よりも大きいためメスではないかと予想された。
新たに現れたムートーはラスベガスを襲撃し、芹沢は姿を消したオスのムートーはメスを目指しているのではないかと推測する。
その目的は繁殖することだと思われた。
海軍の指揮官のステンツ(デヴィッド・ストラザーン)は芹沢の反対を押し切り、ムートーの餌となる核爆弾を太平洋に設置しムートーをおびき寄せる作戦を立てる。
もともと爆弾処理班に所属していたフォードは家族の元へ戻るのをやめ、志願してこの作戦に加わることに。
2つの核爆弾を使ってムートーをおびき寄せる作戦だったが、フォードたちが汽車で爆弾を輸送中姿を消していた雌のムートーに襲われ爆弾を捕食されてしまう。
もう一基の爆弾はサンフランシスコ湾内に運ぶことができたものの、飛行してきたオスのムートーに襲撃されこちらも奪われてしまう。
そしてついにサンフランシスコにてオスとメスのムートーが合流してしまう。
オスのムートーは奪った核爆弾を雌に渡すと追いかけてきたゴジラの相手をした。
爆弾を受けったメスはその場に穴を掘り産卵を始める。
フォードたちは奪われた核爆弾のスイッチが起動しているため手動で止める必要があった。
サンフランシスコにはまだ10万人以上の人民が取り残されていたからである。
産卵が終わったメスはオスの加勢へと向かった。
この隙にフォードたちは核爆弾の元へ。
メスが掘った穴には大量の卵が植え付けられていた。
爆弾を見つけたフォードたちはタイマーをその場で解除するのが難しかったため船へと運ぶことに。
この時、最後尾にいたフォードは卵の存在を懸念していた。
そのため一人残って座礁していた列車のガソリンをぶちまけ大爆発を起こし卵を一掃した。
卵を焼かれたメスは急いで様子を見に戻ったが、その状況を見てひどく悲しんでいるように見えた。
だがそう思ったのもつかの間、フォードを見つけたメスのムートーはフォードめがけて突進してくる。
必死に船まで引き返すフォード。
そのころ、オスのムートーとゴジラの対決も終盤に迫っていた。
ムートーは飛行攻撃を交えながらゴジラを圧倒していたが、ゴジラの渾身の一振りがムートーを捕らえそのまま絶命した。
船についたフォードは核爆弾を沖で爆発させるために船の操縦をオートに設定した。
フォードには自分で運転できるだけの体力がもう残っていなかったからである。
だが無情にもそこへメスのムートーがやってくる。
絶体絶命だと思われたフォードだったが、そこへ重症の体をものともせずゴジラが駆け付ける。
そしてゴジラの渾身のアトミックブレスによりようやく息絶える。
力を使い果たしたゴジラもその場で倒れこむ。
船で倒れこんでいるフォードも別部隊に救出されなんとか一命を取り留める。
こうしてムートーによる大規模な破壊は幕を下ろしたのである。
翌日、救助されたフォードはエルとサムと再会。
死んだと思っていたゴジラも息を吹き返し、何事もなかったかのように海に引き返して行った。
芹沢はその姿を見てうれしそうにほほ笑むのであった。
・・・という感じです。
以上がGODZILLA ゴジラの感想とレビューでした。