ここでは実際に映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
トランスフォーマー/ロストエイジの評価・・・3つ星
原 題: TRANSFORMERS: AGE OF EXTINCTION
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: マーク・ウォールバーグ ニコラ・ペルツ スタンリー・トゥッチ
: ソフィア・マイルズ ジャック・レイナー リー・ビンビン
: タイタス・ウェリヴァー T・J・ミラー ジェームズ・バックマン トーマス・レノン
監 督: マイケル・ベイ
製 作: スティーヴン・スピルバーグ
脚 本: アーレン・クルーガー
人気アクション・フィギュアを基にしたマイケル・ベイ監督による大ヒットSFアクション超大作の第4弾。キャストを一新して主演にマーク・ウォールバーグを迎え、ディセプティコンを辛くも撃退したオプティマス率いるオートボット勢と人類を待ち受ける新たな戦いのはじまりを壮大なスケールで描き出す。地球征服を目論むディセプティコンから人類を守った正義の軍団オートボット。しかし時代の流れと共に、政府からの迫害は激しさを増していた。テキサスの片田舎で年頃の娘テッサを育てながら廃品業を営むシングルファーザーのケイド。ある日、偶然手に入れた中古トラックがオプティマスだと気づく。その時、オプティマスを回収しようとする謎の組織KSIが現われ、窮地に陥るケイドとテッサだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作であるトランスフォーマーの第4作目になります。
正直かなり期待していました。
これまでの作品はどれも外れがなかったですからね。
それだけに今作品のできは残念でした。
率直に今までの作品の中で最も面白くなかったです。
特に前半部分は見るのがめんどくさかったですね。
後半になるにつれてよくなりましたが、評価的には3つ星から3.5星ぐらいになってしまいますね。
出演者にはローン・サバイバーやディパーテッドなどに出演しているマーク・ウォールバーグ、エアベンダーに出演しているニコラ・ペルツ、ハンガー・ゲームシリーズなどに出演しているスタンリー・トゥッチ、アンダーワールドシリーズなどに出演しているソフィア・マイルズ、この作品が出世作となるジャック・レイナー、ドラゴンキングダムやバイオハザードV リトリビューションなどに出演しているリー・ビンビン、REDリターンズなどに出演しているタイタス・ウェリヴァー、アンストッパブルなどに出演しているT・J・ミラー、ナイトミュージアムシリーズなどに出演しているトーマス・レノンらが起用されていました。
これまでのキャストから一新されていますね。
別にこのキャスティングが悪いとは思いませんが、やっぱりメンバーを変えたのも悪くなった要因なんですかねぇ~。
トランスフォーマー/ロストエイジ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は前作ダークサイドムーンから5年後のものになります。
北極で歴史を覆すかも知れないものが発見される。
それは恐竜型の金属生命体で、年代を調べてみると6500万年前に存在していたことが明らかとなる。
一方、オプティマス率いるオートボットとメガトロン率いるディセプティコンの争いから5年、シカゴで壊滅的な被害が出てしまったことから人間はオートボット達との条約を破棄してしまう。
地球にいるディセプティコンの数も残りわずかとなっており、人間はオートボットの力を借りなくてもディセプティコンに対応できるようになっていた。
だが人間たちの攻撃はディセプティコンだけにとどまらなかった。
オプティマスの指令により姿を隠していたオートボット達も人間により攻撃を受けていたのである。
指揮を取っているのはCIAであり、長官のハロルド・アティンジャー(ケルシー・グラマー)はオートボットを含めた全てのトランスフォーマーの抹殺を画策していたのである。
ハロルドはジェームズ・サヴォイ(タイタス・ウェリヴァー)率いる特殊部隊“墓場の風”を組織し、オートボットでもなくディセプティコンでもないロックダウンという賞金稼ぎのトランスフォーマーと手を組んでいた。
これはアティンジャーが独断で進めている計画だった。
ところ変わって、テキサス州の田舎で廃品回収業をしている自称発明家のケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)は従業員のルーカス(T・J・ミラー)と共に潰れた映画館に来ていた。
ケイドはそこで古いトラックを見つけ、150ドルでそのトラックを引き取った。
早速トラックを家に運んで修理を始めたケイド。
ケイドには一人娘のテッサ(ニコラ・ペルツ)がいるが、17歳という年頃なためかなり過保護になっていた。
テッサは父親の過保護ぶりをめんどくさいと思っているが、一方で男で一人で育ててくれたことにも感謝していた。
ケイドがトラックの修理を進めていると、ある驚くべきことを発見する。
そのトラックはただのトラックではなくトランスフォーマーだったのである。
しかもそのトラックはオートボットのリーダーであるオプティマスだった。
ケイドは極度の資金不足だったため、オプティマスを修理し技術を盗むことで発明の足掛かりにしようとしていた。
だが従業員のルーカスがオプティマスのことを警察に通報してしまう。
しかしケイドの元へやってきたのは警察ではなくあの特殊部隊“墓場の風”だった。
隊長のサヴォイはケイドからオプティマスの情報を聞き出そうとするが、ケイドは何もしゃべらない。
するとサヴォイはテッサを人質にとってしまう。
絶体絶命の状況に追い込まれた時、隠れていたオプティマスが力を貸してくれる。
またこのタイミングでテッサの彼氏であるシェーン(ジャック・レイナー)が車で助けにやってくる。
ケイド達はシェーンの車に乗り込み逃走、激しいカーチェイスとなる。
敵に中にはロックダウンもおり、ケイド達を攻撃してくる。
ケイド、テッサ、シェーンの3人はなんとか無事だったものの、ルーカスはロックダウンの攻撃で命を落としてしまう。
オプティマスに連れられ一時的に3人は近くのガソリンスタンドに身を隠すことに。
ケイドは突然娘の彼氏として現れたシェーンのことを一切認めようとしなかったが、シェーンも大人の対応でケイドをあしらった。
ケイドはオプティマスと関わった以上また狙われるのは目に見えているため、自ら敵のことを調べ戦うことを決意する。
そこでケイドは墓場の風が使っていた偵察用の機械をハッキングし、記録媒体から情報を引き出した。
その中から反トランスフォーマー組織である「Kinetic Solutions Incorporated(KSI)」が関与していることを突き止める。
オプティマスはバンブルビーを含むオートボット4人と合流し、ケイドに力を貸すことに。
ケイドはKSIの職員になり済まし内部を調査した。
KSIの経営者はジョシュア・ジョイス(スタンリー・トゥッチ)という男で、彼はトランスフォーマーの核ともいえる分子構造を変化させる技術をすでに見つけていた。
そしてその技術を使って人造トランスフォーマーを製造していたのである。
KSIは反トランスフォーマー組織ではあるが、その有用性をしっかりと理解しており軍事目的で利用しようと考えたのである。
墓場の風が捕らえたトランスフォーマーは全てここに送られており、墓場の風はその見返りとして最新の兵器などを提供されていたのである。
しかも送られてくるトランスフォーマーは表向きは全てディセプティコンということになっていた。
ケイドが研究者の扮して最新のトランスフォーマーの開発現場まで足を運ぶと、そこで生産されていたのはメガトロンの情報から作られたガルヴァトロンというトランスフォーマーだった。
ただ、そのガルヴァトロンはオプティマスを似せて作られていたのだが、何度やってもメガトロンの見た目になってしまうのだとか。
・・・と、そうこうしているうちにケイドが潜入していることがばれてしまう。
殺されたオートボットたちがこの施設で利用されていることを知ったオプティマス達は全員でKSIに乗り込んでくる。
だがケイドを救出すると、人間の業の深さを垣間見たオプティマスはそのまま帰っていく。
だがすぐに追手がさし向けられる。
その追手とはKSIが作っている人造トランスフォーマーだった。
ただ、人造トランスフォーマーといってもしょせんは意思のない操り人形、オプティマスの敵ではない。
・・・はずだったのだが驚くべきことにメガトロンに似せて作られたガルヴァトロンには意思があり言葉を話すこともできた。
驚くオプティマスだったが、やはりオプティマスの方が上手で後はガルヴァトロンにとどめをさすだけ。
だがここでロックダウンが現れ、不意打ちを食らったオプティマスはやられてしまう。
そしてそのままロックダウンに連れ去られてしまい、運悪くテッサも一緒に連れ去られてしまう。
ロックダウンがKSIに力を貸していたのは始めからオプティマスを捕らえることが狙いだったからである。
ロックダウンはオプティマスと引き換えにKSIに「シード」と呼ばれる装置を渡した。
シードはトランスフォーマーのもととなるトランスフォーミウムを作ることができる唯一の装置だったのである。
ケイド達はオプティマスとテッサを救出するためにシードを取引しているすきにロックダウンの宇宙船に乗り込んだ。
賞金稼ぎというだけあったロックダウンの宇宙船には多くの種族が囚われていた。
その奥深くにオプティマスが囚われているおりがあった。
オートボットはすぐにオプティマスを救出した。
一方のケイド達はテッサを救出する過程で武器を手に入れる。
ケイドはその武器を駆使して敵を制圧、テッサの救出に成功する。
だが宇宙船はすでに空の上で簡単には脱出できなかった。
ケイドは宇宙船から伸びている錨をたどって地上まで向かうことに。
だが途中で攻撃を受けて3人とも落下してしまう。
が、タイミング良く助けに現れたバンブルビーに助けられなんとか逃げ延びることに成功する。
一方のオプティマスはいろいろな種族が囚われている監獄エリアだけを上手く切り離し、ロックダウンの目を上手く欺き逃げることに成功する。
地上に戻ったオプティマス達はKSIにとらわれ利用されていたブレインズからガルヴァトロンの詳しい話を聞くことに。
それによるとKSIはメガトロンの頭から情報を抜き取っており、その情報を地球の言葉に変換する仕事をしていたのがブレインズだったという。
だがその過程でメガトロンは壊れた自身の体を新たに作らせ、今までの情報をその機体に全て詰め込んだのである。
その機体こそガルヴァトロンだったのだ。
さらにガルヴァトロンは情報を操作し、KSIにシードを手に入れるように操作していたという。
KSIはまんまとメガトロンの手のひらの上で踊らされたのである。
ケイドはこの事実をジョシュアに伝えたが、ジョシュアは事実を認めようとしない。
ジョシュアは全ての人造トランスフォーマーを香港に移し、そこで再起を図ろうとした。
だがここで起動していないガルヴァトロンが暴走し、50体の人造トランスフォーマーを操りシードを手に入れるために反乱をおこす。
ジョシュアはガルヴァトロンの反乱の知らせを受けて、これまで手を組んでいた墓場の風との手を切りシードを持って香港を逃げ回った。
少し遅れて、宇宙船に乗ったケイドとオートボット達が香港に到着する。
ジョシュアとシードを船に乗せようとするが敵の攻撃を受けて船は破壊されてしまう。
バンブルビーとハウンドだけがその場に残され、ディセプティコンと戦うことに。
一方、シードを狙ってケイドとジョシュアの前にサヴォイが現れる。
シードをジョシュアに任せてケイドはサヴォイと対決することに。
ケイドはただの発明家とは思えない動きを見せ、見事にサヴォイを撃退する。
そのころ、宇宙船と一緒に飛ばされていたオプティマスはこのままでは戦力が足りないといい、ロックダウンにつかまっていた恐竜型のトランスフォーマーである“ダイナボット”を檻から解き放つ。
ダイナボットはオプティマスに協力しようとはしなかったが、オプティマスが実力でねじふせて自分を認めさせることに成功する。
こうしてダイナボットにのったオプティマス、クロスヘアーズ、ドリフトが合流しディセプティコンと対峙することに。
援軍の活躍によりオートボットはディセプティコンに勝利する。
オプティマス達は町からシードを離そうと移動を開始するが、そこへ引き返してきたロックダウンが現れる。
ロックダウンは宇宙船で無差別に金属を吸引しオプティマス達を捕まえようとするが、ギリギリのところでオプティマスが反撃し船は大破してしまう。
ロックダウンはオプティマスと決着をつけるべく地上におりたち、最後の戦いが始まる。
オプティマスの援護をしようとケイドも銃を持ってオプティマスの元へ駆けつける。
だがそこへ後には引けないアティンジャーがやってきてケイドを殺そうとする。
それを察知したオプティマスはケイドを助けるためアティンジャーを狙撃。
アティンジャーは倒せたものの、そのすきをつかれてロックダウンに剣をつき刺されてしまう。
ケイドはオプティマスを助けるために必死に抗戦した。
ケイドはテッサにシェーンと逃げるように指示していたが、その指示を無視してテッサはケイドを助けにやってくる。
テッサの機転によりオプティマスを助け出すことに成功し、ついにロックダウンを打ち倒した。
遠くで戦況を眺めていたガルヴァトロンは味方の戦力が敗れたことによりシードをあきらめ逃走した。
戦いが終わり、オプティマスはダイナボットたちに自由を与えるとオートボット達にはケイド達を守るように指示した。
そして自身は2度と地球に危険が及ばないようシードを持って、シードを作ったとされる創造主の元へと向かっていくのであった。
・・・という感じです。
正直最初の方はマーク・ウォールバーグのダメ親っぷりが存分に発揮される場面が延々と続くので、見るのがめんどくさかったですね。
後半になってからはなかなかいい感じに進んでいくんですけどね。
ただやっぱり今までのストーリーと比べるともの足りないものは感じますね。
まぁ4作も作れば1つはこんなのができてもしょうがないですよね。
以上がトランスフォーマー/ロストエイジの感想とレビューでした。