4つ星 アクション

映画X-MEN:アポカリプスのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「X-MEN:アポカリプス」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

X-MEN:アポカリプスの評価・・・4つ星

原 題: X-Men: Apocalypse
製作年: 2016年
製作国: アメリカ
出演者: ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス
    : オスカー・アイザック ニコラス・ホルト ローズ・バーン オリヴィア・マン
    : エヴァン・ピーターズ コディ・スミット=マクフィー ソフィー・ターナー
    : ルーカス・ティル
監 督: ブライアン・シンガー
製 作: ブライアン・シンガー ローレン・シュラー・ドナー サイモン・キンバーグ ハッチ・パーカー
脚 本: サイモン・キンバーグ

あらすじ

X-MENの誕生を描いた「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」に始まる新トリロジーの最終章となるSFアクション大作。長き封印から目覚めた最古にして最強のミュータント“アポカリプス”と若きX-MENの壮絶な戦いの行方を描く。監督は引き続きブライアン・シンガー。1983年、プロフェッサーXは“恵まれし子らの学園”で若きミュータントの教育に尽力し、マグニートーは身を隠して妻子とともに静かに暮らしていた。そんな中、かつてその強大なパワーで神と崇められた人類史上初のミュータント“アポカリプス”が長き眠りから目覚める。そして堕落した人類への怒りを募らせた彼は、世界の再構築を決意する。そんなアポカリプスの恐るべき野望を阻止すべく、若きX-MENのパワーを結集して立ち向かうプロフェッサーXだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

本作は『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN: フューチャー&パスト』に次ぐ3作目で全体としては8作目となっています。

デッドプールを含めると9作目になるようですが、個人的にあれは同じシリーズとは思っていないのでここでは別と考えますね。

作品を見ての率直な感想は普通に楽しめました。

前作までの流れを考えると時系列がいまいちわからなくなりそうですが、続けてみることで納得できるとは思いますよ。

矛盾がある部分は前作のフューチャー&パストで歴史が改変されたことによって変化が生じたためのようです。

出演者には前作までと同じくジェームズ・マカヴォイマイケル・ファスベンダージェニファー・ローレンスニコラス・ホルトエヴァン・ピーターズルーカス・ティルに加えて新たにスター・ウォーズ/フォースの覚醒などに出演しているオスカー・アイザック、マジック・マイクなどに出演しているオリヴィア・マン、モールスなどに出演しているコディ・スミット=マクフィー、ドラマゲーム・オブ・スローンズなどに出演しているソフィー・ターナーらが起用されていました。

ゲーム・オブ・スローンズのサンサ役であるソフィー・ターナーがジーン役で出ていましたね。

既存のキャラクターもキャストが若くなって登場していましたしなかなか見ごたえがありましたね。

X-MEN:アポカリプス予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

紀元前3600年、エジプトではすでにミュータントが誕生し国を支配していた。

支配者であるエン・サバ・ヌール(オスカー・アイザック)は魂の転移によりはるか昔から生きながらえており、のっとった体の能力を自分の物にしながら力を増大させていた。

エン・サバ・ヌールは永遠に生きることができる能力を秘めた肉体に魂を転移させるための儀式をピラミッドの内部で行っていた。

だが兵の反乱が勃発しピラミッドは崩壊。

エン・サバ・ヌールは従者の能力により死ぬことはなかったがピラミッドの中に生き埋めとなってしまう。

1983年、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)の計画を阻止したミスティーク(ジェニファー・ローレンス)は各地を俸禄しミュータントを助けていた。

ドイツに潜伏していたミスティークは地下で行われているミュータント同士を戦わせるファイトクラブへ潜入し、無理やり戦わされていたナイトクローラーことカート・ワグナー(コディ・スミット=マクフィー)を助け出していた。

一方、世界各地ではミュータントをあがめるカルト集団がいくつも発見されていた。

エジプトではエン・サバ・ヌールを神とあがめるカルト集団が見つかっており、CIA職員であるモイラ(ローズ・バーン)は現地の調査に訪れていた。

モイラは隠された地下施設を発見しどこで象形文字が描かれた金の物体を発見する。

その金の物体は太陽の光を浴びると突然発光し出し、それは地下で生き埋めになっているエン・サバ・ヌールが横たわる台座に届いてしまう。

これによりエン・サバ・ヌールは長い眠りから目覚めてしまう。

そのころ、学校でミュータントの授業を受けていたスコット(タイ・シェリダン)は突然目の違和感を覚える。

なにがどうなっているのかわからないスコットがトイレに駆け込むと目からビームのようなものが放出されてしまう。

家に帰ったスコットは兄であるアレックス(ルーカス・ティル)に連れられチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)が運営する恵まれし学園を訪れる。

この時スコットはジーン(ソフィー・ターナー)とひと悶着あり、ジーンがテレパスをつかれることを知る。

チャールズの元へ連れてこられたスコットはどんな力があるのか知りたいと言われ眼帯を外し能力を見せる。

それを見たチャールズは想像以上だと喜びをあらわにした。

その日の夜、ちょうどエジプトでエン・サバ・ヌールが目覚めた日、ジーンは夢で世界の崩壊を目の当たりにする。

ジーンはチャールズに夢などではなく現実に起こり得ることだと話したがチャールズは信じようとしなかった。

だがハンク(ニコラス・ホルト)にカイロの方で以上があったと聞かされたため、セレブロを使って現地の調べることに。

するとそこにモイラがいることが分かったため後は直接彼女に話を聞くことに。

一方、エリックは例の事件以来名前を変えてポーランドで自分の秘密を知っている妻と子供と共にひっそりと生活していた。

だがある時鉄工所で事故が発生し、エリックはやむなく力を使って人命を助けた。

エリックは自分の力のことがばれてしまったことを危惧し妻と娘を連れてポーランドから去ろうとするが追手の方が早く娘を人質に取られてしまう。

エリックは自分がおとなしく従うことで娘を解放してもらおうとしたが、娘は父親が連れて行かれるショックでミュータントとしての能力が目覚めてしまう。

この時のはずみで敵の弓矢がはなたれ妻と娘は殺されてしまう。

エリックは自分のしてきたことは間違いだったと悟り、その場の兵を皆殺しにし姿を消した。

ドイツにいるミスティークはカートを安全な場所へ連れていくために闇商人であるキャリバン(トーマス・レマルキス)の元を訪れ偽造パスポートの手配をしてもらうことに。

そこでポーランドにいるエリックが妻と娘を殺されたという話を聞かされる。

エリックのことを助けたいと思っているミスティークはカートのこともあるためチャールズを訪れることに。

そのころ、目覚めたエン・サバ・ヌールは街に出て現状を把握し、ミュータントであるストームことオロロ・マンロー(アレクサンドラ・シップ)と出会う。

エン・サバ・ヌールは人に見つからないようにひっそりと生きていたストームの力を解放し、その力を見込んで自らの従士にした。

エン・サバ・ヌールはその後闇商人キャリバンを訪れ戦士を探していると言いサイロック(オリヴィア・マン)を従士にし、彼女の勧めで地下闘技場でカートと戦っていたエンジェル(ベン・ハーディ)を訪ねる。

エンジェルはカートとの戦いで羽を負傷しており自由に飛べなくなっていた。

エン・サバ・ヌールは先の2人を同じようにエンジェルの力を解放させ、従来の鳥の持つような有機物の羽を、無機物の金属の羽に変えたのである。

セレブロでモイラをみたチャールズはハンクと共にCIAを訪れていた。

チャールズは皆の意識を操作しモイラのいる部屋に忍び込むとカイロで何を見たのかを聞いた。

モイラは以前チャールズたちを一緒に戦ったが、別れる済にチャールズはモイラの自身に関する記憶を消去していたのである。

チャールズはモイラからエン・サバ・ヌールという世界最古のミュータントの話を聞き、彼は目覚めると4人の従士を従えると教えられる。

その話を聞いたチャールズはジーンが夢で見たヴィジョンのことを思い出す。

エン・サバ・ヌールは4人目に家族を殺され絶望しているエリックを選び、彼をかつて両親と別れ別れにされたアウシュビッツに連れていった。

エン・サバ・ヌールはそこでエリックの力を解放させ自らの手でアウシュビッツを壊滅させたのである。

ところ変わって、クイックシルバーことピーター・マキシモフ(エヴァン・ピーターズ)は家でエリックのニュースを見ていた。

なんとピーターはエリックの息子であり、父親がどんな人間なのか知りたいと思っていたのである。

ピーターの手にはチャールズからもらった名刺が握られており、父親がどんな人間なのか知るために行動を開始する。

一方、恵まれし子らの学園ではハンクがスコットに専用の眼鏡を作ってあげていた。

スコットは目が見えることになったことに喜び、一人でいるジーンを見つける。

スコットは目が見えるようにあり、学園の子供たちが自分を見て逃げていっているように感じていたがジーンは自分を恐れていると話す。

またここでミスティークがカートを連れて学園にやってくる。

ミスティークはチャールズにエリックが家族を殺されて苦しんでいると話し、彼を助けたいと持ちかける。

チャールズはミスティークの願いを聞き入れセレブロでエリックを探すことに。

チャールズの気配を感じ取ったエリックは仲間たちと離れてチャールズと会話をすることに。

エリックはチャールズのいっていたように穏やかに暮らしていたが結局すべて奪われ自分のしてきたことは間違いだったとチャールズを突き放した。

するとここでエン・サバ・ヌールがチャールズの気配を察知し、なんとセレブロを扱っているチャールズを逆に乗っ取ってしまったのである。

エン・サバ・ヌールはチャールズの力を使い全世界の人間を操れるようになり、軍事基地の人間を乗っ取りすべての核兵器を宇宙空間に向けて発射したのである。

チャールズはエン・サバ・ヌールの支配からのがれるためにアレックス達にセレブロを破壊するように指示した。

なんとかエン・サバ・ヌールから切り離すことに成功したがチャールズは意識を失い、更にエン・サバ・ヌールが仲間を連れて目の前に現れたのである。

これによりチャールズは連れ去られてしまい、アレックスはエン・サバ・ヌールを止めるために攻撃を仕掛けるがそれが外れて地下にあった戦闘機に当たり大爆発を起こしてしまう。

この時ジーンやスコットやカートは車でショッピングに行っていたため学園の中にはいなかった。

だが幸運にもピーターが学園の近くまでやってきていたのである。

ピーターは爆発した学園から超高速で皆を助け出したのである。

しかし爆発の一番近くにいたアレックスは助からなかった。

ジーンたちも学園に帰ってきたのだが、そこへ全世界の人間を操った強大なパワーを察知したストライカー大佐率いる軍隊がやってきてしまい、ミスティーク、ピーター、ハンク、モイラたちは捕らえられてしまう。

ジーンとスコットとカートはジーンのテレパスのおかげで敵に見つかることはなかったが、さらわれた皆を助け出すためにカートの能力を使って飛行機に潜入した。

ストライカー大佐は全世界の核兵器を操ったのはチャールズだと考えており彼を差し出すよう求めたが、ミスティークたちは犯人は別にいると否定した。

だがストライカー大佐はそれを認めようとしない。

ジーンたちはテレパスを使い自分たちの姿を見えないようにして基地の内部を探しまわった。

一方、チャールズを捕らえたエン・サバ・ヌールはチャールズの力を使って全世界の人間へ宣戦布告したのである。

エン・サバ・ヌールの狙いは人類を滅亡させミュータントの世界を作り上げることだった。

チャールズはエン・サバ・ヌールの言葉を全世界に伝えながらジーンにだけは極秘のメッセージを送っていた。

チャールズは従っているふりをして最後の一文だけは自らの言葉に変え、力ある者はなきものを守れと伝えた。

エン・サバ・ヌールは世界を手に入れるためにチャールズには最も重要な役割を担ってもらうと言いピラミッドの中へ連れて行った。

テレパスでジーンはチャールズたちがカイロにいることを知り救出するために急いで仲間たちを探した。

ただこの時のテレパスで意識が乱れてしまい敵に見つかってしまう。

壁はカートでも移動できないように電子バリアが張られているため、まずは電力を落とすことに。

ジーンたちが電力室へやってくると敵に見つかりそうになったため急いで身を隠した。

ただその部屋には獣のような気配を漂わせた人が檻に入れられていたため、ジーンはその檻を開け放った。

その中につかまっていたのは手術を終えたウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)だったのである。

興奮したウルヴァリンは檻の外に出ると次々に警備を殺していく。

ジーンたちもそれに便乗して仲間たちが捕まっている場所へ向かった。

ウルヴァリンは脱出用のドアを見つけるとすぐに逃げようとしたがジーンが呼びとめる。

そしてジーンはウルヴァリンの脳を探り、失われた過去からローガンという名前でることを教えてあげウルヴァリンは姿を消した。

またこの混乱に乗じてストライカー大佐も基地を後にしていた。

ジーンたちは囚われているミスティークたちを助け出し、チャールズを助けるために急いでカイロへ向かった。

カイロではピラミッドの中でエン・サバ・ヌールがチャールズに魂を移し替えるための儀式を始めていた。

ジーンたちがカイロへやってくるとエン・サバ・ヌールの従士であるストーム、エンジェル、サイロックが行く手を阻んだ。

ジーンはカートを先行させチャールズの救出へ向かわせた。

エンジェルが立ちはだかるがカートの機転により振り切ることに成功する。

エン・サバ・ヌールの魂の転移はもうすぐというところまで迫っており、この影響によりチャールズの頭髪はすべて抜け落ちた。

そこへようやくカートが到着しギリギリのところで助け出すことに成功する。

ミスティークはピーターと共にエリックの説得を試み、エリックはかつてチャールズがいっていた言葉を思い出す。

エリックはピーターに何者なのかと尋ねるが、ピーターは自分が息子であることを明かさなかった。

チャールズを助けたジーンたちは急いで戦闘機で脱出しようとするがエンジェル達に阻まれてしまい飛行機は墜落してしまう。

カートの能力によりなんとか墜落する飛行機から脱出できたが、エン・サバ・ヌールがすぐそこまで迫っていた。

ミスティークとピーターがエン・サバ・ヌールの足止めを行おうとするが返り討ちにあってしまう。

エン・サバ・ヌールがチャールズに出て来いといい、チャールズはまだエン・サバ・ヌールとつながっていることを利用しテレパスでエン・サバ・ヌールの精神世界に入り込む。

またチャールズの言葉で目を覚ましたエリックはエン・サバ・ヌールに反旗を翻し攻撃を開始する。

精神世界でエン・サバ・ヌールを倒せると考えたチャールズだったがそこでも必ず逆に追い詰められてしまう。

チャールズはジーンにテレパスで手助けをしてくれと頼み、ジーンはその眠れる力を解放したのである。

このジーンに眠るフェニックスフォースにより形勢は逆転し、エリックやミスティークの姿を見てこちら側に寝返ったストームの力を合わせてついにエン・サバ・ヌールを倒したのである。

戦いが終わるとサイロックは姿を消し、目覚めたチャールズはモイラから奪った記憶を元に戻したのである。

その後、エリックとジーンは協力して学園を再建した。

チャールズはエリックに残ってほしいと思っていたがエリックは学園から去ってしまう。

チャールズ、レイヴン、ハンクは新たに脅威に備えるためにスコット、ジーン、オロロ、カート、ピーターらをX-menのチームに加えセンチネルで訓練を開始したのであった。

エンドロール後

スーツ姿の男たちがアルカリ湖の研究施設に入り込み、ウェポンX(ウルヴァリン)の血液サンプルを回収していた。

そのケースには「ESSEX社」のロゴがあった。

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ウルヴァリンがチョイ役で出演していた割には大きな仕事をしていきましたね。

歴史が変わっているため学園に来る前にローガンはジーンと出会うことになっているんですね。

ストームが実は敵だったという点についてはちょっと驚きました。

まあ結局はジーン最強説で終わりましたし、新作にはまたソフィー・ターナーが起用されるみたいなのでどんな物語になるのか非常に楽しみですね。

エンドロール後にウェポンXの研究資料が持って行かれていたため、それを使って何かしら作るということなのでしょう。

次回作はまだまだ先のようですが、取りあえずは同じシリーズの最新作であるLOGAN/ローガンを楽しみましょうかね。

以上がX-MEN:アポカリプスの感想とレビューでした。

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