ここでは実際に映画「WHO AM I?/フー・アム・アイ?」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
WHO AM I?/フー・アム・アイ?の評価・・・4つ星
原 題: 我是誰?
英 題: Who am I?
製作年: 1998年
製作国: 香港
出演者: ジャッキー・チェン 山本未來 ミシェル・フェレ
: ロン・スマーチャック エド・ネルソン ケイン・コスギ
監 督: ジャッキー・チェン ベニー・チャン
製 作: バービー・タン
脚 本: ジャッキー・チェン スーザン・チャン リー・レイノルズ
ある秘密特殊部隊が任務の終了後、組織の裏切りにより、移動中の飛行機ごと始末される。重傷を負い、記憶を失いながらも原住民に助けられ、“フーアムアイ”の名で部落に迎えられた工作員の一人(ジャッキー・チェン)は、自らの記憶を取り戻すため部落を離れ一人旅立つ。しかし、彼の生存を知った組織は、口封じのため刺客を送りこむ。J・チェン主演のアクション・アドベンチャー。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
TVでやっていたのを見つけたので、見てみました。
ジャッキーの映画はほんと外れが少なくて、見ごたえがあります。
ただ一つ残念だった点をあげるならTV版でカットシーンが目立ったことでした。
やっぱりジャッキーと言えばノーカットでしょう。
アクションシーンをカットとかマジあり得ませんね。
ノーカットを見ていたら評価も5つ星だったかもしれません。
出演者は言えずと知れたジャッキー・チェン、日本から山本未來さんとケイン・コスギさんなどが起用されていましたね。
他の俳優さんはあまり有名どころはいませんでしたね。
WHO AM I?/フー・アム・アイ?予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はCIAに所属するエージェントが記憶を失い、自分を知るために奔走するというもの。
CIA香港支局員ジャッキー(ジャッキー・チェン)は南アフリカで極秘作戦に参加していた。
その作戦の内容は南アフリカの博士3人を拉致し、移送中だった隕石を奪うというものだった。
指揮を取っていたのはモーガン局員(ロン・スメルチャク)で、任務が終わると彼は隊員たちにゆっくり休むよう伝えた。
だが数日後、ジャッキーが目覚めたのは南アフリカの部族民の家だった。
全身には大けがをしており、頭を強く打ったせいか自分のことに関する記憶が何もなかった。
部族長に名前を聞かれた際に「Who am I?」といったことから呼び名が「フーアムアイ」になる。
ジャッキーはしばらくの間部族民たちと共に暮らしていた。
その中でジャッキーのほかに8人の人間が飛行機墜落で死んでいることを知った。
ジャッキーたちエージェントはモーガン局員により口封じのために殺されたのである。
しかしジャッキーだけは運よく生き残ったのである。
ある日、ジャッキーは車が走っているのを目撃する。
運よく止まっている車を発見したジャッキーだったが、そこには毒蛇にかまれ重傷を負った男がいた。
近くでは妹のユキ(山本未來)が助けを求めていた。
ジャッキーは蛇にかまれた傷を手当てしてあげたが、ユキには部族民の姿をしたジャッキーがあやしい人物に見えた。
そのため最初はユキもジャッキーを怪しんでいたがすぐに誤解だとわかり、ジャッキーの施しを受けることに。
そしてけがをした兄に代わって車を運転し、そのまま彼らが出場していたレースをゴールしてしまう。
部族民が人を助け、更に車を運転してレースをゴールしたことは新聞に取り上げられるほど大きなニュースとなった。
このニュースはモーガン局員の目にも入ってしまい、ジャッキーが生きていることがばれてしまう。
口封じに失敗していることを知ったモーガン局員はすぐにジャッキーと接触を図ろうとする。
そのころ病院に来ていたジャッキーは検査に異常は見られず、記憶が戻るかどうかもわからないと言われた。
がっかりしたジャッキーだったが、そこへモーガン局員がやってくる。
モーガン局員はジャッキーが記憶喪失になっていることを知ると、ジャッキーに自信の電話につながるテレホンカードを渡すとすぐに出て行ってしまった。
情報を漏らしていないことに安心したモーガン局員は、部下にジャッキーの暗殺を命じる。
またこの病院ではジャーナリストを名乗るクリスティーン(ミシェル・フェレ)が取材をしたいと近づいてくるが、ジャッキーははっきりと断った。
次にジャッキーが向かったのは領事館のような場所だった。
だが数時間前に謎の停電が起こりコンピューターが使えなくなってしまっていたため、そこで足止めを食らうことに。
またジャッキーは警察から指名手配を受けていた。
そのため職員が警察に連絡してしまい、ジャッキーは逮捕されてしまう。
そこで刑事から見せられたものは6つもある自分のパスポートだったのである。
記憶がないジャッキーは刑事の質問に何も答えることはできなかった。
ジャッキーは警察の隙をついて手錠をかけられたまま逃げることに。
「WHO AM I?」アクションシーンその1
うまく逃げることができたジャッキーはそのまま自分のホテルへと戻って行った。
だがホテルではモーガン局員が送った刺客が待ち構えていた。
また先日会ったジャーナリストのクリスティーナも来ており、しつこい取材に対してジャッキーはタクシー代を払うなら取材に応じると返事をする。
意気揚々とタクシー代を払いに行ったクリスティーナだったが、そこでモーガン局員の部下にとらわれてしまう。
一方のジャッキーも部屋に帰るとすぐに刺客が襲ってくる。
なんとか逃げたジャッキーは車につながれていたクリスティーナと一緒に車で逃げることに。
この時偶然居合わせたユキも一緒に車に乗り込んでしまう。
モーガン局員の部下と警察も追いかけてきてしまい、ジャッキーたちは壮絶なカーチェイスを繰り広げることになる。
この時運転していたのはユキで、そこはさすがダートレースに参加していただけの腕前で、街中でパニックを起こしながらも追手を振り切ることができた。
ジャッキーにかけられていた手錠はなぜかただのジャーナリストと名乗るクリスティーナが手際よく外してくれた。
またジャッキーが発見された時に持っていたマッチの箱に書かれていた暗号も解き明かし、ロッテルダムのある会社の番号だということが分かった。
ジャッキーはクリスティーナとともにすぐにそこへ向かうことに。
ロッテルダムについた二人はまずその会社の向かいの喫茶店に入ることに。
ジャッキーはそこでモーガン局員にもらったカードで電話をかけることに。
電話を受けたモーガン局員はジャッキーがむかいの喫茶店にいることに驚きを隠せなかった。
つまりジャッキーが見つけた自分を追っている敵のアジトらしき建物にいたのは他ならぬモーガン局員だったのである。
モーガン局員はすぐに部下を向かわせた。
この時クリスティーナはジャッキーとモーガン局員の電話を盗聴していた。
それに気が付いたジャッキーはなぜそんなことをしたのかと問いただすが、クリスティーナは記事のためだと言い張った。
少し経つと、モーガン局員の部下がジャッキーを殺しにやってきた。
ジャッキーはコレをクリスティーナの策略だと勘違いして、そのまま逃げてしまう。
「WHO AM I?」アクションシーンその2
なんとか追ってから逃げきったジャッキーは再びモーガン局員に電話をした。
しかしこの時の会話からジャッキーはモーガン局員が怪しいのではと思うようになる。
誰も信用できないジャッキーは単独で、例の会社に潜入することに。
うまくもぐりこんだジャッキーが見たのは自分が任務で手に入れた隕石のデータをモーガン局員の上司が5億ドルで取引しようとしているところだった。
ジャッキーはお金の送金中、席をはずしたのを見計らってその取引を中止し、代わりに慈善団体に5億ドルを寄付する細工をした。
更に隕石のデータが入ったROMを持ち出し逃げたのである。
屋上までにげたジャッキーはモーガン局員の部下に囲まれしまう。
「WHO AM I?」アクションシーンその3
ジャッキーは下に落ちたカバンを取りに行くため斜めになった窓を滑り降りることに。
「WHO AM I?」アクションシーンその4
モーガン局員に先を越されたジャッキーだったが、そこへCIAの部下を大勢つれたクリスティーナが現れジャッキーの手助けをしてくれる。
クリスティーナの正体はジャーナリストではなくCIAエージェントだったのである。
クリスティーナの手際により見事モーガン局員を逮捕することに成功し、一連の事件は幕を閉じたのである。
「WHO AM I?」のNG集(1:40:10あたりあから)
・・・という感じです。
やっぱりジャッキー映画は面白いですね。
TV版だったのが残念でなりませんが、それでも十分みる価値のある作品だと思います。
以上がWHO AM I?/フー・アム・アイ?の感想とレビューでした。