ここでは実際に映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
マイティ・ソー バトルロイヤルの評価・・・4つ星
原 題: Thor: Ragnarok
製作年: 2017年
製作国: アメリカ
出演者: クリス・ヘムズワース トム・ヒドルストン ケイト・ブランシェット
: イドリス・エルバ ジェフ・ゴールドブラム テッサ・トンプソン カール・アーバン
: 浅野忠信 タイカ・ワイティティ ベネディクト・カンバーバッチ
監 督: タイカ・ワイティティ
製 作: ケヴィン・ファイギ
脚 本: エリック・ピアソン
マーベル軍団アベンジャーズの雷神、マイティ・ソーを主人公にしたアクション・シリーズの第3作。圧倒的なパワーを持つ死の女神ヘラの出現に、ソーがハルクやロキとともに立ち上がる。主演はクリス・ヘムズワース。(TUTAYAオンラインより引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作マーベルのマイティ・ソーの第3作目になります。
アベンジャーズシリーズでは通算で17作目です。
作品を見た率直な感想はこれまでのまじめな感じとは違ってコミカルに描かれていて笑える部分が多く自分は好きな感じになっていました。
これまでの作品で一番おもしろかったですね。
他のマーベル作品からはハルクとドクター・ストレンジが参戦しており、見ごたえもある作品でした。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にも繋がる大事な話なのでシリーズを見ている方は必ず見るようにしましょう。
出演者にはこれまで同様クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、マーク・ラファロ、アンソニー・ホプキンス、ベネディクト・カンバーバッチ、浅野忠信らが起用されており、新たにオーシャンズ8などに出演しているケイト・ブランシェット、ジュラシック・パークシリーズなどに出演しているジェフ・ゴールドブラム、クリードシリーズなどに出演しているテッサ・トンプソン、スタートレックシリーズなどに出演しているカール・アーバン、主演のクリス・ヘムズワースの兄であるルーク・ヘムズワース、ボーンシリーズなどに出演しているマット・デイモンらが起用されていました。
作中で劇のシーンがありそこにソー役の俳優が出ているのですが、みていてよく似ているな~と思ったら兄のルーク・ヘムズワースでした(笑)。
またこの時の劇のロキ役にはマット・デイモンが使われており、非常にもったいない使われ方でしたね。
マイティ・ソー バトルロイヤル予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
ウルトロンとの戦いから2年後、ソー(クリス・ヘムズワース)は全てを破壊するほどの比類なきエネルギーを秘めた6つの結晶石:インフィニティ・ストーンを探して宇宙を旅していた。
だが何の手がかりも得られず、アスガルドで聖戦ラグナロクを起こそうとしているスルト(クランシー・ブラウン)に捕まってしまう。
スルトは50万年前にオーディンに戦いを挑み敗れて追放されていたのだが、彼の王冠をアスガルドにある「永久なる炎」に入れることで力を取り戻しらぐなろくを引き起こせるのだとソーに語る。
ソーはここ最近するとの言う通りアスガルドが火の海になっている夢を何度も見ており、それを現実にさせないためにすると2戦いを挑み王冠を奪うことに成功する。
ソーはアスガルドのヘイムダル(イドリス・エルバ)に虹の道を使って移動させるように促すがなぜかつながらない。
この時門番のヘイムダルは王国を追放されており門番には新たにスカージ(カール・アーバン)という男が着任していた。
しばらくしてようやくスカージはソーからの連絡に気が付き、ソーはギリギリのところでアスガルドに戻ってくることに成功した。
ソーがヘイムダルのことを聞くと王に逆らったことで追放されたと聞かされる。
ソーが王宮の方へ行くと王であるオーディン(アンソニー・ホプキンス)が劇を見て楽しんでいた。
それを見たソーはオーディンに詰め寄りウォーハンマーを向ける。
実はそのオーディンはロキ(トム・ヒドルストン)が化けた姿であり、王国は彼に騙されていたのである。
ソーはスルトの王冠を王宮に保管するとロキと一緒にオーディンを連れ戻しに行った。
オーディンは地球の老人ホームに入れられていたのだがそこはすでにつぶれていた。
困ったソー達だったがここで突然ロキが姿を消す。
ソーが不思議に思っていると突然別の場所に瞬間移動し、目の前にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が。
ドクター・ストレンジは地球の脅威になる人物のことを監視しているといい、ロキもその一人だと説明した。
ソーは行方不明になったオーディンをアスガルドに連れ帰るために来たといい、それならとドクター・ストレンジはオーディンがノルウェーにいることを教えソーとロキを送り届けた。
オーディンは歳によりボケたような感じになっていたのだが、実はそうではなくオーディンは自分の死を悟っており最後の時を静かに過ごしていたのである。
ソーは故郷であるアスガルドに帰ろうというが、オーディンは民がいる場所こそがアスガルドなのだと話す。
更にオーディンは自分が死ぬことによってかつてアスガルドから追放した実の娘である死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)が戻ってくるのだという。
しかもヘラはアスガルドから力を得ており、その力はソーを凌駕するのだという。
オーディンはそれを言い残すと息を引き取り光となって消えた。
するとすぐに異次元への扉が開き、その中からヘラが姿を現す。
ヘラはアスガルドの女王になろうとしており、ソーとロキは協力してそれを阻止しようとするが、ソーの武器であるウォーハンマーは粉々に砕かれてしまった。
ソーとロキは虹の道を使ってアスガルドに戻る途中にヘラに追いつかれてしまい道からそれてしまい異次元に飛ばされてしまった。
あるがる度に到着したヘラは自分に逆らう人間を次々に殺していき力づくで王の座についた。
一方、道からそれたソーは謎の惑星に到着し、そこですぐに襲われてしまう。
ソーは囚われそうになるのだが、そこへ一人の女がやってきてソーを襲った連中を皆殺しにするとソーに電流装置を取り付け逆らえないようにし自らボスの元へ連れて行った。
その星サカールではバトルロイヤルが開催されており、ソーはその戦士として星を牛耳っているグランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)の元へ連れて行かれた。
ソーはそこで戦士としてチャンピオンと戦うように指示された。
ソーは勝ったら星から出ていくことを条件に戦士となる。
試合までの間にソーは同じく戦士であるコーグという戦士と仲良くなる。
またソーはロキがいたことに気が付き、サカールは他の星とは時間の流れが違うためロキが流れついたのは2カ月も前なのだという。
ロキはグランドマスターにうまく取り入っており、かなり立場がよくなっていた。
そしてついにソーはチャンピオンと相対する。
そのチャンピオンとはなんと行方不明になっていたハルクことバナー(マーク・ラファロ)だったのである。
ソーはかつての仲間だったバナーなら話が通じると思ったのだが、人格がハルクになっているバナーに話は通じず戦いになってしまう。
ソーは覚醒しかけるが、体につけられていた電流装置に電気を流され体が動かなくなりハルクに倒されてしまう。
目覚めたソーはハルクと同じ部屋に入れられており、アスガルドに危険が迫っているため一緒に戦ってほしいと頼むがことわれれてしまう。
そのころ、アスガルドではヘラが自分に逆らう人間を片っ端から殺していた。
だが追放されていたヘイムダルが虹の道を開くためのカギとなる剣を奪い取り、9つの宇宙をすべて支配するつもりだったヘラは移動することができなくなっていた。
ヘラは反逆者のあぶり出しに乗り出す。
ここでソーからヘイムダルに更新が入り、ソーはアスガルドで何が起こっているかを知る。
ソーは早くアスガルドに帰らなければならないと強く思い、ハルクからクインジェットでカサールに来たことを聞かされ脱出の手口をつかむ。
更にソーは自分をグランドマスターの元へ連れて行った女がもともとアスガルド出身でヴァルキリーというオーディン直属の部隊の人間であることを知る。
ソーはヴァルキリーに協力を申し出るが、かつてオーディンのためにヘラと戦ったが自分以外全員殺されたと聞かされ断られる。
それでもソーは一人でアスガルドに帰ろうとし、ジェットを動かそうとするが、ソーを帰らせたくないハルクがやってきてしまう。
ここでナターシャの映像が偶然流れハルクはバナーに戻ることができたのである。
だがハルクからバナーに戻ったのは実に2年ぶりであり、バナーは何が起こっているのか理解できずパニック状態になる。
ソーとハルクが行方不明になったことでグランドマスターはロキとヴァルキリーに二人を連れ戻すように指示を出す。
だがソーから思いを聞かされていたヴァルキリーは指示を無視し、更にロキを捕らえたのである。
ジェットで逃げることができなくなったソーとバナーが敵に見つからないように移動しているとそこへヴァルキリーがやってきて自分も協力してやると言ってくる。
更にロキを捕まえていることも知り、カサールから脱出するためにはジェット機が必要で、ロキは自分ならセキュリティを突破して飛行機を拝借できると話す。
ソーはロキと協力して敵を排除し脱出用のジェットを手に入れることに成功する。
ただしロキは案の定途中で裏切り、それを予期していたソーはロキに電流装置を取り付けており動きを奪うとその場に放置した。
だがソー達が脱出するためにコーグたちに騒ぎを起こさせており、コーグによって救われたロキは彼らのリーダーとなり同じく星から脱出していた。
敵に襲われながらもソー達はようやくアスガルドに帰ってくることができた。
この時ヘラはヘイムダルの居場所を突き止めておりすでに眼前に迫っていた。
ソーは自分がヘラをひきつけておく間に住民を逃がすようにヴァルキリーに指示を出した。
ソーが戻ってきたことを知ったヘラはソーの元へ行き今度こそ息の根を止めようとする。
ヴァルキリーは虹の道をつかってヘイムダルに住民を避難させようとしていたが、橋にはヘラの愛犬が待ち構えており邪魔をされてしまう。
ヴァルキリーは銃で応戦するが効き目が全くなく、状況を見かねたバナーは自分が倒すといってジェットから飛び降りるがハルクに変化することなく地面に落下してしまった。
愛犬はバナーを無視してヘイムダル達に襲いかかろうとするがここでようやくハルクが目覚め戦いが始まる。
一方、ソーを制圧したかに思われていたヘラだったがここで再びソーが覚醒し特大の雷が落ちる。
それでもヘラは平然としておりソー達との最後の戦いが始まった。
それでもヘラにはかなわず追い込まれたソーはロキにするとの王冠を永遠の炎に入れてラグナロクを引き起こすように指示を出した。
ロキはすぐに王宮へ行ったのだが、王冠の前にかつて自分が奪おうとしていたキューブに目が止める。
しばらくしてソー達はヘラに追い詰められていたが王宮から炎がたちのぼり巨大化したスルトが出現したのである。
まさにラグナロクの始まりであり、ソー達は滅びゆくアスガルドを横目に宇宙船に乗り避難していった。
ヘラはスルトに戦いを挑むが返り討ちにあってしまう。
消えゆくアスガルドを見ながらソーはヘイムダルからオーディンと同じ民こそがアスガルドだという言葉を投げかけられる。
ソーは民を地球へ避難させることにするのだった。
エンドロール後
地球へ向かうソー達の目の前に巨大なサノスの宇宙船が現れるのだった。
更にエンドロール後
暴動が起きたカサールではグランドマスターが反逆者たちに追い詰められるのだった。
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これまでのソーとはうって変わり笑える部分がたくさんありましたね。
アベンジャーズシリーズに近くなった感じで個人的には非常に良かったです。
ハルクとのやり取りがかなり見ごたえがありましたね。
今作にはクリスの兄のルークやマット・デイモンがチョイ役で出演しており、非常にもったいない使われ方でしたね。
他の新しいキャストが皆豪華でかなり見ごたえがありました。
カンバーバッチの出番ももう少し長ければよかったんですけどね。
ロキがキューブを見つめるシーンがあったのであれは伏線になっているんでしょうね。
あと個人的には「たすけて~」のシーンが一番おもしろいシーンでしたね。
最後にアベンジャーズシリーズの次の作品に当たるブラックパンサーの予告を載せておきますね。
ブラックパンサーの予告動画
以上がマイティ・ソー バトルロイヤルの感想とレビューでした。