4つ星 アクション

映画コードネーム U.N.C.L.E.のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「コードネーム U.N.C.L.E.」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

コードネーム U.N.C.L.E.の評価・・・4つ星

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原 題: THE MAN FROM U.N.C.L.E.
製作年: 2014年
製作国: イギリス
出演者: ヘンリー・カヴィル アーニー・ハマー アリシア・ヴィカンダー エリザベス・デビッキ
    : ジャレッド・ハリス ヒュー・グラント ルカ・カルヴァーニ シルヴェスター・グロート
    : クリスチャン・ベルケル ミシャ・クズネツォフ
監 督: ガイ・リッチー
製 作: ジョン・デイヴィス スティーブ・クラークホール ライオネル・ウィグラム ガイ・リッチー
脚 本: ガイ・リッチー ライオネル・ウィグラム

あらすじ

60年代のTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』をベースにしたスパイアクション。『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カヴィルと『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーというイメケン俳優が共演、『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督が東西冷戦期を舞台にスタイリッシュな演出満載で描く。CIAのナポレオン・ソロ(カヴィル)とKGBのイリヤ(ハマー)。敵同士でありながら図らずも手を組むことになった敏腕工作員二人組が、核兵器にまつわる陰謀を追って世界を駆ける!(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

スパイ物はわりと好きなので取りあえず見てみました。

率直な感想はまあまあ面白かったです。

評価的には3.6ッ星ぐらいの評価ですが、まあ四捨五入して4ということでw

派手なアクションというよりは頭脳やテクニックを使った鮮やかな手口で魅了する感じです。

性格が正反対の2人のコンビも見所です。

随所にちりばめられたユーモアあふれる場面もお見逃しなく。

出演者にはマン・オブ・スティールなどに出演しているヘンリー・カヴィル、ローン・レンジャーなどに出演しているアーニー・ハマー、エクス・マキナなどに出演しているアリシア・ヴィカンダー、華麗なるギャツビーなどに出演しているエリザベス・デビッキ、シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲームなどに出演しているジャレッド・ハリス、クラウド・アトラスなどに出演しているヒュー・グラント、イングロリアス・バスターズなどに出演しているシルヴェスター・グロートクリスチャン・ベルケルらが起用されていました。

わかる人にはわかる玄人向きの俳優が多数出演していましたね。

コードネーム U.N.C.L.E.予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容はドイツ東西冷戦の時代に凄腕エージェントが核兵器の拡散を阻止するというもの。

1960年代前半、ドイツはベルリンの壁によって2つに分けられ東西冷戦のまっただ中であった。

そんな中CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)が東ドイツの自動車整備工場で働くギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)を訪ねる。

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ソロはギャビーに彼女の父親を探していると話す。

彼女の父親であるウド(クリスチャン・ベルケル)はウラン濃縮に携わる研究者であり、彼の知識があれば核兵器を作ることもできるのだという。

そんなウドがある国際犯罪組織に捕まり核兵器を作らされているのだという。

ソロはギャビーの叔父であるルディ(シルヴェスター・グロート)が父親の居場所を知っているとして彼女の接触したのである。

ただソロの行動はKGBにばれており、ギャビーに接触したこともばれていた。

ソロはギャビーを連れてその場から離れるがすぐにKGBのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)が追いかけてくる。

クリヤキンはKGBに最年少で入ったほど優秀なスパイだったため、ソロも逃げるのにかなりてこずる。

だが西ドイツで待っていた仲間と協力することでようやくクリヤキンを撒くことに成功する。

ソロの任務はギャビーを西ドイツまで連れてくることだったが上司から有力な情報が出て車で任務は続行だと告げられる。

それだけでなくあるトイレで上司からミッションを聞きに訪れるとそこにはなぜかクリヤキンの姿があった。

当然2人は争いになるが、上司からCIAとKGBが手を組んだときかされる。

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更にソロにはクリヤキンを相棒としてミッションを達成してもらうといわれる。

ルディに近づくためギャビーとクリヤキンは夫婦の役を演じることに。

ルディはナチスを支持しているヴィンチグエラ夫妻が経営する造船会社で働いているため、ソロは実質的に会社を取り仕切っている妻のヴィクトリア・ヴィンチグエラ(エリザベス・デビッキ)に古美術商として近づくことに。

まずギャビーにはルディに結婚するという報告をさせて、狙い通りパーティーに招待されることに。

3人はルディのいるローマへ飛ぶことに。

クリヤキンは建築家という設定になっているため、まず2人は歴史的建造物を見て回ることに。

だがここで2人組の男たちに絡まれてしまう。

計画的に襲ってきていることから2人はヴィンチグエラからの刺客だと思われた。

撃退することは簡単だがそれをするとスパイであることがばれてしまうため、クリヤキンは時計や指輪をとられながらも耐えた。

クリヤキンは精神障害を患っており短気な部分があったのだがギャビーがうまくなだめたのだった。

ただクリヤキンがしていた時計は父親の形見だったため後味の悪い結果となってしまった。

翌日、ギャビーとクリヤキンはルディに会いに行くがクリヤキンは身分の違いからバカにされてしまう。

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ギャビーは父親の居場所を知らないかと尋ねるがわからないと言われてしまい、それ以上は怪しまれるため詮索できなかった。

一方、ソロはパーティーの招待状をパーティーに来ていた伯爵から盗みとるとちょっとした騒ぎを起こしヴィクトリアに近づいた。

作戦は成功しうまくヴィクトリアに取りいることに成功する。

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その日の夜、ホテルに戻ったソロはクリヤキンたちの部屋を訪れる。

クリヤキンは昼に取っておいた写真の現像をしており、ガンマ線が見える特殊なカメラで撮った写真からルディ達は濃縮ウランに手を出していることが確定的となる。

2人は別れた後、それぞれ証拠を探すためにヴィンチグエラの造船所へ忍びこもうとしているところはち合わせる。

結局二人は一緒に忍び込むことに。

だが造船所をいくら探しても証拠が出てこない。

するとそこへ一人の警備員がやってくる。

その警備員はクリヤキンがとられた父親の形見の時計と同じようなものをしていたため、クリヤキンは後をつけて警備員を立ったまま気絶させた。

結局時計は違うものだったのだが、その代わりにその場所に似つかわしくない防護服と謎のスイッチを見つける。

その謎のスイッチを押すと地下への通路が現れ、その先には堅牢な金庫が置いてあった。

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だが元盗人であるソロはその金庫の欠陥を知っており、あっさりと開けることに成功する。

クリヤキンは警報装置を警戒するがソロはこのタイプには付いていないと中へ入ろうとする。

だがクリヤキンの警告通り警報が鳴ってしまう。

金庫の中には謎の部品が残されているだけであり、すぐに警備員が駆けつけてくる。

クリヤキンによるとその部品はウランを濃縮するために使う遠心分離機の部品なのだという。

2人は敵を倒しながら一緒に逃げるがだんだん追い詰められる。

そこでクリヤキンは海から逃げることを思いつき、近くにあったボートを使って脱出しようとするが水門を閉められてしまう。

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またここで後ろに乗っていたソロがカーブの勢いで振り落とされてしまうのだが、一人岸に向かって泳ぎ逃走用の車を確保する。

ソロはその車に置いてあったサンドイッチを優雅に食べながらクリアキンが追いつめられる様子を見ていた。

そしてついにクリアキンのボートは撃墜されてしまい、どうするか悩んだ末にソロはクリヤキンを助けに行く。

一方、造船所が襲われたという知らせはすぐにヴィクトリアの元にも入った。

ヴィクトリアはすぐに昼間に合ったソロが怪しいと踏み電話をかけるが出ない。

ヴィクトリアは直接ソロの休んでいるはずのホテルを訪ねることに。

一方、ようやくホテルに戻ってこれたソロたちはヴィクトリアと鉢合わせないように素早く部屋に戻った。

そして電話に出なかったことプラス濡れていることを怪しまれないように風呂に入ったふりをしてヴィクトリアをやり過ごす。

自分が誤解していたと思ったヴィクトリアはその晩ホテルに泊まっていきソロとベッドを共にした。

少し時間をさかのぼり、一人部屋で待っていたギャビーにルディから電話がかかってくる。

ルディは話がしたいと持ちかけ時間の約束を取り付ける。

その後ギャビーは電話をかけエサにかかったと話していた(何のことかはこの後判明)。

ルディの元を訪れたギャビーは突然ここに父親がいることはわかっているときりだす。

ルディがなぜかと聞くと、自分の夫として来ている男がKGBでヴィクトリアに近づいている男はCIAの人間だからと全てばらしたのである。

遠くからギャビーを監視していたクリヤキンはすぐにその場から離脱した。

そのころ、ソロはヴィクトリアの元を訪ねていた。

ヴィクトリアは電話の最中だったのだが、この電話はルディがギャビーの話を聞いてかけたものだった。

ソロの正体を知ったヴィクトリアは酒の中に睡眠薬を混ぜており、それをソロに飲ませた。

ソロが眠りから目を覚ますと拷問用の椅子に縛り付けられ、目の前にはルディの姿が。

ルディは人間を拷問することが大好きな人間であり、ソロは電気ショックなどで苦しめられる。

だがしばらくするとソロに付けた発信機をたどってクリアキンがやってくる。

ソロはルディを拷問用のいすに座らせると電気ショックを与えいろいろな情報を聞き出した。

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だが途中で椅子が故障してしまい2人はルディをどうするか協議することに。

この話し合いの最中に電気ショックが復活してしまいルディには電気がながれ火災まで発生してしまう。

ルディをどうするかに悩んでいた2人はその様子を見て処分する手間が省けたと言わんばかりの態度だった。

ギャビーに取りつけた発信機により少し離れた孤島にいることが判明したためクリアキンは上司に連絡して飛行機を手配してもらうことに。

飛行機を手配してくれたのはイギリスの諜報部の人間でその飛行機に乗っていたのはソロがパーティーで招待状を盗んだ伯爵だった。

その男の正体はイギリス諜報部のアレキサンダー・ウェーバリー(ヒュー・グラント)でギャビーの上司なのだという。

ウェーバリーは部下が捕まったという話をすると、ソロはギャビーも自分たちと同じようにスパイであると悟る。

ホテルでギャビーが一人電話していた相手はウェーバリーだったのである。

ギャビーがスパイであったことにショックを受けるソロとクリアキンだったがすぐに冷静さを取り戻す。

2人はそれぞれの上司からウド博士を救出し、たとえ相棒を殺してでも博士が全てのデータを記録しているディスクを持ち帰れと指示する。

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そのころ島では核爆弾の仕上げが行われていた。

ギャビーは爆弾に細工をしようとするがヴィクトリアに全て見透かされてしまう。

爆弾が完成するとヴィクトリアは博士を殺して2枚あるディスクを持ち島を後にした。

ようやく島へ到着したソロとクリアキン達はすぐに島を捜索し、立ちはだかる敵を倒していった。

だが島にはすでに爆弾はなく、アレグザンダーはギャビーを人質に車で逃走していたのである。

ソロは車を拝借し、クリアキンはバイクに乗ってギャビーの後を追った。

2人は協力してアレグザンダーを追い詰めギャビーを奪い返すことに成功する。

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アレグザンダーはクリアキンがナイフで刺し殺したが、その後アレグザンダーが持っていたディスクはソロが手にすることになる。

車には爆弾が1つのっていたものの、それはウランを使った核爆弾ではなく、ヴィクトリアが別ルートで運んでいると思われた。

陸ではないのなら海で運んでいるのではという結論に至り、ソロはナチスが隠し財産を漁船で運んでいたことを思い出し、船の名前を探し当てた。

ウェーバリーはその船に無線で連絡を入れさせ、ソロがその無線でヴィクトリア夫人にしゃべりかけることであぶり出すことに成功する。

ヴィクトリア夫人は勝ち誇った態度ですでに取引を介していると話したが、こちら側はギャビーの提案で奪った爆弾を使ってヴィクトリアを海の藻屑にする計画を立てていた。

2つの爆弾は連動しており、誘導装置のようなものが付いていたため、それを使ってヴィクトリアの船を攻撃したのである。

作戦は成功し、ミサイルはヴィクトリアの船に直撃した。

その後任務は終了となるが、クリアキンは上司からソロがディスクを持っていると知らされる。

クリアキンはソロの元へ行き真相を確かめたが、確かにソロはディスクを持っていた。

ソロもクリアキンがディスクを奪いに来たことを悟り銃を用意するが、銃で撃つのではなく島を襲撃した際に敵から奪い返していたクリアキンの父親の形見の時計を返したのである。

その後2人は一緒にカフェに行き、奪っていたディスクは燃やして捨てたのであった。

そこへギャビーを連れたウェーバリーが現れ、チームは存続し次の任務はイスタンブールだと知らされる。

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更にウェーバリーは3人のコードネームをU.N.C.L.E.(United Network Command for Low and Enforcement)としたのであった。

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・・・という感じです。

2人のスパイがことあるごとに張り合っている時のありとりはなかなか面白かったですね。

まさか一緒に行動していた女性までスパイだったとは予想外でした。

最後上官からコードネームはU.N.C.L.E.だと言われて3人はマジかよみたいな空気になるのですがあれがなぜだったのかがよくわかりませんでした。

もしあのオチがわかる方がいれば教えていただけると嬉しいです。

ストーリー展開的にはいろいろな部分が伏線になっているので文章にはしづらかったですね。

アクションはあまりありませんが、なかなか面白い作品でしたよ。

以上がコードネーム U.N.C.L.E.の感想とレビューでした。

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