ここでは実際に映画「ポンペイ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ポンペイの評価・・・4つ星
原 題: POMPEII
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: キット・ハリントン キャリー・アン・モス エミリー・ブラウニング
: アドウェール・アキノエ=アグバエ ジェシカ・ルーカス
: ジャレッド・ハリス キーファー・サザーランド サッシャ・ロイズ
監 督: ポール・W・S・アンダーソン
製 作: ポール・W・S・アンダーソン マーティン・モスコウィック
脚 本: ジャネット・スコット・バチェラー
「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が、ヴェスヴィオ火山の大噴火によって一瞬にして火砕流に呑み込まれた古代都市ポンペイを舞台に、一人の男の愛と勇気の物語を描く歴史スペクタクル大作。主演はTV「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、共演にエミリー・ブラウニング、キーファー・サザーランド。西暦79年。ローマ帝国が誇る一大都市ポンペイ。かつてローマ人に一族を虐殺されたケルト人騎馬族の生き残り、マイロ。奴隷として売られた彼は、復讐を胸に秘め、無敵の剣闘士として成長する。そんなある日、街の有力者の娘カッシアと出会い、2人は身分の違いを超えて惹かれ合う。だがカッシアは、好きでもない相手コルヴスとの結婚を強いられる。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
予告がおもしろそうだったので見てみました。
率直な感想は、わりと面白かったというところです。
有名な俳優はあまり出ていませんでしたが、海外ドラマ好きな人ならわかる俳優が結構出ていました。
出演者はドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演しているキット・ハリントン、マトリックスシリーズなどに出演しているキャリー・アン・モス、エンジェルウォーズなどに出演しているエミリー・ブラウニング、マイティ・ソーシリーズなどに出演しているアドウェール・アキノエ=アグバエ、死霊のはらわたなどに出演しているジェシカ・ルーカス、シャドウハンターやシャーロック・ホームズ/シャドウゲームなどに出演しているジャレッド・ハリス、ドラマ24シリーズなどに出演しているキーファー・サザーランド、ドラマグリムシリーズなどに出演しているサッシャ・ロイズなどが起用されていました。
ドラマ好きにはかなりアツイ出演陣なのではないでしょうか。
ポンペイ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は実際にあったとされる古代都市ポンペイを題材に扱ったものになります。
紀元後62年、ケルト人騎馬族はローマ人の手によって虐殺されていた。
マイロ(キット・ハリントン)の村も同じようにローマ人にに襲われ村は壊滅し、自分だけが唯一の生き残りとなった。
だが小さな子供が一人で生きていけるはずもなく、すぐにつかまり奴隷にされてしまう。
17年後、マイロ復讐心だけを糧に剣闘士としてかなりの腕に成長していた。
小さな町の剣闘士として戦っていたマイロだったが、役人の目に付きポンペイへと連れて行かれることとなる。
ポンペイへ向かう途中、マイロはポンペイの有力者の娘であるカッシア(エミリー・ブラウニング)と出会う。
カッシアにとってマイロはどこかほかの男性とは違って見えた。
ポンペイについたマイロは早速争いごとに巻き込まれるが、ポンペイでもマイロにかなう剣闘士は数人しかいなかった。
マイロは剣闘士王者のアティカス(アドウェール・アキノエ=アグバエ)と同じ牢に入れられることとなる。
アティカスはあと1勝すれば自由の身になれるほどの強者だった。
だがアティカスの次の相手はマイロになってしまう。
剣闘士の訓練でマイロはアティカスにボロボロに負けてしまうが、この時からマイロとアティカスは信用しあえる友となっていく。
ある時、奴隷が集められ上流階級の慰み者として扱われていた時、偶然カッシアがマイロを目にする。
ちょうどこの時、カッシアの愛馬がひどく興奮し暴れまわって手のつけられない状態になってしまう。
初めて会った時、カッシアはマイロが馬を上手く扱っているのを目にしていた。
そこでカッシアはマイロに馬をなだめてくるようお願いする。
マイロは騎馬民族だけあり、馬の扱いにたけていた。
マイロは落ち着いた馬にまたがり、政略結婚などでポンペイに嫌気がさしていたカッシアに一緒に逃げるかと誘った。
マイロに好意を寄せていたカッシアはマイロとともにポンペイから逃げようとするが、あまりの身分の違いを思慮したマイロは途中で引き返してしまう。
マイロはカッシアを誘拐しようとしたとしてむちうちの計にされてしまう。
この時マイロをさばいたのはかつて一族を皆殺しにしたにっくき敵のコルヴス(キーファー・サザーランド)だった。
実はコルヴスはカッシアに求婚していたがことごとく断られていた。
しかしそれでもあきらめきれずにローマからポンペイまでカッシアを追いかけてきたのである。
カッシアがマイロに特別な感情を抱いていることを察知したコルヴスはどうにかしてマイロを殺そうとする。
コルヴスはマイロがアティカスと戦うようになっていたのを無理やり変更させ、試合とは名ばかりの処刑を行うことに。
鎖につながれ絶体絶命のピンチの陥ったマイロとアティカスだったが、二人の圧倒的実力の前に敵はどんどん倒れていく。
それを見たコルヴスは側近のブロクルス(サッシャ・ロイズ)にマイロの処刑を命じる。
ブロクルスはなかなかの腕前でマイロもやられそうになってしまう。
カッシアはその様子を心配そうに見ていたため、それを不快に思ったコルヴスはカッシアを屋敷に閉じ込めてしまう。
ブロクルスの前にいよいよダメかと思われたマイロだったが、ここでヴェスヴィオ火山の大噴火が起こってしまう。
噴火に伴う地震でコロッセオも崩壊し、飛んでくる噴石によりポンペイは壊滅状態になった。
コロッセオの崩壊により観客はもちろんのこと、カッシアの両親もがれきに埋もれ瀕死の状態になってしまう。
カッシアの両親は一緒に倒れていたコルヴスを殺そうとするが、傷の浅かったコルヴスはすぐに目を覚まし、逆に両親を殺してしまう。
カッシアの母親は死ぬ間際にマイロに娘を助けてくれとお願いする。
それを聞いたマイロはアティカスに脱出用の船の確保を頼むと、すぐにカッシアが閉じ込められていた屋敷へと助けに向かった。
なんとかギリギリのところでカッシアを助けたマイロはすぐに港へと向かった。
だが港にも噴石が及び、船は全て沈没してしまっていた。
逃げ惑う市民だったが、ほぼすべての市民が命を落としてしまう。
アティカスと合流したマイロは、馬を手に入れるために再びコロッセオへとむかった。
しかしそこにはすでにコルヴスらローマ兵がきており、両親の様子を見に行っていたカッシアはコルヴスに連れ去られてしまう。
マイロ達の足止めにブロクルスがのこされた。
アティカスはブロクルスは自分に任せろと言い、マイロにコルヴスとカッシアを追いかけるように言った。
アティカスは剣闘士王者の実力者だったが、ブロクルスもなかなかの腕前だった。
実力は拮抗していたが、わずかなすきをつかれアティカスはブロクルスにやられてしまう。
だがそこは腐っても剣闘士の王者、腹を貫かれながらもなんとか相打ちにまで持ち込んだ。
アティカスはそのまま、流れ込んできた火砕流にのまれて命を落としてしまう。
一方、逃げるコルヴスを追いかけるマイロ。
後ろからは火砕流が押し寄せていた。
カッシアの機転もあり、なんとかコルヴスに追いついたマイロ。
一騎打ちでにっくき一族の敵をその手で撃ちとることに成功する。
だが喜びもつかの間、火砕流はもう目に見えるところまで押し寄せていた。
カッシアと共に逃げるマイロ。
マイロは2人で馬に乗っては逃げきれないと判断し、自分は馬から降りてカッシアを逃がそうとする。
しかしカッシアは一人で逃げることを望まなかった。
絶望的な状況の中、二人は結ばれるが静かに火砕流にのみ込まれていくのであった。
・・・という感じです。
個人的には最後の終わり方はなんだか残念ではありましたね。
誰か一人は生き残ってほしかった・・・。
まあでも普通に楽しめたので良しとしますかね。
以上がポンペイの感想とレビューでした。