ここでは実際に映画「ミッション:インポッシブル2」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ミッション:インポッシブル2の評価・・・4つ星
原 題: Mission: Impossible 2
製作年: 2000年
製作国: アメリカ
出演者: トム・クルーズ ダグレイ・スコット タンディ・ニュートン ヴィング・レイムス
: リチャード・ロクスバーグ ジョン・ポルソン ブレンダン・グリーソン
: レイド・セルベッジア ウィリアム・メイポーザー ドミニク・パーセル
監 督: ジョン・ウー
製 作: トム・クルーズ ポーラ・ワグナー
脚 本: ロバート・タウン
トム・クルーズ主演による、人気シリーズ第2作。トム演じる主人公のイーサン・ハントが2丁拳銃を手に空を舞うなど、前作とは一味違ったジョン・ウー監督による独自のアクション・シーンが満載! 休暇中のイーサンのもとに、緊急指令が下った。それはテロ集団に奪われた致死細菌“キメラ”の奪回。早速新チームが編成されるが、そこには見知らぬ女盗賊・ナイアの名があった。不審に思いながら、イーサンは彼女に接近を図る。(TUTAYAオンラインより引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作ミッション:インポッシブルの第2作目になります。
新作が公開されるのに合わせてTVで放送していたので久しぶりに見てみました。
最近のシリーズとは違った感じのトム・クルーズのアクションが楽しめましたね。
特に格闘シーンがふんだんに盛り込まれており、前作から監督が変わった影響が大きく出ていましたね。
恋愛要素も含まれていましたが、個人的にはあれはミッション:インポッシブルには不要でしたね。
最近の作品はカーチェイスやバイクでの疾走がよく見られますが、この作品に影響を受けているのかもしれませんね。
個人的は3.5星ぐらいの評価ですが四捨五入して4つ星にしています。
出演者には前作から引き続いてトム・クルーズとヴィング・レイムス、そして新たに96時間/レクイエムなどに出演しているダグレイ・スコット、リディックなどに出演しているタンディ・ニュートン、ディア・マイ・ファーザーなどの監督をしているリチャード・ロクスバーグ、プールなどに出演しているジョン・ポルソンらが起用されていました。
関係ありませんが、この作品に出演している俳優は後々監督になっている人がたくさんいますね。
ミッション:インポッシブル2予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
休暇でロッククライミングを楽しんでいるイーサン・ハント(トム・クルーズ)のもとに指令が届く。
その内容はキメラという新型のウイルスが盗まれたため取り戻せというものだった。
指令には2人の仲間と凄腕の盗人であるナイア(タンディ・ニュートン)という女性と協力しろとはいっていた。
素人を仲間に入れることに疑問を抱きながらもイーサンは指令通りに彼女に会いに行った。
彼女はスペインのセビリアというところで仕事をしようとしており、イーサンがそこで彼女を発見する。
ナイアはパーティーが開かれている大きな屋敷から50万ポンドもするネックレスを奪おうとしていたのだが、そこにイーサンが接触した。
イーサンは彼女の腕を見るためにあえて最後まで盗みを行わせると自ら警報を鳴らして彼女の邪魔をした。
しかもイーサンはその屋敷の警護主任となっており、警報のテストのためだといってその場を切り抜けた。
仕事を邪魔されたことに起こったナイアはその場を後にするがイーサンは彼女を追いかけ話しをしたいと持ちかけるが相手にされない。
激しいカーチェイスの末2人はがけから転落しそうになるがなんとかことなきを得る。
この騒動によりイーサンとナイアは恋仲となってしまい、イーサンはスパイとしてのルールを破っていると笑いながら話した。
ナイアを仲間に引き入れたイーサンは指令を聞くためにスワンベック(アンソニー・ホプキンス)のもとを訪れる。
そこでイーサンはバイオサイト製薬会社の研究員であるネコルヴィッチ博士(ラデ・シェルベッジア)のメッセージを見せられた。
そこには20時間以内にシドニーからアトランタへいきたいという博士と、イーサンの護衛だけが信じられるというメッセージが入っていた。
依頼を受けたIMFは休暇で見つからないイーサンの替え玉としてIMFメンバーのショーン・アンブローズ(ダグレイ・スコット)を任務に送ったのだが、ショーンが裏切ったことによって飛行機は墜落して博士は死んでしまった。
博士はキメラという新種のウイルスとその治療薬であるベレロフォンの開発を行っており、それを輸送しようとしていて殺害されたのである。
更にイーサンはショーンの元恋人がナイアであることを聞かされそのために彼女を引き入れたことを知らされる。
スワンベックはショーンの狙いを探るために彼女をショーンのもとに送り込み内情を探らせようとしていたのである。
イーサンは激しく反対したが上からの命令を覆すことはできなかった。
宿に戻ったイーサンはナイアに事情を説明し、自分も計画のことは知らされておらず本当は不本意であると話した。
ナイアはイーサンのためかつての恋人の元へ戻ることを決意する。
ナイアの体には追跡不可能なチップが埋め込まれ、世界中の警察に逮捕されたという情報が流された。
ショーンは飛行機を墜落させたことで警察の動向を逐一監視しており、そこでナイアの情報をキャッチする。
ショーンはイーサンたちの狙い通り身元引受人となり潜入させることに成功した。
ショーンの部下であるヒュー(リチャード・ロクスバーグ)はタイミングがよすぎると彼女を疑っていたが、ショーンはそれならそれでいいと彼女を利用するつもりだった。
後日、ショーンはあるディスクを持って競馬場へと足を運んだ。
どうやらそこで手に入れた何かを使って商談を行うようだ。
イーサンは仲間のルーサー(ヴィング・レイムス)とビリー(ジョン・ポルソン)と協力して彼女の監視を行い、ショーンの商談相手のことを調べた。
すると相手はバイオサイト製薬の社長、つまり殺されたネコルヴィッチ博士の上司であるジョン・C・マックロイ(ブレンダン・グリーソン)だったのである。
イーサンはショーンがジョンに見せたディスクの中身を確認するためナイアにそれを盗ませてすぐに映像を確認した。
これによりショーンはネコルヴィッチ博士から治療薬であるベレロフォンを奪っていることがわかり、それをキメラウイルスを持っているジョンに売りつけようとしていることが判明する。
イーサンはもう十分だといってナイアをショーンから引き離そうとするが、ナイアがディスクを彼の懐に収める際に奪っていたことがばれてしまう。
その夜、イーサンは商談相手であるジョンに接触し薬をかがせて意識をもうろうとさせるとネコルヴィッチ博士に変装して話を聞き出そうとした。
これによりジョンはキメラウイルスの人体実験を行うために研究員を一人犠牲にしており、発症までに20時間しかないことが判明する。
そしてキメラとベレロフォンを使って金もうけをしようとしていることもわかる。
真相を知ったイーサンは何事もなかったかのようにジョンを解放した。
一方、ナイアが裏切っていることに気がついたショーンはイーサンに変装しナイアに接触。
ナイアの気持ちがイーサンにあることがわかり、最初からそのためにもぐりこんでいたことがばれてしまう。
イーサンはショーンがベレロフォンしか持っておらず、キメラウイルスがなくなれば彼のもくろみも防げると考える。
そこでバイオサイト製薬に侵入し現存するキメラウイルスを破棄しようと考えた。
バイオサイト製薬は厳重なセキュリティがしかれており、潜入するには屋上のダクトから40秒の間に侵入する必要があった。
イーサンは警備が交代する時間を見計らってダクトから侵入し見事潜入することに成功する。
一方で、ショーンはナイアが裏切りイーサンが次に何をしようとしているのかをわかっていた。
ショーンはイーサンの狙いを阻止するためにバイオサイト製薬に兵を向かわせ自らも向かった。
潜入したイーサンはキメラウイルスを発見しすぐに廃棄を行った。
あと残っているのは注射器に入れられた3本だけであり、それも順番に破壊した。
だがここで博士が残していたメッセージを思い出し、20時間以内に異動する必要があるという言葉が頭をよぎる。
その20時間というのはキメラウイルスが発症するまでの時間であり、博士はウイルスと治療薬を両方持ち出すために自らの体にウイルスを注入していたのだった。
イーサンが躊躇している間にショーンがやってきてしまい激しい銃撃戦となってしまう。
最後の一本は破壊することができず両者の間を転々とする。
ショーンはウイルスを確実に手に入れるために連れてきていたナイアを利用し、ウイルスを持ってこさせようとする。
イーサンはショーンにウイルスを渡せば殺されるだけだといいナイアを止めようとするが、なんとナイアはウイルスを自らに注入してしまったのである。
治療薬を持っているのはショーンだけ。
イーサンはタイマーを20時間にセットし、殺してくれと頼むナイアにまだ時間はあるといい必ず治療薬を手に入れて見せるといってその場から離脱した。
その後イーサンはショーンとジョンの商談が行われる場所を突き止め潜入した。
ショーンは3700万ポンドでベレロフォンをジョンに売りつけようとしており、その金を使ってバイオサイト製薬の株を買おうとしていた。
そしてショーンはウイルスをばらまいた後で株価が高騰し、バイオサイト製薬を乗っ取るつもりでいたのである。
当然反対するジョンだったが選択肢は残されていなかった。
一方潜入したイーサンは静かに一人ずつ敵を消していく。
イーサンの気配に気がついたショーンは部下のヒューに殺してくるように命じ、イーサンとヒューの一騎打ちが始まる。
イーサンは手りゅう弾を使って撃退しようとするが、ショーンの前にボロボロになったイーサンが連れてこられたのである。
イーサンはしゃべることができず、ヒューはあごの骨を砕いたためしゃべれないと話す。
ショーンは散々邪魔をしてくれたイーサンをいたぶり殺したのだが、指にけがを見てヒューがイーサンのマスクをかぶせられていたことに気が付く。
本物のイーサンはヒューに変装しベレロフォンを手に入れると足早に撤退していた。
イーサンはルーサーらと合流しようとするが追手の攻撃が激しく合流できない。
イーサンは先にナイアを見つけてくるように指示を出し、自らはショーンと最後の戦いに臨んだ。
巧みなバイクさばきによりショーンの部下を次々に撃破していき、敵はついにショーンただ一人に。
イーサンはナイアを苦しめたショーンに直接鉄槌をくだすべく戦いを挑む。
激しい格闘戦の末イーサンはショーンを倒すことができた。
そこへルーサーたちがナイアを連れて戻ってきたのだが、ショーンはまだ死んでおらずイーサンに銃を向ける。
イーサンはルーサーにベレロフォンを預けると足元にあった銃をけり上げて回転ジャンプをしながらショーンを撃ち、これで本当に決着がついた。
その後イーサンは再び休暇を取りナイアと楽しむのだった。
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ルーサーはちょいちょい活躍しましたがビリーの影は薄かったですね。
アンソニー・ホプキンスとか前作同様ちょいちょい大物を挟んできていますよね。
今作はファイトシーンが多く盛り込まれていましたが、トム・クルーズのファイトはなんだかいまいちだと思う今日この頃ですね。
そういうアクションよりはやっぱりトム・クルーズには自然やセキュリティを相手にしたアクションをしてもらいたいですよね。
まあだからこの作品は評価が2分しているだと思いますが。
長く続いているので中にはこういった作品があっても仕方ないですね。
最後に続編のミッション:インポッシブル3の予告を載せておきますね。
ミッション:インポッシブル3の予告動画
以上がミッション:インポッシブル2の感想とレビューでした。