ここでは実際に映画「ホビット/竜に奪われた王国」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ホビット/竜に奪われた王国の評価・・・4つ星
原 題: THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: マーティン・フリーマン イアン・マッケラン リチャード・アーミティッジ
: ケン・ストット グレアム・マクタビッシュ ベネディクト・カンバーバッチ
: オーランド・ブルーム エヴァンジェリン・リリー ルーク・エヴァンズ
監 督: ピーター・ジャクソン
製 作: ピーター・ジャクソン フラン・ウォルシュ トビー・エメリッヒ
脚 本: ギレルモ・デル・トロ ピーター・ジャクソン
: フィリッパ・ボウエン フラン・ウォルシュ
原 作: J・R・R・トールキン
J・R・R・トールキンの『指輪物語』を映画化した傑作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の監督ピーター・ジャクソンが、その60年前の中つ国を舞台として描かれた『ホビットの冒険』を再び3部作として映画化するファンタジー超大作の第2弾。邪悪なドラゴン、スマウグに王国エレボールを奪われたドワーフの王子トーリンはスマウグを退治し、王国を奪い返そうと13人の仲間と、灰色の魔術師ガンダルフ、そしてホビットのビルボ・バギンズらとエレボールを目指して旅を続けている。道中、邪悪なオーク達の追撃をかわしつつ冒険を続けるトーリン、ビルボ達。やがてガンダルフは「もう一つの危惧」を確かめるため闇の森の前で旅の仲間達と別れ、邪悪なネクロマンサーの噂を確かめるためドゥグルドゥアに向かう。ガンダルフはそこで、恐ろしい魔人の復活を目の当たりにする。(TSUTAYA online + Wikipediaより引用)
感想/レビュー
超人気ヒットファンタジーであるホビットの2作目になります。
1作目が面白かったので非常に期待していた作品です。
率直な感想は普通に面白かったです。
これぞファンタジーって感じですね。
普段ファンタジー映画はあまり見ない方なのですが、ロード・オブ・ザーリングやホビットといった指輪物語シリーズはかなり好きな方です。
非常に長いので見る時間を確保するのが難点ではありますが、できれば1作目と合わせて見れるとより面白いと思います。
出演している俳優も非常に豪華ですしね。
出演者には前作同様マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、リチャード・アーミティッジなどに加えて新たにロード・オブ・ザ・リングシリーズにも出演したオーランド・ブルーム、リアル・スティールなどに出演しているエヴァンジェリン・リリー、ワイルド・スピード Euro MissionやドラキュラZEROなどに出演しているルーク・エヴァンズ、顔はでなかったけどスマウグのもとの動きとしてベネディクト・カンバーバッチなどが起用されていました。
正直この出演陣はやばいですね。
マーティン・フリーマンとベネディクト・カンバーバッチのコンビはドラマシャーロック以来ですね。
顔が出なかったのが残念でなりません。
ホビット/竜に奪われた王国予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
スマウグに奪われたかつてのドワーフの王国エレボール。
エレボールを取り戻すために13人のドワーフと灰色のガンダルフ(イアン・マッケラン)、そしてホビットのビルボ(マーティン・フリーマン)は長い道のりを旅していた。
その旅の途中、オークに見つかり追われてしまう。
更にオークのほかに大きなクマのような獣も獲物を探していた。
ガンダルフは近くにあるあるものが住んでいる家に避難するよう指示する。
クマのような獣がすごい勢いで追いかけてくるものの、ギリギリのところで家に逃げ延びることができた。
家の主はおらず、ガンダルフの話では先ほど追いかけてきた大きなクマがのような獣が主であるとのことだった。
家主は獣と人の姿を変えることができ、人の時はいくらか話が通じる相手なんだとか。
一晩その家で休んだ一行だったが、次の日人の姿になった主のビヨルン(ミカエル・パーシュブラント)が帰ってくる。
ビヨルンはドワーフ嫌いということだったが、オークはそれ以上に嫌いらしく力を貸してくれた。
一行はエレボールを目指すため闇の森と呼ばれる呪われた道を行くことに。
しかしここでガンダルフが不吉なマークを発見する。
ガンダルフは真相を確かめるため、高台で落ち合おうと言い残し一人別行動を取ってしまう。
また闇の森を抜けるためにはエルフが作ったエルフの道を行かなければいけないと忠告されていたため、一行はエルフの道を突き進んでいった。
だが案の定、途中で道に迷ってしまう。
更に一行は巨大なクモにとらわれてしまう。
しかしここでビルボがうまく機転を利かしてクモの気をそらし皆を救出することに成功する。
救出できたのはいいものの、逃げきれずにクモに囲まれてしまう。
絶体絶命に思われたが、ここで森に住むエルフたちがやってきてクモを退治してくれる。
ただエルフはドワーフを嫌っているため助けてくれたわけではなかった。
トーリン(リチャード・アーミティッジ)たち13人のドワーフは全員つかまってしまう。
しかしこの時ビルボだけは指輪をはめることで姿を消し、捕まることなくエルフの住む城に忍び込むことに成功するのであった。
エルフの王であるスランドゥイル(リー・ペイス)はエルフの宝をエレボールから持ち帰るなら解放してやると取引を持ちかけるが、かつてエルフはドワーフの助けを無視した経緯があるため、トーリンは取引に断固応じなかった。
トーリンたちは皆牢屋に入れられてしまう。
そんな中、守備隊長タウリエルはドワーフの一人キーリ(エイダン・ターナー)と意気投合しお互いを意識するようになるが、タウリエルのことが好きな王子のレゴラス(オーランド・ブルーム)はそのことを面白く思っていなかった。
そのころ、城に忍び込んでいたビルボは看守が酒を飲んで眠った隙に鍵を盗み出し皆を牢屋から解放した。
そしてビルボは置いてあった空の酒樽に皆を入れると川に放り込んでしまう。
トーリンたちは樽に入り川の流れに乗ることでエルフの城から脱出できたのである。
しかしここでトーリンたちをおっていたオークがやってきて圧倒的に不利な状況で戦いになってしまう。
ただ領地に侵入されたエルフが黙っているはずもなく、エルフとオークの激しい戦いが繰り広げられることに。
樽で流されながらもドワーフたちもなんとかオークの攻撃をしのいでいた。
樽で流される途中、エルフは水門を閉めてしまいトーリンたちは一時その場で足止めを食らってしまう。
そんな状況の中、キーリが樽から乗り出しオークを蹴散らし水門を開けることに成功する。
しかしキーリはオークの毒の矢をくらってしまい、重傷となってしまう。
なんとかオークの追撃を切り抜けた一行は湖の町・エスガロスの住民であるバルト(ルーク・エヴァンズ)にであい、彼に街まで運んでもらうことに。
エスガロスでは住民以外が入るのを禁じているためトーリンたちは密入することになる。
バルトの家にかくまってもらった一行は町の中に巨大な弓矢があるのを発見する。
それはかつてスマウグが現れた際にバルトの父親が使ってスマウグを撃退しようとしたものの、失敗に終わってしまった弓矢であった。
伝説では弓矢は当たってうろこを一枚はがしたと言われているが、ドワーフたちはそんなものはただの伝説であると一笑した。
武器がなかったトーリンたちは町の武器に侵入し武器を頂くことに。
しかしこの途中でキーリの傷が悪化し、警備に見つかってしまう。
トーリンたちの処分は領主に一任されることになるのだが、トーリンは領主にエレボールにある宝を分配するという話を持ちかけ領主を説得した。
この時バルトは一人だけトーリンの言うことに反対するのだった。
なぜなら町に伝わる予言でドワーフの王が現れ、町は火の海に沈むと言われていたからである。
しかし金に目がくらんだ領主はトーリンの申し出を聞き入れ、武器などを与えるのであった。
エレボールに向かう船ももらい、いよいよエレボールに向けて帆を進めるトーリンたち。
しかし傷の悪化が激しいキーリはやむなく町においていくことに。
コレによってキーリの兄であるフィーリに加えて2人も町に残ることになる。
そのころ、一人別行動をとったガンダルフは茶のラダガスト(シルヴェスター・マッコイ)という魔法使いと会っていた。
そしてかつての敵が復活しつつあることを警告する。
ラダガストに伝言を頼んだガンダルフは一人敵の本拠地であるドゥグルドゥアに乗り込んでいった。
そこは魔法で巧妙に隠されていたが、ガンダルフの魔法により真の姿があらわになる。
あまりの敵の数の多さに逃げようとするガンダルフだったが、復活しかけている死人使い(サウロン)にはばまれ囚われの身になってしまう。
一方、ガンダルフが落ち合おうと言っていた高台に到着した一行はガンダルフを待たずエレボールを目指すことに。
エルフに解読してもらった地図を元に隠された扉を目指す一行。
地図の中には「最後の光が鍵穴に差し込む」とあり、日没まで鍵穴を探し続けたがそんなものはどこにも見つからなかった。
ドワーフたちがみなあきらめる中、ビルボだけはあきらめなかった。
そして最後の光とは日の光ではなく月の明かりであることに気が付き、見事鍵穴を発見する。
ビルボは急いでドワーフを呼び戻しすぐに鍵穴に鍵を差し込んだ。
エレボールに戻った目的はアーケン石を取り戻すことであった。
トーリンはスマウグに見つかることなく石を発見できる可能性のある忍びの達人?であるビルボに石を取ってくるよう命じる。
ビルボは一人で中に入っていき部屋いっぱいにある金銀財宝を目の当たりにする。
その中からアーケン石を探さなければいけなかったのだが、石が見つかる前にスマウグが目を覚ましてしまう。
必死に逃げる中、ついにビルボはアーケン石を発見する。
また伝説の中で言われていた矢が当たりうろこを一枚はがしたという話は本当だったことも確認することができた。
スマウグが目覚めたことで外で待っていたトーリンたちも中に入ってくるが、圧倒的な力を持つスマウグの前にただただ逃げるだけだった。
しかし唯一の望みである通路がふさがれていたことから、トーリンたちはスマウグと戦うことを決意する。
トーリンには作戦があった。
それはスマウグの火を利用して溶鉱炉に火をつけ鉄を溶かし、その鉄をスマウグに浴びせるというものだった。
一方、町の残って治療をしていたキーリだったが薬が無くかなり悪い状態になっていた。
更にその状況の中、再びオークが襲撃してきたのである。
絶対絶命と思われたが、エルフの森よりオークを追いかけてきていたレゴラスとタウリエルがその窮地を救ってくれる。
レゴラスは逃げるオークを追いかけていくが、タウリエルは苦しむキーリを放ってはおけず、エルフの秘術をドワーフに施してしまう。
オークを追いかけたレゴラスは部隊長に逃げられ、自身も傷を追っていたもののそのままオークを追いかけていくことに。
そのころ、トーリンたちも作戦を実行に移していた。
上手くスマウグをおびき寄せ溶鉱炉に火を入れるとその熱で鉄を溶かし始めた。
なんとかスマウグの火を変わりながらついに大量の溶かした鉄をスマウグに浴びせることに成功する。
誰もが勝利を確信したその時、なんとスマウグは溶けた鉄の海から何事もなかったかのように這い出てくるのであった。
更にスマウグはドワーフたちが湖の町エスガロスの住民と手を組んでいるのだと勘ぐり、町を滅ぼしに行ってしまう。
非常に気になりますが、2作目はここで終了です。
うーん、かなり気になります。
早く続きがみたいですね。
文句なしに面白かったので3作目にも期待が膨らみます。
以上がホビット/竜に奪われた王国の感想とレビューでした。
最後に次回作であるホビット/決戦の行方の予告動画を掲載しておきます。