4つ星 サスペンス

映画完全なる報復のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「完全なる報復」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

完全なる報復の評価・・・4つ星

Citizen01

原 題: LAW ABIDING CITIZEN
製作年: 2009年
製作国: アメリカ
出演者: ジェラルド・バトラー ジェイミー・フォックス ヴィオラ・デイヴィス
    : レスリー・ビブ コルム・ミーニー ブルース・マッギル マイケル・アービー
    : レジーナ・ホール グレゴリー・イッツェン エメラルド・エンジェル・ヤング
監 督: F・ゲイリー・グレイ
製 作: ルーカス・フォスター ジェラルド・バトラー アラン・シーゲル
    : マーク・ギル カート・ウィマー ロバート・カッツ
脚 本: カート・ウィマー

あらすじ

愛する家族を奪われた主人公が、司法取引によって犯人が極刑を免れたことへの怒りを、犯人ばかりか司法関係者、さらには司法制度そのものへと向け、周到かつ壮絶な復讐劇を展開する戦慄のクライム・サスペンス。主演はジェラルド・バトラー、共演にジェイミー・フォックス。監督は「交渉人」のF・ゲイリー・グレイ。ある日突然、2人組の暴漢によって愛する妻子を目の前で惨殺され悲しみに暮れるクライド。しかし、主犯格の男は担当検事ニックが独断で行った司法取引によってわずか数年の禁固刑に。それから10年後、共犯の男の死刑が執行されるその日、復讐の鬼と化したクライドの恐るべき計画が幕を開ける。 (TSUTAYA online より引用)

 

感想/レビュー

最近ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックスが出演している映画を見ることが増えてきたので、2人が共演している本作に非常に興味がひかれたため見てみました。

感想としてはエグくて面白かったです。

人によってはちょっとという人もいると思いますが、私的には好きな作品でした。

なかなか種明かしされないので、最後まで楽しめました。

アクション映画とは一味違った面白味がありましたね。

出演者にはエンド・オブ・ホワイトハウスや300などに出演しているジェラルド・バトラー、ジャンゴ/繋がれざる者やホワイトハウス・ダウンなどに出演しているジェイミー・フォックス、ものすごくうるさくて、ありえないほど近いなどに出演しているヴィオラ・デイヴィス、アイアンマンシリーズにも出演しているレスリー・ビブ、レイヤー・ケーキなどに出演しているコルム・ミーニー、リンカーンやコラテラルにも出演しているブルース・マッギル、ワイルド・スピード MEGA MAXなどに出演しているマイケル・アービー、最終絶叫計画シリーズに出演しているレジーナ・ホール、リンカーンやスーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜などに出演しているグレゴリー・イッツェンなどが起用されていました。

知っている人は知っている玄人好みの俳優が多かったですね。

完全なる報復予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は司法取引によって極刑を免れた殺人犯に復讐するというもの。

エンジニアのクライド(ジェラルド・バトラー)は妻と娘と幸せに暮らしていた。

そんなある日、突然2人組の強盗が押し寄せ妻と子供は殺され自身も重傷を負ってしまう。

犯人はやがて逮捕されるも、犯行につながる決定的な証拠がなく有罪に持ち込むのは難しくなっていた。

そこでこの事件を担当している検事のニック・ライス(ジェイミー・フォックス)は犯人の一人と司法取引を行い有力な証言をえることで犯人を有罪に持ち込んだ。

しかし司法取引により極刑を免れた犯人に納得のいかないクライドは、裁判で負けてもいいから司法取引なしで戦ってほしいとニックに頼むが、自身の有罪判定率を下げたくないニックはすでに司法取引を済ませてしまっていた。

司法取引を行った犯人はニックに「運命には逆らえない」と言い残し、3年間の禁固刑に服すことに。

10年後、犯人の1人が死刑執行されることになる。

しかしここで通常使われる薬物と違うものが使用され、楽に死ねるはずの犯人は全身から血を出し苦しみながら死んでしまった。

薬液が入っていた容器には「運命には逆らえない」と書いてあり、その言葉に聞き覚えのあるニックはもう一人の殺人犯を探すことに。

しかし見つかった時には全身を25個以上にバラバラにされて死んでいた。

10年前の判決に納得のいっていなかったクライドが犯人たちに報復を始めたのであった。

2人の殺人犯が殺されたことで、殺人の動機があるクライドが警察に逮捕されることとなる。

しかしクライドはこの10年間で司法制度のあらゆることを調べつくしており、自白以外に決定的な証拠となる物は一切のこしていなかった。

クライドはニックに自白する代わりにベットのマットレスを持って来いと取引を持ちかける。

自白以外にはクライドを有罪にできないニックは仕方なくクライドの要求を受け入れる。

そして自白をとることに成功する。

しかしクライドの計画はこれだけではなかったのである。

10年前にあの裁判にかかわった全ての人間に復讐しようと計画していたのである。

クライドは再びニックに取引を持ちかけ、その見返りに10年前に殺人犯の弁護士をしていたレイノルズの命をかけると言いだす。

レイノルズは確かに3日前から行方不明となっていたのである。

クライドはランチにステーキなどを要求し1時きっかりに持ってくるように指示する。

要求をのんだニックたちはランチを運ぶも時間は8分オーバーしていた。

クライドからレイノルズの位置を聞き出したニックはすぐさまその場所へ急行した。

そこには酸素ボンベにつながれ生き埋めにされたいたレイノルズがおり、すでに死んでいた。

ランチの時間を遅らせてしまったため、酸素ボンベが切れてしまっていたのである。

一方のクライドは一緒の房に入っている囚人と仲良く堪能し高と思いきや、ステーキの骨を使って囚人を殺してしまう。

これによってクライドは独房に入れられてしまう。

しかしこれもクライドの計算の内であった。

刑務所にいながら殺人を続けるクライドをさらに拘束するために、ニックらは10年前にあの裁判で判事を務めていた判事を訪れ、クライドを拘束するように要求する。

判事がこれを了承しかけた時、不意に判事の電話が鳴った。

そして判事が電話に出た瞬間、電話は爆発し判事は命を落とす。

当然これもクライドの仕業であり、クライドはこれ以上の殺人をやめてほしければ6時までに自分を釈放しろとニックに持ちかける。

そしてそれを断ったら皆殺しにすると言い放つ。

そんなばかげた条件を飲めないニックは当然それを断り、6時まで身構えて待っていたが何も起きなかった。

検事たちは一安心し、ひとまず解散しようと車に乗り込んだ。

しかし次の瞬間次々と車が爆発し、6人の検事が命を奪われた。

後日彼らの葬儀が執り行われるが、その場から帰ろうと車に乗ったニックたちにまたもや何者かの影が忍び寄る。

車の電気系統を壊され、車が動けなくなった所にすかさず銃撃を浴びせられたのである。

これによってニックの上司であるジョナスが命を奪われる。

いつまでも後手に回ってはおけないニックたちは、この10年間でクライドが購入した工業用地を突き止める。

なんとその中にクライドが服役している刑務所の隣の施設があったのだ。

クライドはすぐにそこへ行き、中を調べた。

するとそこにはクライドが使うであろう兵器やクライドが服役している刑務所まで続くトンネルまで掘ってあったのだ。

トンネルは独房まで続いており、クライドは独房から自由に出入りできていたのである。

その部屋から市庁舎の清掃員の許可書を見つけたニックは、クライドの狙いが市長ら議員にあることを知る。

市庁舎に駆けつけたニックが見つけた物は巨大なナパームボムであった。

ニックはクライドが独房に戻る前に独房に行き、クライドが戻ってくるのを待っていた。

そして爆弾を起爆させようとするクライドに、「ここで思いとどまるかどうかで、お前の残りの人生が決まる」と告げる。

しかしクライドはその言葉に耳をかさず爆弾を起爆させてしまう。

そしてニックはその場を後にした。

実はすでにこの時爆弾はクライドのいる独房に移されていたのである。

自ら起爆させた爆弾により死ぬこと人ったクライドは全てを悟り、刑務所で散っていった。

こうして全ての事件は解決したのであった。

という感じです。

ジェラルド・バトラーが悪役をやっているのをはじめてみましたが、なかなか良かったですね。

まあどっちかと言えば悪役顔ですけどね。

エグイシーンもあるので、そういうのがダメな人にはお勧めできませんが、かなりおもしろい作品だったので興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。

以上が完全なる報復の感想とレビューでした。

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