ここでは実際に映画「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密の評価・・・4つ星
原 題: NIGHT AT THE MUSEUM: SECRET OF THE TOMB
製作年: 2014年
制作国: アメリカ
出演者: ベン・スティラー ロビン・ウィリアムズ オーウェン・ウィルソン
: ダン・スティーヴンス ベン・キングズレー スティーブ クーガン
: リッキー・ジャーヴェイス レベル・ウィルソン スカイラー・ギソンド ラミ・マレック
監 督: ショーン・レヴィ
製 作: ショーン・レヴィ クリス・コロンバス マーク・ラドクリフ
脚 本: デヴィッド・ギヨン マイケル・ハンデルマン
夜の博物館で展示物が動き出して大騒動を巻き起こすベン・スティラー主演の大ヒット・コメディ第3弾。ニューヨークの自然史博物館の面々が、海を渡ってロンドンの大英博物館を舞台に勇気と絆の大冒険を繰り広げる。共演はオーウェン・ウィルソン、ロビン・ウィリアムズ。監督は前2作に引き続きショーン・レヴィ。アメリカ自然史博物館。夜警のラリーが準備に奔走したプラネタリウム新設祝賀パーティは、テディ・ルーズベルトら展示物が暴走して大失敗に。どうやら、展示物に命を吹き込んでいたエジプト王の石板“タブレット”が魔力を失いつつあるらしい。さっそく前任の老警備員に相談すると、秘密を解く鍵は大英博物館にあるという。そこで、仲間たちを救うためロンドンへと飛ぶラリーだったが。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作ナイトミュージアムの第3作目になります。
率直な感想は最初の作に比べると何だか物足りない感はありました。
4つ星評価にしているものの3つ星に近い感じでしたかね。
出演者は前作同様ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン、スティーブ クーガン、リッキー・ジャーヴェイス、ラミ・マレックらに加えて新たにドラマダウントン・アビーなどに出演しているダン・スティーヴンス、アイアンマン3などに出演しているベン・キングズレー、ピッチ・パーフェクトシリーズなどに出演しているレベル・ウィルソン、アメイジング・スパイダーマンなどに出演しているスカイラー・ギソンドらが起用されていました。
新しく出てきた俳優がなかなか豪華でしたね。
ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は展示物に力を与える石板がその効力を失っていくというもの。
数十年前、エジプトでアクメンラーの墓が発見され、そこから石板が見つかる。
アクメンラーと石板はニューヨークの自然博物館へ、アクメンラーの両親は大英博物館へ運ばれた。
現代、石板が運び込まれた自然博物館では夜な夜な展示物が動き出していた。
警備員のラリー(ベン・スティラー)は動く展示物たちとコミュニケーションをとりいい関係を作っていた。
ある時、ラリーは館長のマクフィー博士(リッキー・ジャーヴェイス)の提案によりナイトショーを開催することに。
ただしマクフィー博士は石板の力を信じておらず特殊効果だと思い込んでいた。
ショーの当日、アクメンラーがラリーを呼び出し石板に異変があったことを知らせる。
石板がさびたように変色していたのである。
ラリーは石板の問題は明日解決するとしてショーに集中するよう指示した。
ラリーの指示により展示物たちがいろいろな芸を見せるが、途中で展示物たちに異変が起こる。
我を忘れてしまったように勝手に動き出したのである。
おかげでショーは台無しになってしまった。
気を落として家に帰ったラリーだったが、家では息子のニック(スカイラー・ギソンド)が勝手に友人を呼んでパーティーを開いていた。
友達を変えらせてニックと話し合うラリーだったが、ニックは大学には行かず1年間ぶらぶらしたいとニックに言いだす。
当然反対するニックは部屋の片づけを命じてその日は休んだ。
翌日、ラリーは展示物に異変が起こったのは石板のせいだと考え資料を調べることに。
すると石板を発見した探索チームにかつて一緒に警備員として働いていたセシル・フレデリックス(ディック・ヴァン・ダイク)がいることが分かる。
ニックはセシルに会いに老人ホームまで足を運んだ。
だがセシルにも石板のことはよくわからなかった。
ラリーはアクメンラーから石板の秘密を知っているのは父親だけだと聞いており、今大英博物館に保管されているアクメンラーの父親であるマレンカレ(ベン・キングズレー)に話を聞きに行くことに。
せっかくのイギリス旅行だったためラリーは息子のニックも一緒に連れていくことに。
大英博物館につくと警備員のティリー(レベル・ウィルソン)の眼を盗み中に侵入したラリー。
大英博物館には展示物の修復という名目でやってきていた。
ラリーはアクメンラーだけ運んできたつもりだったがテディ(ロビン・ウィリアムズ)やジェド(オーウェン・ウィルソン)、オクタヴィア(スティーヴ・クーガン)や猿のデクスターなどもも一緒に来てしまう。
ラリーはネアンデルタール人のラーに入口の警護を任せるとマレンカレを探しに向かった。
大映博物かでは石板の力により展示物たちが動いていたが、初めて動くことに戸惑うものもいた。
少し進むと何やら足音が聞こえ始める。
やってきたのはトリケラトプスの化石で、ラリーは手なずけようとするが襲われてしまう。
追いつめられるラリーだったが逃げた先にランスロット(ダン・スティーヴンス)が展示されており助けてくれる。
見事トリケラトプスを追い払ったラリーたちだったがジェドたちが行方不明になってしまう。
あたりを探すと通風口におちたことが判明したため、ラリーはデクスターに携帯をくくりつけて探索へ向かわせた。
一方、通風口に堕ちたジェド達は追ってきたデクスターを怪物と勘違いし逃げてしまう。
逃げた先はポンペイだった。
そこに住民はおらずなぜか足早に避難していた。
デクスターの携帯の信号をおうラリーは中国エリアまでやってくる。
だがそこには古く川伝わるソウリュウが眠っていた。
静かに横をすり抜けようとするラリーたちだったがソウリュウは目覚めてしまい戦いになる。
ここでも勝手に付いてきたランスロットが活躍みせ、ラリーも息子を守りたい一心からAEDを使ってソウリュウに攻撃した。
これによりなんとか無事に通ることに成功し、ラリーはここでランスロットと別れた。
ポンペイにいるジェド達は自分たちがどこにいるのかがわからなかったが、巨大な火山が噴火したことから自分たちは滅んだとしポンペイにいるとわかる。
溶岩が迫りくるなか逃げ道を失ったジェド達だったがそこへデクスターがやってきて小便で溶岩を食い止めてくれる。
こうして無事にラリーたちと合流することができたジェド達はようやくエジプトエリアにたどり着く。
そこにはアクメンラーの父親であるマレンカレが待っていた。
マレンカレはラリーに石板の魔力を保つためには月の光に当てる必要があると説明した。
ラリーはすぐに月明かりを浴びせようとするが、そこへランスロットが現れニックを人質に取られてしまう。
何を勘違いしたのかランスロットは長年追い求めていた聖杯が石板だと思い込んでしまったのである。
ラリーはニックのために石板を渡してしまうが、魔力が切れるタイムリミットが近づいていた。
ラリーは急いでランスロットを追いかけようとするがそこへ異変に気が付いたティリーがやってきてしまいラリーは捕まってしまう。
だが一緒に捕まったラーのおかげで脱出することができ、急いでランスロットの後を追った。
ランスロットはキャメロットを目指しており、偶然あった劇場キャメロットの看板の指示通り進んでいった。
劇場にたどり着いたランスロットは劇をしていたヒュー・ジャックマンらのステージに乱入し劇をぶち壊してしまう。
ランスロットはヒュー・ジャックマンらに現実にはキャメロットは存在しないと言われ取り乱して暴れ出してしまう。
そこへラリーたちが遅れてやってくる。
屋上に逃げたランスロットを追いかけると、彼はかたくなに石板を渡すのを拒否した。
タイムリミットが迫り、展示物たちは元の姿に戻ろうとしていた。
目の前で展示物が戻って行くことに心を痛めるラリーとその様子を見たランスロットは自分が間違っていたことを認めラリーに石板を帰す。
ラリーはすぐに石板をそろえて月明かりにかざした。
するとさびていた石板が元通りになり展示物たちも息を吹き返した。
こうしてようやく石板を直すという仕事をやり終えたラリーは騒動の騒ぎを撮って博物館をやめた。
石板とアクメンラーはそのまま大英博物館に残されることになる。
3年後、ニューヨークの自然博物館に大英博物館からティリーがやってくる。
ティリーは石板を携えており、ラリーの助言により石板の秘密を隠し通すならマクフィー博士のもとしかないと伝えたのである。
これにより3年ぶりに自然博物館に石板が戻ってきたのである。
警備員の仕事を辞めたラリーはその後大学へ行き教師の免許をとっていた。
ラリーは3年ぶりに石板が戻ってにぎやかになっている博物館を外から眺めているのであった。
・・・という感じです。
もう少しストーリーに深みがほしかったですけど、まああんなもんですかねぇ。
出演者にもあまり変化がなく目新しさがなかったように思いますね。
笑える部分もやや少ないように思えましたし。
ベン・スティーラーももう歳ですしそろそろ引退ですかねぇ。
以上がナイト ミュージアム/エジプト王の秘密の感想とレビューでした。