ここでは実際に映画「スティールワールド」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
スティールワールドの評価・・・2つ星
原 題: ROBOT OVERLORDS
製作年: 2014年
製作国: イギリス
出演者: ベン・キングズレー ジリアン・アンダーソン カラン・マッコーリフ
: エラ・ハント ジェームズ・ターピー マイロ・パーカー クレイグ・ガーナー
: テイマー・ハッサン スティーブン・マッキントッシュ ジェラルディン・ジェームズ
監 督: ジョン・ライト
製 作: イアン・フルックス
脚 本: ジョン・ライト マーク・ステイ
カラン・マッコーリフ、ジリアン・アンダーソン、ベン・キングズレーら豪華キャストによるSFアクション。ロボットにより人類が征服された未来世界。消えた父親を探すべく、町からの脱出を試みる少年の奮闘を描く。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
なんとなく気になったので見てみました。
オール・ユー・ニード・イズ・キルの制作スタッフが作ったということだったのでそれなりに期待はしていたのですが残念な結果に終わりました。
正直な感想は時間がもったいなかったなぁといったところです。
出演者にはエクソダス:神と王などに出演しているベン・キングズレー、ドラマXファイルなどに出演しているジリアン・アンダーソン、華麗なるギャツビーなどに出演しているカラン・マッコーリフらが起用されていました。
ベン・キングズレー以外は記憶にない俳優ばかりでしたね。
スティールワールド予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はロボットに征服された地球で一人の少年がたちあがるというもの。
3年前、突如現れたロボットによって地球は征服されてしまった。
征服にかかった時間はわずか11日とその戦力差は圧倒的だった。
ロボットは人間をむやみに攻撃することはなかったが、たった一つだけルールを作った。
それは外出してはいけないというものだった。
その規則を破った人間はロボットにより容赦なく殺された。
人間の行動はロボットにより取り付けられたセンサーにより管理されていたのである。
ある時、ショーン(カラン・マッコーリフ)の家の向かいのコナーの父親が自暴自棄になり外に出てしまう。
ロボットは警告を聞かないコナーの父親を容赦なく殺した。
目の前で父親を殺された幼いコナーは父の死を悲しむがロボットはコナーに対しても銃を向ける。
そこへ人間でありながらロボットの側に寝返ったスマイス(ベン・キングズレー)がやってきてコナーの命を救う。
コナーはショーンの家で引き取られることになる。
どうやらスマイスはショーンの母親であるケイト(ジリアン・アンダーソン)に気があるようだったが、ケイトは相手にしていなかった。
ショーンの家には他にもコナーと同じように引き取ったネイトとアレックスの兄妹が住んでいた。
ショーンの家には父親はおらず、スマイスからは死んだと聞かされていたがショーンはそれを信じていなかった。
ショーンは父親の似顔絵と情報を書いた紙をテニスボールにつめ、定期的に外に投げ出していた。
だがこれまでに返事が来たことは一度もない。
何の問題もなく静かに暮らしていたショーン一家だったが、ある時プレイステーションが壊れてしまう。
ショーンたちはプレイステーションを分解し直そうと試みるが、コナーのちょっとした手違いでネイトが感電してしまう。
外傷はなかったが感電したショックにより偶然にもネイトのセンサーが壊れたのである。
この偶然にショーンたちは大喜びした。
コレでロボットに見つかることなく外出できるからである。
ショーンたちは同じ方法でセンサーを壊すと夜に外出し博物館へ行った。
その道中、ショーンは定期的に投げていたテニスボールが落ちていたのを発見する。
博物館についたショーンたちは大量のお菓子を目の前にして大はしゃぎしてしまう。
その後遊び疲れたショーンは拾ったテニスボールの情報を見てみた。
するとその中には父親の資料が学校にあることが書かれていたのである。
ショーンたちはすぐに学校へと向かった。
入口にコナーを残し資料を探すショーンたちはついに父親の資料を発見する。
その資料にはホテルがある地区に父親がいると記載されていた。
だがここでショーンたちのセンサーが復活してしまう。
入口にいたコナーはセンサーのことに気が付き持ってきていたバッテリーで再びセンサーをショートさせていたがその時の衝撃により気絶してしまう。
コナーの居場所がわからないショーンたちはすぐに逃げようとするがセンサーが復活してしまいロボットにつかまってしまう。
そこへスマイスがやってきてショーンたちにどうやってセンサーを無効化したのか聞いてきた。
当然何も答えないショーンたちだったが、スマイスはネイトの祖父を連れてきて口をわらせようとする。
祖父はディープスキャンと呼ばれる脳を調べる装置にかけられ殺されてしまう。
何もしゃべらないショーンをスマイスは直接脳をスキャンする方法を選択する。
ティープスキャンにかけられそうになるショーンだったが機転を利かし脱出、コナーの活躍もありその場から逃げることに成功する。
この時ショーンには通常のセンサーとは違いロボットが人間の脳に同期するためのセンサーが埋め込まれていた。
その後ショーンたちは父親がいるというホテルへと向かった。
そこには大勢の人間がおり、モニクという女性が指揮をとっていた。
モンクショーンたちからセンサーを無効化する方法とショーンの父親であるダニーの情報を交換した。
モニクはダニーの親友だというスワニーにショーンたちを合わせる。
だがスワニーは正気を失っており半分以上何を言っているかわからなかった。
一方、スマイスはショーンたちを捕まえるために母親のケイトを人質に取っていた。
ショーンたちはいったんその場から逃げ母親を助ける作戦を立てることに。
だが逃げている途中でロボットに見つかってしまう。
しかしこれがきっかけであることに気が付く。
なんとショーンは埋め込まれたセンサーの効果によりロボットに同期できるようになっていたのである。
つまりショーンはロボットを自由自在に操れるようになったのである。
ショーンはロボットを操作し捕まったように見せかけスマイスの元へ投降したかのように見せかけた。
そして油断していたスマイスに銃を向けたのである。
母親の解放を要求するショーンだったが、なんとケイトは混乱に乗じて自力で馬を奪い逃走したのである。
ショーンたちはその場のロボットたちを殲滅するとスマイスを倒そうとするが逃げられてしまう。
ショーンたちは奪った車ですぐにケイトの後を追った。
こうしてようやく母親を救うことに成功したのである。
ショーンたちは母親を連れたままスワニーが口にしていた石のある場所へと向かった。
そこにある石には無数の文字が書かれており何がダニーにつながる手掛かりなのかわからなかった。
するとコナーが石をある角度から見ると全体で一つの文章になっていることに気が付く。
そこには機械の支配が及ばない地域への行き方が書かれていた。
そこに父親のダニーがいると思われた。
ショーンたちはすぐにその場所へ向かった。
目的地に近づくとそこには一人の少年がいたが声をかけると逃げられてしまう。
少年の後を追ったショーンたちはある集落を発見する。
そこには死んだと言われていたダニーの姿もあった。
その場所ではロボットの監視を潜り抜け豊かな生活が営まれていた。
ただし住民たちはロボットに対する抵抗をすでにあきらめていた。
しかし翌朝、スマイスがロボットを引き連れやってくる。
スマイスの要求はショーンを引き渡せというものだった。
当然反発するケイトだったが、すでにショーンは寝床にいなかった
この時ショーンは自分一人でもロボットと戦う決意をしていたのである。
ショーンは飛行型のロボットを操作し意のままに操ると、巨大な宇宙船を乗っ取っていたのである。
一方、ネイトはダニー共に戦闘機スピットファイヤに乗り込みスマイスに抵抗していた。
ショーンは巨大戦艦を別のロボットにぶつけ破壊しようとしていた。
そこへロボットの元締めであるメディエーターがやってきてショーンを止めようとする。
だがショーンは逆にメディエーターに同期し、全てのロボットがメディエーターによって管理されていることを知る。
しかしその量が膨大すぎてショーンは弾き飛ばされてしまい、メディエーターも落下していった。
ショーンはスマイスを止めるため操っていた巨大戦艦を別のロボットにあてて破壊した。
制御を失ったロボットたちはスマイスの命令を無視して帰って行く。
スマイスも逃げようとするが、ロボットにより普通の市民と認識されるようになり殺される結果となる。
その後ショーンはあの時落下したメディエーターもとへ。
メディエーターは損傷していたもののまだ生きていた。
ショーンは再びメディエーターに同期し世界中のロボットを停止させたのである。
だがその反動でショーン自身も倒れてしまう。
コナーは人工呼吸が必要だというとアレックスがショーンにキスをした。
これによってショーンは目覚め人々はロボットの支配が終わったことを心から喜んだのであった。
・・・という感じです。
正直もの足りない感がものすごいありました。
設定自体はそこまで嫌いではないのですが、チープな感じが否めなかったですね。
時間がありまって仕方のない人以外は見なくても大丈夫たと思いますよ。
以上がスティールワールドの感想とレビューでした。