海外ドラマ「Hunted/ハンテッド」第八話『Snow Maiden/雪娘』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
サム・ハンター/アレックス・ケント → メリッサ・ジョージ
エイダン・マーシュ → アダム・レイナー
ルパート・キール → スティーブン・ディレイン
ディーコン・クレイン → アドウェール・アキノエ=アグパエ
ゾーイ・モーガン → モーベン・クリスティ
イアン・フォークス → レックス・シュラブネル
ナタリー・ソープ → インビラ・バルマ
謎の男 → スコット・ハンディ
ジャック・ターナー → パトリック・マラハイド
スティーブン・ターナー → スティーブン・キャンベル・ムーア
ジャックから携帯を取り上げられ監視されるサムは、少しずつ毒をもられ体調を崩していく。サムを救出するため、エイダンはスームロ大臣に同行しジャックの家に向かう。証拠の堆積物を手に入れ分析するとただの窒素肥料であることが判明し、ダムの契約は不成立になってしまう。エイダンはサムを救いに再び屋敷に戻るが、ジャックが屋敷を閉鎖していく。そこでジャックは気を失ったサムをバスタブに運び込むが・・・。(フジテレビより引用)
Hunted/ハンテッド Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第八話『Snow Maiden/雪娘』のネタばれになりますので注意してください。
昔々、兵士だった夫に先立たれた妻がいました。
妻は雪で娘の像を作り本物だったらよかったのにとつぶやいた。
氷の女王はそのつぶやきを聞いており、雪の像につららの心臓を埋め込んだ。
氷の女王は森から出ると氷の心臓は解けてしまうと警告し去って行った。
長い間森の中で幸せに暮らしていた2人だったが、ある時妻が先立ってしまう。
一人になった雪娘は、ある時森の中で迷子になった子供に出会う。
娘は子供を森の出口まで案内してあげたが、それ以上は行くことができなかった。
だが子供の顔を見た娘は心臓が解けるとわかっていても子供を親のもとまで送り届けてあげた。
親と再会した子どのも顔を見て満足する雪娘だったが氷の心臓は融けていったのだった。
サムは朝早くからランニングに出ていた。
だがどうも体調がすぐれず、途中でおう吐までしてしまう。
明らかにジャックに毒を盛られた影響だった。
サムは途中でエイダンと合流し、ジャックを暗殺するように計画が変更になったことを聞かされる。
エイダンは殺した後にすぐに鞄を見つけて脱出するよう指示するが、サムは戸惑いの表情を見せる。
エイダンがスティーブンに情が移ったのかと尋ねると、サムはエディにだと答えた。
エイダンは早く過去を思い出すよう言い出かけた後車には乗らないよう警告し戻って行った。
そのころゾーイは彼氏のアンドリューとベッドで寝ていた。
アンドリューはゾーイの様子がおかしいことに気が付いており、、それを聞こうとするがゾーイは仕事の内容だから話せないと機嫌を悪くした。
サムがターナー邸に戻るとスティーブンとジャックも帰ってくる。
だがスティーブンは昨日と同様にサムと目を合わせようとしない。
サムはジャックと何かあったのかと尋ねるがはぐらかされてしまう。
ジャックはビンガムと話し合い、気がつかない程度に徐々に弱らせていき、スームロとの契約が終われば始末すると話をしていた。
その後サムはエディの誕生日を祝い家族でゴーカートに行くのについていった。
ビザンチウムはこの機会にジャックを暗殺しようとしていた。
ゾーイは警備の隙を見計らいジャックの乗る車に爆弾を仕掛ける。
ゴーカート場ではビンガムが周囲に注意を払っていたが、ここでもシャンパンに毒を盛りサムに飲ませていた。
誕生日会も終わり、いよいよジャックが車に乗る時がやってきた。
だがジャックは何かに感づいたのか自分の車にエディを乗せようとする。
サムは必死にエディを説得するが止めることができない。
そこでサムは足をくじく演技をしエディを引き寄せた。
そのすきにディーコンの指示で車を爆破し、ジャックに傷を負わせることはできたが殺すことはできなかった。
暗殺が失敗に終わりジャックはますます周囲を固めるようになる。
またジャックは車を爆破されることにサムが気が付いていたとスティーブンに語った。
アジトに戻ったエイダンは暗殺が失敗したことですぐにでもサムを救出するようディーコンに求める。
ディーコンは指令を全うするまでは救出することはできないと言いエイダンと真っ向から対立する。
するとそこへキールがやってくる。
キールはポリヒドラスの不正暴くための証拠を回収するまでは任務を続けると言い渡す。
ターナー邸に戻ったサムは体調不良を理由に部屋で休むことに。
だがサムの部屋に用意してあった水の中にもビンガムが毒を入れていた。
その様子は向かいに住む一人の少女に目撃されていた。
サムはまだ体が動くうちにジャックの部屋に忍び込み鞄を探すことに。
隠し扉を見つけたサムは鞄を発見するが、ビンガムが戻ってきてしまう。
監視カメラでその様子を見ていたディーコンはとっさにビンガムの携帯をならしサムに接近を知らせた。
ビンガムとかちあったサムはエディのゲームを取りに来ていたと嘘をつきその場をやり過ごした。
ビザンチウムでは暗殺が失敗したことでスームロ大臣がジャックと再び会わなければいけない状況になったため、スームロ大臣の警備にエイダンを紛れ込ませ証拠のカバンを破壊させる計画を立てる。
そのころ、ターナー邸にスティーブン宛の手紙が届く。
その手紙には外で待っていると書かれており、スティーブンが外を見てみると向かいの家に住んでいる少女が一人で立っていた。
逃げる少女をスティーブンが呼びとめると、少女は現在ターナー邸で過去の悲劇が繰り返されていると話す。
何のことかわからないスティーブンが問い詰めると、少女はかつて自殺した妻の本当の死因は他殺であり、犯人はパーカーを着た黒人だと話した。
少女は奥さんは毒で体が動かなくされた後にプールに放り込まれたと続けた。
衝撃の事実にショックを隠せないスティーブン。
その後スティーブンは一人でパーカーを着た黒人ことタイロンの元を訪れ真実を聞き出す。
するとタイロンは妻を殺したのは自分だと白状し、更に自分はジャックの息子であると明かしたのである。
一方、スティーブンのいないターナー邸ではサムがジャックに追い詰められていた。
ジャックはとうとうサムに牙をむき部下を使ってサムを気絶させると、ベッドに寝かせ毒入りの水を飲ませた。
その後ターナー邸にスームロ大臣がやってくる。
ボディガードとして紛れ込んでいるエイダンはスームロとジャックの交渉の際に証拠としてジャックが持ってきた2つある地層の砂のうちの1つをビザンチウムに持ち帰り分析させた。
ジャックはこれによりダムを手に入れることができると思っていた。
分析結果を待っている途中、タイロンの元からスティーブンが返ってくる。
スティーブンはジャックを呼び出すと全ての真実を知ったと話した。
妻を殺されたことに怒りをあらわにするスティーブンは何のためにダムを買収しようとしているのか最後ぐらい真実を教えてほしいと頼んだ。
するとジャックはかつて新しい分野で利益を出し始めた時、自分を恐れた奴が警告してきたと語る。
その警告とはスティーブンの兄で自分の息子がばらばらにされて殺されたものだった。
ジャックは相手が個人ではなくポリヒドラスという巨大な組織であることを知り、どんな手段を使ってでも復讐すると誓ったのだという。
ダムの買収はポリヒドラスに復讐するためのものだったのである。
スティーブンはそんなことをしても兄は帰ってこないと言ったが、ジャックはそれでも復讐はやり遂げると耳を貸さない。
そこへ分析を終えたエイダンが戻ってくる。
だがその分析結果は予想とは反し、ただの窒素肥料が詰められたものだった。
これを聞いたスームロ大臣は契約不成立だとして帰って行った。
何が起こったのか理解できないジャックはただただ呆然とした。
そして皆を家からおいだし、シャッターを下ろして全ての情報を封鎖した。
サムを助けるために一人戻ってきたエイダンだったが、さすがのエイダンでも中に入ることはできない。
またエイダンはターナー邸の入口の前でサムを助けた謎の男と出会う。
男はエイダンに解毒剤だと言って注射を渡すがエイダンに毒でない証拠はと聞かれる。
男はほおっておいても死ぬのに毒を持ってこないと言いエイダンに注射を託した。
エイダンは外にいたスティーブンに中にはいる方法を聞き、ビンガムが鍵を持っていることを聞き出す。
エイダンは裏手に回ったビンガムの元へ行き鍵を奪おうとする。
激しい戦いの末エイダンはビンガムを殺し鍵を手に入れることに成功する。
一方、ジャックは一人サムの元へ行き弱っている彼女を水の張ったバスタブまで連れて行くと容赦なく沈めた。
意識がもうろうとしているサムは苦しみながらも過去の記憶のフラッシュバックを見ていた。
だがさすがのサムもその体で抜け出すことはできず、とうとう沈黙してしまう。
呆然とし2階から下を見つめるジャックだったが、ここでサムがバスタブから這い出てくる。
サムはジャックに体当たりするとジャックの体は宙を舞い1階におちていった。
頭から落ちたジャックはほぼ即死だった。
そこへ鍵を開けたエイダンがやってくる。
エイダンはすぐに預かった注射をサムに打った。
これによりサムも命をの取り留める。
その後キールの元へ例の謎の男がやってくる。
男はゲーベルになり済ました際にすでに証拠をすり替えており、自分で保管していたのである。
男はその証拠と引き換えにサムの身柄を要求してきた。
だがキールは何の返事もしなかった。
男が帰った後、キールのもとにディーコンがやってくる。
ディーコンは辞職願を持ってきたと言い会社を辞めると言ってくるが、キールはそのまま居続ければ案外早く自分のポストに座れるかもしれないぞと引退をにおわす。
更にディーコンにサムのことをどうしたいかと尋ね2人である作戦を実行することになる。
一方、家に帰ったゾーイのもとに再びヘクター・ストークスに雇われた女がやってきていた。
女はゾーイの彼氏であるアンドリューを人質にとり、サムの身柄を要求してくる。
そのころサムはエディとスティーブンにお別れを告げていた。
2人にはアメリカに行くということにしていたが、実際はヘクター・ストークスの周りを調べようとしていたのである。
エディたちと別れたサムはその直後ゾーイから来てほしいと連絡を受ける。
サムは一人でゾーイの指定する橋へと向かったが、ついた直後に両端から銃を持った人間に囲まれてしまう。
絶体絶命のピンチかと思われたが、サムは別の人間に撃たれ川に転落してしまう。
実はサムを撃ったのはディーコンだった。
1ヶ月後、サムは生まれ故郷に戻っていた。
更にそこへ連れてこられたのは一人の赤ん坊だった。
サムは子供と一緒に静かに暮らしていくのであった。
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結局キールはサムを助ける方を選びましたね~。
姿を隠していた理由を知っていると話していましたし、最後に出てきた子供はサムの子供で間違いないでしょう。
例の謎の男はゲーベルになり済ましただけでなく証拠もすり替えていましたね~。
あのカバンにさんざん振り回された揚句に偽物だったとは(笑)。
ジャックの復讐は悲しい結末を迎えましたね(笑)。
結局砂時計が何だったのか、サムのフラッシュバックに出てきて新聞に載っていたヘクター・ストークスの背中を押していた指が欠けた男の正体が気になりますが、ここで打ちきりなので謎のままですね。
なかなか楽しめただけにここで終わりというのは残念です。
エイダンの正体も知りたかったなぁ~。
以上がSeason1の第八話『Snow Maiden/雪娘』のあらすじと感想のレビューでした。