海外ドラマ「GRIMM Season3」第十九話『トラブルメーカー/NOBODY KNOWS THE TRUBEL I’VE SEEN』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
女性を襲った2人組のヴェッセンの惨殺死体が見つかる。ニックは被害者が凶悪なヴェッセンだと知り、犯人もヴェッセンではないかと疑う。しかし、防犯カメラの映像に映っていたのは若い女性の姿だった……。一方ヴィクトルはアダリンドを利用し、ニックの力を奪おうと画策。アダリンドは魂胆を隠してレナードに近づくのだった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Nobody Knows the Trubel I’ve Seen
『私の苦悩や悲しみを 誰も知らない』
モチーフとなっているのは『誰も知らない私の悩み』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第十九話『トラブルメーカー/NOBODY KNOWS THE TRUBEL I’VE SEEN』のネタばれになりますので注意してください。
レナード警部はダイアナを引き渡したことによりかなり落ち込んでいた。
酒を飲み車で帰ろうとしていると何者かに後を追われている気配を感じた。
その正体はFBI捜査官のスチュワードだったが、上手く逃げることに成功する。
一方、王家に子供を奪われたと思っているアダリンドはニックの家に助けを求めてやってくる。
事情を何も知らないアダリンドはケリーに助けを求めるようニックにお願いするがそれはかなわない。
それならニックに助けてくれと頼むがニックにもどうすることもできなかった。
その後アダリンドはレナード警部の元へやってくる。
警部に怒りをあらわにするアダリンドだったが事情を説明するわけにもいかず、怒ったアダリンドはそのまま帰っていく。
その後アダリンドが向かった先はなんとモンローの家だった。
モンローはすぐにニックに電話するが、策を練るまでしばらく置いてほしいと言われてしまう。
モンローはなくなくアダリンドを家に置いて気分を落ち着かせることに。
話は変わって、ある夜道を歩いていた女性が2人組の男に襲われる。
男たちはヴェッセンでありクラウストライヒとラオズィンシュランガだった。
翌日、事件の知らせを受けたニックとハンクが現場にやってくる。
そこに転がっていたのはなんと2人の男の死体だった。
ウーが指紋を照合してみるとなかなかの札付きの悪党だった。
男の一人には兄がいたためニックとハンクはその兄に話を聞くことに。
ところがニックが弟が殺されたことを告げると兄は興奮してヴォーガしてしまう。
その兄弟はラオズィンシュランガだったのである。
男は弟たちを殺せるとしたらグリム以外にはあり得ないとニックを犯人扱いしてくる。
ラオズィンシュランガとクラウストライヒのコンビだったので当然と言えば当然である。
ニックたちはそこで車の情報を聞くとすぐに広域手配をした。
ほどなくして工場跡で乗り捨てられた車が発見される。
中には男たちの持ち物だと思われるものがあっただけだったが、その中に不自然にフライドポテトが一本落ちていた。
ニックは車を奪った犯人が食べたものだと推測しウーにどこの店のものか調べさせることに。
すると防犯カメラの映像から盗まれた車が映っている物を発見し、乗っている人間も判別できた。
だがその映像を見てニックたちは驚きを隠せなかった。
その犯人が若い女性だったからである。
ニックたちはその映像を元にウーに指名手配させることに。
またニックたちは犯人は残虐なヴェッセンだと考えていたため、そのようなヴェッセンがいるのかどうか調べるためにモンローの家に向かった。
この時モンローの家にはアダリンドが休んでいたためトレーラーで話をすることに。
同時刻、2人のヴェッセンを殺した女は買い物に訪れていた。
ただし女は買う目的ではなく盗む目的で店に入っていた。
女は慣れた手つきで家裁送致を作動させると、試着していた靴をそのままはいて店を出て行った。
その様子を一人の女がじっくりと観察していた。
そして彼女が盗んだものを逆に盗もうとしてきたのである。
靴を盗んだ女はナイフを取り出すが、それを見た相手はスカレンゲックにヴォーガした。
2人は激しい争いとなり、スカレンゲックは女に刺され重傷を負ってしまう。
それを見ていた通行人はすぐに警察に通報した。
モンローと一緒にトレーラーに向かっていたニックたちだったが、ここでその通報を聞いてしまったためモンローを連れたまま現場に向かうことに。
ニックたちが付いた時には女は瀕死の重傷を負っており死ぬ間際にスカレンゲックにヴォーガするのをニックが目撃し息を引き取った。
車に残っていたモンローも現場にスカレンゲックがいたことを臭いでつきとめていた。
モンローを頼りに臭いを追跡しようとするとウーがやってきてあるホテルから通報があったと教えてくれる。
指名手配しておいた女性が今ホテルに泊まっているというのである。
ニックたちは急いでそのホテルへと向かった。
すると容疑者がホテルから出てくるのを発見する。
ニックたちはすぐに彼女を取り囲んだが逃げようと抵抗される。
ここでモンローがヴォーガしてしまい驚くべき事実に気がつく。
なんと女性はグリムだったのである。
しかも自分がグリムだとは気が付いていない状態だった。
車に乗せヴェッセンのことなどを話してみるが彼女には何を言っているかわからない感じだった。
ニックは自分にも同じものが見えると説明するが信じてもらえない。
反抗的な態度を取る彼女をニックたちは仕方なく警察署へ連れて行くことに。
署で調べると彼女の名前はテレサ・ルーベルで21歳だということが分かる。
更に彼女には窃盗などの小さな前歴がたくさんあった。
また最後の住所はワシントン州の精神科施設になっていた。
ニックは突然おかしなものが見えるようにあり、それを他の人間に話したとすればそれも不思議ではないとハンクに語る。
更にテレサの持ち物からヴェッセンの絵が描かれたノートが見つかり、絵の中には壊れてたまるかと悲痛な叫びが書いてあった。
ニックは彼女が誰にも理解されない苦しみを背負っていることを知り、彼女を連れてトレーラーに行くことにする。
ただトレーラーについたものの、テレサは怪しがって中に入ろうとしない。
ニックは中から一冊の本を持ってきてテレサに見せた。
テレサは自分がノートに書いてきたような化け物が乗っているその本を目の当たりにし、ニックにこれはなんなのと聞いてきた。
ニックは隠された真実だと教える。
ようやくニックの話を信じたテレサは自ら進んでトレーラーの中に入っていく。
そしてニックはかつては自分も同じだったが自分には運よく教えてくれる人間がいた、同じ苦しみを持つ者として俺が教えてやるとテレサに言った。
その後ニックはテレサを連れてジュリエットのまつ家に帰って行った。
ニックはジュリエットにテレサをしばらく泊めてやってほしいと説明。
ジュリエットが訳を聞くとグリムだが何も知らないグリムだからだと説明した。
更にニックは彼女には助けが必要で同じ境遇の自分が助けてやりたいと話す。
一応は納得したジュリエットは「ハイ、テレサ」と挨拶をするが、テレサは誰も自分のことをそう呼ばないという。
ジュリエットがならなんと呼ぶのと聞くと「回りはトラブルって呼ぶ」答えた。
ところ変わって、子供がいないことに耐えられないアダリンドはモンローの家からヴィクトルに電話をしてしまう。
子供を奪われているヴィクトルはアダリンドに子供は手元にいるかのように話しかけ、ある取引を持ちかける。
それはグリムの血が入っているアダリンドにしかできない仕事だと言いニックに近づくよう指示したのである。
子供を取り戻すことに必死なアダリンドはこの指示を受け入れレナード警部の元へいき味方につけようとするのだった。
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ブルクハルト一族以外で初のグリム登場ですね。
しかもグリムの自覚がなくてかなり暴走気味。
更に自覚がないのに凶悪なヴェッセンを殺せるほどの達人とは。
これはニックでも手を焼きそうですね。
とはいっても初のグリム登場なのでうまいこと手なずけてほしいですが。
アダリンドは子供を奪われてまた悪い顔になっちゃってましたね(笑)。
狙いはニック?
せっかくヴィクトルにケリーのことはばれていなかったのに、アダリンドのせいで情報が漏れそうですね。
以上がSeason3の第十九話『トラブルメーカー/NOBODY KNOWS THE TRUBEL I’VE SEEN』のあらすじと感想のレビューでした。