海外ドラマ「GRIMM Season3」第六話『悪霊払い/STORIES WE TELL OUR YOUNG』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
9歳の少年ダニエルが教会で悪霊払い中に凶暴になり、神父が死亡、神学校生が負傷するという事件が起きる。父親によれば、息子は1年前から豹変して暴力を振るったり悪態をつくようなったらしい。外見も変わると聞いたニックは、ヴェッセンではないかと疑うが、両親は普通人らしいため混乱する…。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
We don’t believe, we only fear.
『信じるのではない。ただ畏れるのみ』
モチーフとなっているのは『イヌイット神話』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第六話『悪霊払い/STORIES WE TELL OUR YOUNG』のネタばれになりますので注意してください。
一人の少年が両親に連れられ教会にやってくる。
両親は神父に息子を託すと外で待つよう言われる。
神父は神学校の青年と共に悪魔払いの儀式を始める。
だが途中で子供が豹変し神学校の青年を殴った後、横に会った手すりで神父を殴ってしまい神父は死んでしまう。
連絡を受けて協会にやってきたニックとハンクは両親から話を聞くと事件のあった場所へ足を踏み入れる。
両親らは自分たちが部屋に入った時は誰もおらず、窓があいていたと言っていた。
警察も少年は窓から逃げたのだと考えていたが、ニックには呼吸の音がかすかに聞こえていた。
ニックが恐る恐る台座の下の扉を開けるとその中から悪魔払いを受けたダニエルが見つかる。
ニックは検査のためにすぐにダニエルを病院に連れて行った。
検査の合間にニックは両親から話を聞いた。
するとダニエルの父親から1年前から急に様子が変わり凶暴になることがある、だがその時の記憶はダニエルにはないと言われる。
ニックはダニエルがヴェッセンである可能性を感じ、父親に実の息子かと尋ねると当たり前だと返される。
ニックが外見の変化があるか尋ねると、悪魔が乗り移ったようになると答え、これまでに他にそのような現象を見たことはあるかと尋ねるがないと言われる。
ハンクはヴェッセンなのかニックに尋ねるが、ニックにはまだ判断ができていなかった。
息子がヴェッセンなら親がヴェッセンでなければならないからである。
ヴェッセンの子供について詳しく知るため、ニックはモンローとロザリーに話を聞くことに。
モンローによると両親がヴェッセンの場合は当然ヴェッセンが生まれる、ヴェッセンとケアザイタ(人間)だとヴェッセンが生まれる確率は50%だがケアザイタがゲーントレーガーなら100%になる、そしてモンローとロザリーのような別種の間に生まれた子供はフォーアヘルシャになるのだという。
ほとんど理解できなかった2人だったが取りあえず納得してその場を後にした。
その後、神学校の青年が目覚めたと連絡が入ったため話を聞くために病院へ向かった。
神学校の青年の話では悪魔払いをしていたら突然ダニエルが悪魔に取りつかれたようになったと聞かされる。
またこの時、ダニエルの診察で看護婦が血液を採取しようとしていたところ、ダニエルの目が覚め変えが豹変していた。
それを見た看護婦は叫び声をあげながらその場から逃げ、そこへニックとハンクはやってくる。
そしてニックは顔が変わったダニエルの姿を目の当たりにする。
ニックは脅威に対する防御システムが働いているのかもと推測し、ダニエルに対する検査を中断させ警備を置いて監視することに。
ニックとハンクが子供の様子をモンローたちに話すと2人の顔が一変する。
2人はグラオゼンと口をそろえ、それが何なのかニックは尋ねた。
モンロー曰く、グラオゼンはヴェッセンではなく、古くはケアザイタの子供にだけ憑りつくヴェッセンの霊だとされていた。
だが現代では突然変異だと信じる人もおり、とにかくグラオゼンはヴェッセン評議会に消されることになっていると話す。
理由はグラオゼンが成長すると必ず大陸を震撼させるほどのサイコパスに成長するからだと言われる。
更にヴェッセンの間ではグラオゼンを見つけたら評議会に報告しなければ自分たちが処分されるという決まりまであった。
モンローはニックに任せてみてはと言ったが、ロザリーは通報してしまう。
知らせを受けた評議会はフィリクトロイアーを向かわせる。
家に帰ったニックはダニエルのことをジュリエットに相談してみた。
ニックは過去のグリムが原因不明の病ではないかと書いている記述を見つけ、ダニエルは白血球が増えて免疫が弱ってるという話を思い出す。
それを聞いたジュリエットはダニエルに変化があった1年前に何かがあったのかもと考え、ニックに同行し両親から話を聞いてくれることに。
するとダニエルに変化が起こるようになった1,2か月前にエジプトやヨルダンなどへ旅行し、ヨルダン川で泳いだ後流感にかかり3日ほど寝込んだという話を聞く。
家に帰ったジュリエットは知り合いの馬がヨルダンに行った際に凶暴化して安楽死させられた話を思い出す。
この時知り合いはトキソプラズマによる症状ではないのかと疑っていたという。
ジュリエットはダニエルも同じように寄生生物に感染しているのではないかと考える。
そのころ、モンローの家に評議会のフィリクトロイアーがやってきてダニエル居場所を聞いてくる。
ロザリーはダニエルの居場所を教えてしまうが、モンローはこのことをニックに電話した。
これを聞いたニックはジュリエット共にダニエルの病院へ足を運んだ。
しかしダニエルの姿はなく、医者は退院させて両親が家に連れて帰ったと話す。
ハンクとも合流したニックはジュリエットを加えた3人でダニエルの家に向かうことに。
家につくとジュリエットがダニエルの症状に見当がついたと話しているとダニエルが寝ている部屋から物音が聞こえてくる。
フィリクトロイアーがダニエルを殺しに来たのである。
ダニエルは必死に森の中を逃げ、フィリクトロイアーはニックが抑え込んだ。
フィリクトロイアーをハンクに任せたニックはダニエルの後を追った。
父親とジュリエットと合流するとダニエルのいく場所に心当たりがあるというのでついていくとそこにダニエルはいたが、気温の低さで低体温症になっていた。
急いで連れて帰らなければという父親だったが、ここでニックがあることを思いつく。
寄生生物による症状なら、その生物にも必ず生存温度があるはずで、温度が下がれば寄生生物は死ぬかも知れないと言ったのである。
ニックは父親に今治療することにかけるか、連れて帰るかの選択を迫り、今この状況にかけることに。
しばらくするとダニエルの鼻や耳から黄色い生物が這い出てきて間もなく死んだ。
ジュリエットはその生物のサンプルをニックに取るよう指示し、急いでダニエルを連れ帰り治療した。
これによりダニエルの症状は改善したのである。
その後ニックはフィリクトロイアーにダニエルの検査結果を渡し、これがグラオゼンの正体だと報告しろと言った。
評議会に戻ったフィリクトロイアーは議長にその資料を渡すと、今後ニックとダニエルを監視するよう指示した。
ニックは今回のグラオゼンのことを記録し、後世に残した。
ところ変わって、レナード警部は身内の会議のためオーストリアに召集されていた。
現地に到着したレナード警部はマイズナーに迎えられ隠れ家へと足を運んだ。
だがその夜隠れ家は襲撃されてしまう。
レナード警部は襲撃犯たちを難なく返り討ちにし、相手がフェラートであると知る。
その後レナード警部達は下水道から脱出した。
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ジュリエットが大活躍でしたね。
レナード警部は早速命を狙われましたし(笑)。
フェラートってことは王家側ってことだから、身内に狙われているんですね。
まあ今まだの流れからいえば当然ですが。
それにしてもエリックって本当に死んだんですかね?
以上がSeason3の第六話『悪霊払い/STORIES WE TELL OUR YOUNG』のあらすじと感想のレビューでした。