海外ドラマ「GRIMM Season3」第五話『エル・ククイ/EL CUCUY』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
ある日、ガソリンスタンドに仮面を被った2人組の強盗が押し入り、店番をしていた18歳のアンドレス・ヴェネガスが暴行され重体となる。一方、ジュリエットにMは誰かと聞かれたニックはMが母親だと明かし、実は生きていてグリムである事とポートランドに現れた事を打ち明けるのであった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Duérmete niño, duérmete ya... Que viene el Coco y te comerá. (Sleep child, sleep now... Or else the Bogeyman will come and eat you.)
『ねんねんころり…寝ないとオバケが食べに来る』
モチーフとなっているのは『民間伝承・エル・ククイ』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第五話『エル・ククイ/EL CUCUY』のネタばれになりますので注意してください。
ガソリンスタンドで店番をしていた少年が強盗に襲われ重傷を負ってしまう。
その様子は防犯カメラに写っており、2人組の犯人がはっきりと映っていた。
この犯罪の様子はテレビで街中に放送された。
その放送を見て怒りをあらわにする一人のヴェッセンの姿が。
数日後、2人組の男たちはコンビニに強盗に入る。
前回と同じ手口で金を奪っていった男たちだったが、車で逃げようとした瞬間何者かに襲われ首を裂かれて殺されてしまう。
そのころ家に帰ったニックはジュリエットからメールが来ていたと知らされる。
しかしなぜか機嫌の悪いジュリエットからその理由を聞いてみた。
するとMよりと書かれたメールを目にし困惑した様子を見せるニック。
ジュリエットが女の人なんでしょうというとニックは母親からだと説明した。
死んだと聞かされていたジュリエットは嘘をついていると思っていたが、ニックは実は母親が生きていたことを全て話した。
母親が来たのがちょうどジュリエットがこん睡状態になっている時だったため伝え損ねていたのである。
母親が危険な状態にあることを心配するニックだったが現状何もすることはできなかった。
その後事件の連絡が入り現場にやってきたニックとハンクは死体の様子を見て犬の可能性もあると考えた。
また目撃者の証言から声しか聞いていないが人間のものではなかったという。
ニックたちが周りを調べているとウーがコンビニ強盗が入った件について捜査していた。
ウーは2人組のコンビニ強盗が逃走していると説明すると、ニックたちはその犯人は死体になっているかもしれないと話した。
コンビニの防犯カメラの映像を確認すると強盗があった直前3人が会計を済ませていることが判明する。
ニックたちはすぐに3人を調べ事情聴取を行うことに。
その中の一人から近所にレイ・ボルトンって男がいて犬を飼ってて週末に闘わせている、たまに外にはなしているという情報を得る。
ハンクがボルトンについて調べてみると過去に犯罪歴があり、殺された男たちともつながりがあった。
ボルトンは裁判で殺された男に不利な証言をされていたため、それが十分動機になると考えられた。
ニックたちはすぐにボルトンの家に行き犬を調べることに。
すると横暴な捜査に怒ったボルトンはヴォーガし、ニックがグリムだとわかっても構わず襲いかかってくる。
ニックはボルトンも逮捕し署に連行することに。
だがいくら話を聞いてもボルトンは一切関与していないと殺人を否定した。
更にウー報告により犬にも証拠がなかったことが分かる。
ニックとハンクはボルトン自身が犯人であると考え、その正体を探ることに。
その夜、ニックたちはモンローに話を聞くために共にディナーをすることに。
ニックがフントイエガーとデーモンフュアーに似ていたと話すとロザリーとモンローはヘレンティーアだと教えてくれた。
ロザリーはヘレンティーアのことをギョロ目で傲慢で粗暴、要するにクソ野郎と話した。
だがボルトンを拘束していたのにもかかわらず次の事件が発生してしまう。
殺されたのはバスを降りて女性に暴行しようとした男で、犯人を見た女性はエル・ククイに助けられたと話す。
エル・ククイはスペインに広く伝えられている伝承のようで、ニックはジュリエットに話を聞いてみた。
ジュリエットによるとエル・ククイは悪さをすると来るお化けのようなものだと言う。
実在するかどうか怪しいため、ジュリエットは私よりもっと詳しい人がいると言い以前自分を助けてくれた女性の元へ連れて行ってくれた。
そこでエル・ククイは実在し嘆きの叫びを聞き取れ、その声に反応して狩りをおこなうという話を聞かされる。
ニックとジュリエットはヴェッセンの中にエル・ククイがいるのかどうか調べるためにトレーラーに向かった。
だが肝心のエル・ククイの情報は見つからない。
その後、バスの防犯カメラの映像が届いたためその内容を確認していたところ、コンビニ強盗の時にも映っていた老婆が映っていた。
2件の事件の両方にいあわせた老婆が事件と何らかの関係があると疑い、ニックたちは家を訪ねて署まで同行を願った。
老婆も快く受け入れてくれたが、車で移動中に電話が鳴り、事件のたびに警察に野次を飛ばしていたフローレスがボルトンに暴行を受け仕返しに行ってしまったとの知らせを受ける。
ニックたちは急いでボルトンの家に向かうことに。
フローレスはすでにボルトンともめており、ニックが急いで止めに入る。
ボルトンを家に戻しフローレスを車に運んでいくと、後部座席に座っていた老婆の姿がなかった。
すると家の中からボルトンの叫び声が聞こえてくる。
ニックが家の中に入るとボルトンはエル・ククイにヴォーガした老婆に斬り裂かれて殺されていた。
そのニックをみて老婆もニックがグリムであることに気がついた。
返り血を浴びた老婆を署まで連行するが、老婆は余裕を見せいはわかるけど、誰が私の仕業だなんて信じるかと言ってくる。
ニックが返り血はどう説明すると聞くと、悲鳴を聞いて駆け付け、彼を助けようとして血がついちゃったとぬけぬけと答えた。
そしてもう心配しないで、用は済んだから、平和は戻ったわ、じゃ、行かなきゃといい釈放された。
これにはレナード警部も冗談だろ?といい頭を抱えた。
釈放された老婆は自慢の耳で悲痛な叫びを聞き、再びエル・ククイになるのだった。
ところ変わって、レナード警部はアダリンドを調べるよう部下に言っていた。
部下はアダリンドが産科診察を受けていたことを突き止め、カルテを手に入れる。
レナード警部に送られてきたカルテにはアダリンドのお腹の中にいある赤ん坊の姿が映し出されていた。
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エル・ククイなかなかいいキャラでしたね(笑)。
そりゃレナード警部もお手上げですね。
アダリンドのおなかの中から2人の声が聞こえてきたっていってたけどどうなるんですかね。
ニックに来ていたメールは母親でしたね。
ケリーだから母親じゃないと思っていましたけどMotherのMだったんでしょうね。
以上がSeason3の第五話『エル・ククイ/EL CUCUY』のあらすじと感想のレビューでした。