海外ドラマ「GRIMM Season3」第三話『復讐の連鎖/A DISH BEST SERVED COLD』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season3 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
ニックが検査を受けると、毒の影響から激しい運動をしても心拍数や血圧が変わらない体になっていた。ニックの記憶は徐々に戻り始め、人を殺してしまった事に苦しみレナード警部に相談する。そんな中、腹が破裂し内臓が散乱したネッドという男性の遺体が森で発見される。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Tis Death’s Park, where he breeds life to feed him. Cries of pain are music for his banquet.
『死に神の園では 生け贄を育て 彼らの悲鳴を 宴の音楽にする』
モチーフとなっているのは『スペインのジプシー』
GRIMM/グリム Season3動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason3の第三話『復讐の連鎖/A DISH BEST SERVED COLD』のネタばれになりますので注意してください。
ニックはジュリエットに言われたように病院に検査に訪れていた。
だがゾンビ化の影響なのかどれだけ運動しても心拍数の上昇や呼吸の乱れがなかった。
医者は機器の故障がないか確認したら検査結果をメールすると言った。
そのころ、モンローはロザリーと共にレイヴンローズというレストランを訪れていた。
モンローはそこでロザリーに一緒に暮さないかと提案し、ロザリーもこの申し出を喜んで受けた。
2人が食事を楽しんでいるとモンローの友人であるサムが話しかけてくる。
以前にモンローが時計の修理をしてあげた客だったようだ。
その後、2人にシェフのオスラーからサービスだと言いビーフとトリュフのタルトが提供される。
しかしこの料理には肉が使われていたということでベジタリアンのモンローは食べることができず代わりにロザリーが食べた。
一方、ニックはレナード警部にだんだん凶暴化していた時の記憶がよみがえってきているため罪悪感が強くなっていると話す。
だがそれに対してレナード警部は今までヴェッセンを殺してきたのになんで今さら・・・、苦しいのは人間を殺したからかと冷たく対応された。
ニックが自分の席に座ろうとするとハンクから事件の知らせを聞かされる。
その事件では死体はなぜか木の上にあり内臓がえぐり取られていた。
被害者の名前はネッドという名前で、被害者の奥さんから幸せな家庭でトラブルはなかった。
数日前も一緒にレストランで食事をしたばかりだったと言われる。
そうこうしているうちに2人目の被害者が出る。
今度の被害者は女性だったが、前の被害者との共通点が見つからなかった。
ニックが被害者の財布を探ると中からいろいろなレシートが出てきて、その中にはレイヴンローズのレシートもあった。
ニックはネッド夫妻がレストランに行っていたという話を思い出し、ハンクがどこのレストランか聞いてみた。
するとネッド夫妻もレイヴンローズに言っていたことが判明する。
ニックとハンクはすぐにそのレストランに足を運んだ。
するとオーナーシェフであるオスラーが従業員に注意をしていた。
その時ニックはオスラーがバウアーシュヴァインであることに気が付き、オスラーだけでなく従業員が全員バウアーシュヴァインであることが判明する。
ニックは2人の死亡者が出ていることを伝えるが、オスラーは衛生管理やアレルギーのも十分注意していたと反論される。
ニックたちは被害者が食べたメニューを教えてもらったが、そこにも共通の料理はなかった。
操作に行き詰ったニックは今回の事件のことをジュリエットに話してみた。
すると獣医であるジュリエットは牛やセントバーナードなどがなる胃拡張捻転のようだと教えてくれた。
ニックは特定の種族にだけ発症する病気をきき、今回の事件の被害者も同じ種族だったのかもしれないと考える。
厨房にいたのはバウアーシュヴァインだったため、何世紀も対立しているのはブルットバッドだった。
ニックは話を聞くのと置いていた荷物を引き取るためにモンローの家に行くことに。
モンローの手伝ってくれニックの荷物もすぐにまとまった。
ニックが家を出ようとするとモンローに視界をふさがれるように荷物を積み上げられ、サプライズだと言いながらロザリー、ジュリエット、バド、ハンクが門出を祝ってくれた。
バドの奥さんがケーキを焼いてくれており、モンローがスピーチを始めようとするとタイミング悪く電話がかかってくる。
ロザリーが電話に出ると相手はレイヴンローズで会ったサムの奥さんだった。
どうやらサムが行方不明になったらしく、何度電話をかけてもつながらないという。
ロザリーはニックにサムとはレイヴンローズであったという話をすると、ニックはモンローにサムはブルットバッドなのかと確認する。
モンローはそうだと答え、ニックは今回の事件のことを話した。
すると被害者のネッドもブルットバッドでありモンローの友達だったことが分かる。
幸いモンローには被害者と同じような症状は出ていなかった。
ニックが被害者の状況を伝えるとロザリーが心当たりがあると言ったのですぐにスパイスショップへ向かい、同時にサムの車を探すようウーに頼んだ。
スパイスショップにつくとロザリーがこれだと言い、きのこが書いてある本を見せてくれた。
そのきのこは黒い絶望と呼ばれており、ブルットバッドが食べるとひどい胃拡張捻転を起こし、木に登って死にいたるという。
そしてそのきのこは頼んだメニューの中ではなく、オスラーのサービスとして出されていたタルトに入っていたことをロザリーが思い出した。
幸いモンローは口にしておらず、食べてもブルットバッドだけが症状を起こすことから、ニックたちは確信犯的に出していたことを確信する。
するとここでサムの車が見つかったという知らせが入り、ニックとハンクとモンローは急いで現場へ向かった。
車の中にサムはおらず、ニックたちが周りを探しているとオオカミの遠吠えが聞こえてくる。
ニックたちが木の上をライトで照らすとそこにサムの姿があった。
だが見つけてすぐサムは苦しみながらお腹を破裂させ死んでしまう。
モンローは怒りをあらわにし自分でオスラーを殺すと息巻くが、ニックが証拠がないと止めようとする。
それに対してモンローはバウアーシュバイン以上の証拠があるかと言い、自分で殺すと言い張る。
翌日、ニックはオスラーの元へ行き事情聴取を行った。
ニックがまた被害者が出たと伝えると、同じものは食べていないのだろうと反論してくる。
ニックはそれはメニューにあるものではなくサービスで提供されたものだと言い、シェフのサービスにはドイツの森で採れた特別な素材が使われており、呼び名は”黒い絶望”だとゆさぶりをかける。
オスラーはばかばかしいと言いヴォーガするが、ニックがブルットバッド殺しのバウアーシュヴァインというとオスラーもニックがグリムであることに気がつく。
そして自分だけでなく従業員全員家族をブルットバッドに殺されていると自分の犯行を正当化しようとする。
ニックが自首するよう言ったがオスラーは聞き入れなかった。
スパイスショップに戻ったニックはモンローにオスラーは黒で自首を促したがダメだったと伝えると、これ以上友達は殺させないと言い自分でオスラーを殺しに行ってしまう。
ロザリーはニックになんとか止めてくれるよう頼んだ。
その夜、モンローは店からでてきたオスラーの後をつけた。
そこにはモンローだけでなく他のブルットバッドもいた。
オスラーを追い詰めたモンローは今夜の食事はシェフ自身かなと言い襲いかかろうとする。
するとそこへニックとハンクがやってくる。
ニックは力づくでモンローを止めようと殴り合いになってしまい、止まらないモンローに銃を向けてしまう。
止めるハンクだったがニックはモンローに向けて発砲してしまう。
オスラーはモンローが死んだと喜ぶが周りにはどうしようもないぐらい大勢のブルットバッドが集まっていた。
ニックたちはこのままでは自分たちもやられると言い逃げようとする。
ニックは自首するなら助けてやるというと、オスラーは「わかった!自供する!!私が殺した!逃がせ!」と殺人を認めた。
ニックたちは急いでオスラーをパトカーに乗せその場を立ち去った。
その様子を撃たれたモンローがうれしそうに眺めていた。
全てはオスラーを自供させるための芝居だったのである。
拘置所でオスラーはこんなことをしても解決にはならないと皮肉を言われるが、ニックはその一歩にはなったと満足げに話した。
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ニックとモンローがガチで戦っているのかと思いきや芝居でしたね。
いつの間にそんな仕込みを(笑)。
まあ自供に持っていけてなによりでした。
それにしてもニックの体はどうなっちゃうんですかね。
息があがらないとか自分からしたらうらやましいですけど(笑)。
以上がSeason3の第三話『復讐の連鎖/A DISH BEST SERVED COLD』のあらすじと感想のレビューでした。