ここでは実際に映画「崖っぷちの男」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
崖っぷちの男の評価・・・4つ星
原 題: MAN ON A LEDGE
製作年: 2011年
製作国: アメリカ
出演者: サム・ワーシントン エド・ハリス タイタス・ウェリヴァー ジェネシス・ロドリゲス
: エドワード・バーンズ アンソニー・マッキー キーラ・セジウィック ジェイミー・ベル
: エリザベス・バンクス
監 督: アスガー・レス
製 作: ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ マーク・ヴァーラディアン
脚 本: パブロ・F・フェンヤヴェシュ
「タイタンの戦い」のサム・ワーシントン主演のサスペンス・アクション。NYの高層ビルから飛び降りようとする男が、説得を試みる女刑事を相手に緊迫のやりとりを繰り広げる中、次第に男の隠された狙いが明らかとなっていくさまを、予測不能の展開でスリリングに描き出す。マンハッタンの高級ホテル。ひとりの男が21階の窓枠を乗り越え、幅わずか30cmの縁に立ち、いまにも飛び降りようとしていた。街中が騒然とする中、男は交渉の相手として女性刑事リディアを指名する。やがて男の素性が、30億円のダイヤ横領の罪で服役中に脱獄したNY市警の元警察官ニックと判明する。ヤジ馬が見守る中、リディアに対し自らの潔白を証明しようとするニックだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
昔CMを見た時から気になっていたのですが、なかなか機会が無く今まで見れていませんでした。
なので満を持しての登場ですね。
感想を言えば・・・期待通りにおもしろかったですね。
サム・ワーシントンは好きな俳優の1人なのですが最近はあまり見ていなかったのもあって若干不安はありましたが、そんな不安など簡単に吹き飛ぶほどおもしろい作品でした。
まあサム・ワーシントンのアクションがちょっとしかなかったのは残念でしたが、それでも十分見ごたえのある作品でしたね。
ストーリーが良く作られていたと思います。
思わず引き込まれてしまうストーリーでした。
出演者にはアバターやターミネーター4のサム・ワーシントン、ハンガーゲームシリーズやスパイダーマンシリーズに出演しているエリザベス・バンクス、ジャンパーなどに出演しているジェイミー・ベル、恋愛だけじゃダメかしら?やラストスタンドなどに出演している最近人気上昇中のジェネシス・ロドリゲス、ハートロッカーやリアルスティール、リンカーン/秘密の書などに出演しているアンソニー・マッキー、数多くの作品に出演し第一線で活躍し続けているエド・ハリス、プライベート・ライアンやバーニング・クロスなどに出演しているエドワード・バーンズ、アルゴやザ・タウンなどに出演しているタイタス・ウェリヴァーといったそうそうたる顔ぶれがそろっていました。
超豪華な俳優陣がそろっている作品でしたね。
内容もこの豪華俳優陣に負けない良いものだったと思います。
崖っぷちの男予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は無実の罪を着せられた元警官が無実の罪を訴えるために刑務所を脱獄し、ホテルの上から飛び降りようとするというもの。
ニック(サム・ワーシントン)はホテルの21階に宿をとり、あろうことかわずか30cmしかない窓の淵に立って飛び降りようとします。
警察が来るとニックは1か月前に飛び降り自殺を阻止できなかったリディア(エリザベス・バンクス)を連れてくるように交渉します。
しかしリディアの説得にも耳を貸そうとしないニック。
実はニックは2年前にある男のダイアを盗んだ容疑で刑務所に入れられており、父親の葬儀の際に騒動を起こして脱獄していたのです。
しかしダイアを盗んだのはニックではなく、彼ははめられて犯人に仕立てられていたのです。
彼は無実を証明するために飛び降り自殺をしようとしているように見せかけて、実は弟のジョーイ(ジェイミー・ベル)とその恋人のアンジー(ジェネシス・ロドリゲス)に自分が盗んだとされているダイアを盗ませる計画を立てていたのです。
つまりニックが盗んだとされるダイアは実は誰にも盗まれておらずダイアの持ち主であるイングランダー(エド・ハリス)が仕組んだ保険金詐欺だったのです。
そのためダイアは最初からイングランダーの手にあったため、それをジョーイとアンジーが盗み出してニックの無実を証明しようという計画でした。
イングランダーが所有しているダイアがあるのはニックが泊まったホテルの道路を挟んですぐのところ。
ニックがそのホテルを選んだのはちゃんと理由があったのです。
ニックが騒ぎを起こしている中、ジョーイとアンジーはダイアが隠してある金庫に侵入します。
そして手際よくセキュリティーをする抜けてダイアが入っているであろう金庫に到達します。
(1行で済ましてしまいましたが、ここは作品の中でも1番ハラハラドキドキする場面です。)
しかし予想していた金庫にダイアはありませんでした。
するとジョーイ達はわざと警報を鳴らし、イングランダーにダイアの金庫を開けさせることに成功します。
そしてそのダイアを盗んで荷物をホテルのロビーに。
ホテルのロビーはなんと協力者(正体は後ほど)で荷物に入ったダイアをニックに渡します。
そして一気に形勢逆転かと思いきやイングランダーにジョーイとアンジーがつかまってしまいます。
ダイアとジョーイは交換したニックはイングランダーを追いかけるためにホテルの屋上からついに飛び降ります。
見事自殺防止のために置かれていたクッションの上に着地したニックはイングランダーを追い詰め、見事ダイアを奪い返します。
そしてみごと無実になったニックでした・・・めでたしめでたし。
というような内容です。
ちなみに先ほど言ったホテルのロビーにいた協力者はニックたちの父親だそうで、最初の父親の葬式はフェイクだったようですね。
ニックが脱獄するために家族で仕組んだものだったのでしょう。
あとニックが刑務所に入れられるきっかけとなったダイアの盗難(みせかけ)はある2人によって実行されており、その2人は相棒だったマイク・アッカーマン(アンソニー・マッキー)とこの飛び降りで警察の指揮をとっていたマーカス(タイタス・ウェリヴァー)でした。
ニックは相棒に裏切られていたんですね。
結構ハラハラドキドキの展開が続いて、とても楽しめる作品だったと思います。
やっぱりサム・ワーシントンには(たまにしか)はずれがないですね。
以上が崖っぷちの男の感想とレビューでした。