海外ドラマ「Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第二章 王国の激突」第二話『The Night Lands/粛清』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
第二章 王国の激突 相関図(クリックで拡大)(スターチャンネル公式サイトより引用)
母サーセイと叔父ジェイミーの不貞の噂を聞いたジョフリーは、母への腹いせに父ロバートの落とし子を片っ端から始末させる指令を出し、追っ手は“壁”を目指す“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の新兵一行とアリアの元にも迫る。王都で起こった血の粛清を受け、ティリオンはある臣下を追放することで太后サーセイを牽制する。一方、偵察として行かせた騎士の戻りを待つデナーリスに衝撃的な出来事が待ちうけていた。そんな中、シオンは戦いに船を必要としているロブを助けるため、9年ぶりに鉄(くろがね)諸島の父を訪ねる。王都襲撃の作戦を練るスタニスは、信仰する“光の王”の女祭司メリサンドルに息子を与えると言われ…。(ワーナー公式サイトより引用)
Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ 第二章 王国の激突 動画(これからみようと思っている方に)
以下からは第二章 王国の激突の第二話『The Night Lands/粛清』のネタばれになりますので注意してください。
アリアたちがナイツウォッチになるため壁を目指している中、サーセイの命令によりシティウォッチがやってくる。
それをみたアリアは自分を捕まえに来たのだと思い身を隠した。
だがシティウォッチが捕らえに来たのは自分ではなくジェンドリーだった。
しかしヨーセンは彼らの要求はすべて無視し、ナイフで脅し彼らを帰らせた。
ジェンドリーはなぜ自分だと思ったのかアリアに尋ねた。
ジェンドリーはアリアが本当は女だということに気がついていた。
アリアは自分の本当の名前を明かし、自分がスターク家の娘であることを明かした。
これを聞いたジェンドリーはアリアをからかったが、誰にも言わないと約束する。
そのころ、シオンが鉄諸島に到着していた。
シオンは領主であるベイロンの息子である自分が9年ぶりに帰ってきたことを島をあげて歓迎してくると思っていた。
だが島の人間はシオンに対して冷ややかな反応だった。
そこへ一人の女性がやってくる。
その女はシオンを馬に乗せて城まで運んであげた。
父親のベイロンに再会したシオンは後継者が返ってきたことを喜んでもらえるかと思っていたが、そうではなかった。
かつて自分たち戦争をしたスターク家にすっかりなじんでしまったベイロンはシオンの現状を嘆いた。
更にベイロンにはシオンに自分の後を継がせる気もなかった。
そこへ自分を城まで送ってくれた女性が部屋に入ってくる。
どうやって城まで入ったのかと尋ねるシオンだったが、その女性はなんと姉のヤーラだったのである。
ベイロンはヤーラこそ後継者にふさわしいと考えていた。
そしてロブには協力せず、王には自分自身でなると宣言する。
そのころ、ティリオンのもとにヴァリスが姿を現す。
ヴァリスはシェイと意気投合しており、ティリオンに父親に反対されていたのにつれてくるとはと遠まわしに脅しをかけてくる。
それに対してティリオンは次に同じように脅しをかけてきたら首をはねると警告した。
その後ヴァリスと共に会議に出席したティリオンはロブが送ってきた和睦のための条件を聞く。
だがサーセイはその手紙をすぐに破り捨ててしまう。
またナイツウォッチからも人員増員の嘆願書が送られてくるが、サーセイはこれも無視する。
会議の後、ティリオンはシティウォッチの隊長であるジャノス・スリント公と2人で話をしていた。
そこでティリオンはリトルフィンガーの娼館で赤ちゃんを殺したこと、更にネッドの衛兵を殺したことからジャノスを壁送りにして新たな隊長に付き人のブロンを指名する。
ティリオンはこれによって民衆の反発を少しでも抑えようとしたのである。
その後サーセイと2人で話したティリオンはジャノスを勝手に壁送りにされたことに反発する。
またティリオンは赤ちゃん殺しの命令などあり得ないとサーセイを非難するが、その命令を出していたのはサーセイではなくジョフリーだった。
暴走するジョフリーの後始末が全てサーセイにのしかかっていたのである。
更にサーセイはティリオンに自分が生まれたせいで母親が死んだと、彼を非難した。
リトルフィンガーの娼館では、娼婦のロスが突然泣き出したと苦情を言われる。
すぐに対応したリトルフィンガーだったが、ロスにかつて美しかったが金にならなかった娼婦の話しをする。
リトルフィンガーは自分の面倒事を増やすなとロスに警告し、一日だけは喪に服すことを許した。
ところ変わって、スタニスのいるドラゴンストーン城では戦に備えダヴォスが海賊のサラドール・サーンに協力を要請し、30隻の船を手に入れていた。
だが王都を手に入れようとたくらんでいるスタニスは、10万の兵を持っているレンリーと戦争になれば勝つことができず、王都も取ることができないと考えていた。
そこへロードオブライトの女祭司メリサンドルがスタニスを鼓舞し、息子がいないスタニスに自分なら息子を与えることができると言い裸で迫り、妻がいるスタニスは誘惑に負けメリサンドルに従ってしまう。
再びところ変わって、食料がつきもはや一刻の猶予もないデナーリスの元へラカーロの馬だけが戻ってくる。
だがその馬にはラカーロの首が括りつけられていた。
デナーリスをよく思わない他の人間の仕業だと考えられた。
更にところ変わって、クラスターのもとで身を休めていたナイツウォッチは娘や妻に手を出さないようくぎを刺されていた。
だが娘のジリがゴーストに襲われそうになり、見かねたサムが助ける。
ジリはサムに助けてほしいと頼んでくる。
サムはジョンにこの話をしその理由を問いただした。
だがジリは男の子が生まれたら・・・とはっきりと理由を口にしなかった。
そんな彼女にジョンも助けてやれないと突き放した。
だがその夜、クラスターが生まれた男の子をどこか得連れて行くのをジョンが目撃する。
後を追ったジョンが見た物はクラスターが赤ちゃんを放置して戻ってくるところだった。
更にその赤ちゃんはホワイトウォーカーに連れて行かれる。
クラスターが今までホワイトウォーカーに襲われていなかった理由はまさにこれだった。
戻ろうとするジョンだったが、そこへクラスターがやってきて、斧で殴られてしまう。
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アリアの正体がジェンドリーにばれてしまいましたね。
果たしてこれは吉と出るのか凶と出るのか。
ジョフリーの暴走もいよいよ度が過ぎてきましたし、密かにティリオンに期待しているのはここだけの話しです(笑)。
クラスターはホントに鬼畜ですね。
まさか男の子はホワイトウォーカーに生贄にささげているとは。
殴られたジョンはいったいどうなってしまうんですかね。
以上が第二章 王国の激突の第二話『The Night Lands/粛清』のあらすじと感想のレビューでした。