ここでは実際に映画「アイアンマン3」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
アイアンマン3・・・3つ星
原 題: Iron Man 3
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ロバート・ダウニー・Jr グウィネス・パルトロウ ドン・チードル
: ガイ・ピアース レベッカ・ホール ステファニー・ショスタク
: ジェームズ・バッジ・デール ジョン・ファブロー ベン・キングズレー
監 督: シェーン・ブラック
製 作: ジョン・ファヴロー アラン・ファイン ルイス・デスポジート
: スタン・リー チャールズ・ニューワース ヴィクトリア・アロンソ
: スティーヴン・ブルサード ダン・ミンツ
脚 本: ドリュー・ピアース シェーン・ブラック
鋼鉄のヒーロー“アイアンマン”の活躍をロバート・ダウニー・Jr主演で描くSFアクション超大作のシリーズ第3弾。“アベンジャーズ”での戦いを経て、ヒーローとしての活動に迷いが生じていく天才発明家トニー・スターク=アイアンマンの葛藤と新たな戦いの行方をシリーズ初の3Dで描き出す。監督は新たに「キスキス,バンバン」のシェーン・ブラック。“アベンジャーズ”の一員として人類滅亡の危機を救ったものの、この戦いはトニー・スタークの心に大きな影を落としてしまう。彼は何かに取り憑かれたように新型アイアンマン・スーツの開発に没頭。そして最新の“マーク42”を完成させるものの、心身共に追い詰められていくトニーだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
大人気シリーズアイアンマンの第三作目になります。
1作目と2作目がおもしろかっただけに期待の高かった作品です。
なのにふたを開けてみてびっくり。
期待していたほどおもしろくありませんでした。
少なくとも今までの作品よりは確実にクオリティーは低くなっていると思います。
監督が変わった影響でしょうかね?
どうしてこんなに残念だったかというとアクション部分が少なくなっており、アイアンマンで戦う場面も少なくなっていたからです。
映画アイアンマンがアイアンマンになって戦わなかったらそれはもはやアイアンマンではないのではないでしょうか?
3作目にしてやっちまいましたね。
出演者にはシリーズでおなじみのロバート・ダウニー・Jrとグウィネス・パルトロウ、ジョン・ファブローに2から起用されているドン・チードル、ロックアウトやプロメテウスなどに出演しており最近勢いのあるガイ・ピアース、ザ・タウンなどに出演している最近ブレイク気味のレベッカ・ホール、幸せへのキセキなどに出演しこちらも今人気急上昇中のステファニー・ショスタク、ローン・レンジャーやワールド・ウォーZなどの話題作に続々と出演しているジェームズ・バッジ・デール、ヒューゴの不思議な発明などに出演しているベン・キングズレー、プライド&グローリーやレボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでなどに出演しているタイ・シンプキンスと言ったそうそうたるメンバーでした。
これだけ豪華な俳優陣を用意しておきながらあの内容には正直失望したと言わざるを得ないでしょう。
アイアンマン3予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はアベンジャーズから1年後の設定となります。
最初はトニー(ロバート・ダウニー・Jr)の回想から始まります。1999年にある学会に参加していた際に植物学者で自己再生などを研究しているマヤ(レベッカ・ホール)とAIMという企業に勤めている体の不自由なキリアン(ガイ・ピアース)という人物に出会います。
この時キリアンには後で合うと言って嘘をつきそのまま放置することに。
マヤは研究の話をし1晩を共にして研究のヒントになるメモを残してその場を後にします。
数年後トニーの後を継いで社長になっていたポッツ(グウィネス・パルトロウ)の元にキリアンが健全な姿で会いに来ます。
用件は人間の脳の未使用領域を利用して人の能力を向上させるウィルス「エクストリミス」の研究を合同でやろうというものでした。
ポッツはこの話を断り、不審に思ったハッピー(ジョン・ファブロー)はキリアンの助手であるエリック(ジェームズ・バッジ・デール)という男の後をつけることに。
するとエリックはスーツケースを謎の男にわたし、男がその中の薬品を摂取したとたん男は突然高熱を発して爆発することに。
ハッピーは重傷を負ったものの一命を取り留めます。
この爆発はこの時世間をにぎわせていたテロリストである「テン・リングス」という組織の犯行と瓜二つでした。
友人が瀕死の状態になりトニーはテン・リングスのリーダーであるマンダリンに宣戦布告します。
数日後トニーの元にかつて話をしたマヤが訪ねてきます。
その直後トニーの自宅はテロ組織のミサイルによって爆破されてしまいます。
マヤとポッツは一命を取り留めるもののマヤは実はキリアンの部下でポッツは囚われの身になることに。
トニーはこの時の戦闘で世間では死んでいることになりますが、実は命からがらテネシーに逃げ延びていました。
そこでハーレー(タイ・シンプキンス)という少年と出会い、いろいろな情報を手に入れること。
ちなみにテネシーはテロリストの爆破と同じような事件が起こった最初の土地でした。
ここで情報を集めているとテロリストに見つかり、いろいろな切り札を使いなんとか乗り切ることに。
トニーはここからテロリストのアジトがどこにあるかを突き止め、1人でそこへ向かうことに。
テロリストのボスのマンダリンを見つけますが、実はマンダリンはただのスケープゴーストで黒幕はやはりキリアンでした。
人間が爆発するのは実は昔マヤが行っていた研究の副作用のようなもので、体に合わないと3000度の高熱を発して爆発するという危ういものでした。
とらえられたポッツはこれを体内に入れられとってもピンチな状況に。
トニーはポッツを助けるためにキリアンの元へ。
トニーはキリアンと戦うために研究所に合った全てアイアンマンをこの戦いで投じます。
しかもすべてオートで動くという優れモノ。
キリアンとトニーの一騎打ちになり、トニーがやられそうになった時に体が変異したポッツが助けに来ます。
これでポッツが化け物になり、おいしいところを全て持っていきます。
そんな終わりかたありかよって感じでしたが・・・。
そして全てのアイアンマンを破棄して、胸に付けていた生命維持装置でもあるアーク・リアクターを手術により除去してアイアンマンに別れを告げるのでした。
と言った感じで終了です。
いやいやいやこれじゃアベンジャーズ2に出れないじゃないですか。
と言いたいところですが、最後にジャービスの残骸は持って帰っていたのでまたアイアンマンを作るんでしょうね。
さて今回のアイアンマンではMk-42が制作されており、なんとこの機体には自動装着機能がついていました。
作中でもこの自動装着機のは大いに活躍していましたね。
しかもそれだけではなく、アイアンマンの遠隔操縦までも可能になっていました。
1300キロ離れた場所からでも呼び出せるようになっている優れモノで、ピンチの時にトニーを救ってくれました。
そしてアイアンマン3で忘れてはいけないのがハーレー(タイ・シンプキンス)とのやり取りでしょうね。
ぶっちゃけ自分が良かったと思った場面は彼とのやり取りシーンだけでしたね。
タイ・シンプキンスは最近ちょいちょい出始めているのでもう少ししたらビッグな俳優になるかも知れませんね。
まあなんだかんだと言ってきましたが、結局言いたいのはアイアンマン3は残念だったなということだけです。
ちなみにアイアンマン3はエンドロールの後にもちょっとしたオチがあるので最後まで見てくださいね。
以上がアイアンマン3のあらすじと感想のレビューでした。