3つ星 アクション サスペンス

映画スパイ・レジェンドのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「スパイ・レジェンド」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

スパイ・レジェンドの評価・・・3つ星

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原 題: The November Man
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ピアース・ブロスナン ルーク・ブレイシー オルガ・キュリレンコ
    : イライザ・テイラー カテリーナ・スコーソン ビル・スミトロヴィッチ
    : ウィル・パットン
監 督: ロジャー・ドナルドソン
製 作: ボー・セント・クレア スリラム・ダス
脚 本: マイケル・フィンチ カール・ガイダシェク
原 作: ビル・グレンジャー

あらすじ

ビル・グレンジャーのスパイ小説“ノヴェンバー・マン”シリーズを「007/ダイ・アナザー・デイ」のピアース・ブロスナン主演で映画化したサスペンス・アクション。共演は「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。監督は「バンク・ジョブ」のロジャー・ドナルドソン。かつて“ノベンバー・マン”というコードネームでその名を轟かせた伝説の元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー。元同僚で愛していたナタリアの危機を知り、自ら“回収”すべくモスクワへ飛ぶ。しかしナタリアは、彼の目の前で殺されてしまう。その殺害を実行したのは、なんとデヴェローがCIA時代に教育した愛弟子メイソンだった。やがてロシア大統領選を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていくデヴェローだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

スパイものの映画は好きなので取りあえず見てみました。

率直な感想は少しわかりにくい映画だったなぁ・・・という感じです。

最初にかなりごちゃごちゃするのでなかなか設定に引き込まれませんでしたね。

2回見ればかなり納得のいく作品だとは思いますが、正直そこまでやる価値があるかどうかは疑問です。

出演者には007シリーズのピアース・ブロスナン、かけがえのない人など最近ブレイク中のルーク・ブレイシー、オブリビオンや007慰めの報酬などに出演しているオルガ・キュリレンコ、ドラマのハンドレッドなどで主演を務め人気急上昇中のイライザ・テイラー、復讐捜査線などに出演しているカテリーナ・スコーソン、テッドシリーズなどに出演しているビル・スミトロヴィッチ、アルマゲドンなどに出演しているウィル・パットンらが起用されていました。

キャスティングはなかなか良かったですね。

ベテラン、中堅、若手がいい感じにマッチしていました。

個人的にはイライザ・テイラーが今後どうなっていくのかが楽しみです。

スパイ・レジェンド予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は引退した元CIAエージェントが大きな陰謀に巻き込まれていくというもの。

2008年、ピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)は弟子のメイソン(ルーク・ブレイシー)と共にモスクワで大使を護衛するという任務についていた。

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メイソンに優秀な弟子だったが短気なのが玉にきずで、デヴェローも扱いに困ることがあった。

そんな中、デヴェローは大使の護衛任務でメイソンをスナイパーとして周囲を見張らせた。

その任務中、大使の命を狙う敵が現れる。

標的をロックしているメイソンはデヴェローに射殺許可を求めるが、デヴェローは周囲への被害を考え許可を出さなかった。

デヴェローは自分で敵を排除しようと試みるが敵に先に撃たれてしまい、現状を見かねたメイソンは命令を待たずに敵を射殺してしまう。

だがデヴェローが危惧していた通り周りに被害が出てしまい幼い子供が犠牲になってしまった。

この仕事を最後にデヴェローは引退し、スイスで静かな隠遁生活を送っていた。

だがそこへかつての同僚であるハンリー(ビル・スミトロヴィッチ)がある仕事を持ってくる。

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それはロシアの次期大統領と目されているアルカディ・フェデロフ(ラザル・リストフスキー)のもとに送っているスパイを回収してほしいというものだった。

デヴェローに頼んだ理由はそのスパイがデヴェローの恋人であるナタリア(メディハ・ムスリオヴィック)だったからだ。

ナタリアはフェデロフに関して彼を失脚させるほどの重要な情報をつかんだらしく、それはある人物の名前だという。

ハンリーはデヴェローを指名したのはナタリア本人だと言いデヴェローを仕事に復帰させた。

後日、ナタリアを回収するためCIAはあわただしく動いていた。

ただその作戦にはデヴェローは関与していないようだった。

ナタリアはフェデロフの隙をついてある写真を入手し、その情報を持ってフェデロフの元を離れた。

そしてCIAとの回収ポイントへと急いだ。

だがナタリアがスパイであることとはフェデロフにばれてしまい、すぐに追手がやってきた。

ナタリアは敵に追い詰められてしまうが、タイミング良くそこへデヴェローが現れる。

ナタリアを助けたデヴェローだったが、ナタリアはデヴェローが来ることは知らされていない様子で驚いていた。

デヴェローはハンリーが言っていた重要人物の名前をナタリアから聞き出した。

その人物の名前はミラ・フィリポアという名前だった。

デヴェローはすぐにその名前をハンリーに伝えた。

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この時ハンリーはCIA本部で部隊の指揮をとっており、デヴェローのことは誰も知らない様子でCIA本部も戸惑っていた。

CIAのワインスタイン(ウィル・パットン)はナタリアの回収が困難になったと判断すると射殺命令を出してしまう。

そのことは現場にいたCIAエージェントにも伝えられた。

皮肉にもこの時現場にいたエージェントはデヴェローの弟子だったメイソンだったのである。

メイソンはワインスタインの指示を受けデヴェローの車に乗っていたナタリアを射殺した。

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ナタリアは死ぬ前にデヴェローに自分が残したフェデロフに関する記録を入れてある携帯を渡した。

ナタリアが殺されたことによりデヴェローは銃撃してきた相手を待ち伏せし、車で出てきたところを襲いかかった。

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相手がCIAだとは知らないデヴェローは最後の一人の顔を見て驚愕する。

それは相手がメイソンだったからである。

ただしそれはメイソンも同様だった。

お互いに銃を向けあっていたが相手の顔を見て双方銃を下ろしその場から立ち去って行った。

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その後デヴェローは飛行機に乗りアメリカに帰った。

一方、デヴェローからミラ・フィリポアという名前を聞いたハンリーは一人本部を抜け出し自宅へと戻った。

そしてパソコンでミラ・フィリポアについて調べ出したのである。

ハンリーの行動は明らかにCIAとは関係ないところで動いていた。

そのためハンリーはCIAから疑われることになりエージェントをさし向けられ拘束されてしまう。

ハンリーの家に来たCIAエージェントは2人であり、2人はハンリーが何をしていたのかを念入りに調べた。

そこへアメリカから帰ってきていたデヴェローもやってくる。

デヴェローはハンリーの家で状況を察知すると2人を不意打ちし拘束した。

そしてハンリーも調べていたミラ・フィリポアについての情報を入手した。

その中にアリス・フルニエ(オルガ・キュリレンコ)という女性が勤めている施設にミラ・フィリポアがいたことが判明。

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デヴェローはCIAを逆に利用しアリスの居場所を特定。

すぐにその場所へ向かった。

この時アリスはジャーナリストの取材を受けるためにとあるレストランにいた。

しかしそのレストランにはフェデロフにより送り込まれた殺し屋アレクサ(アミラ・テルツィメヒッチ)もいた。

フェデロフはロシアの大統領になるために過去に犯した数多くの犯罪に関して、少しでも知っている人間を殺して回っていたのである。

アリスは最もミラに近い人間であったため狙われてしまったのである。

アレクサが店内にいることを外で見ていたデヴェローはアリスの携帯に電話し、話しかけていた女性が殺し屋であることを教えた。

突然のことに戸惑うアリスだったが、ここでデヴェローを追ってメイソンらCIAがやってくる。

デヴェローは場の混乱に乗じてアリスを連れ出した。

アリスは殺し屋からもCIAからも狙われることになってしまったのである。

初めはアリスもデヴェローのことを疑っていたが、生きたければついてくるしかないというデヴェローの言葉を信じることに。

アリスを連れ出したデヴェローはメイソンたちに追われることになってしまうが、凄腕のエージェントだったデヴェローは見事にメイソンたちの追跡を振り切った。

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その後デヴェローはアリスと共に彼女の働いている施設へいきミラの資料を探した。

だが有力な情報はなく、アリスもミラの情報は何も知らないの一点張りだった。

ただここでたまたま元ロシアの軍人でフェデロフの右腕だったデニソフ(ドラガン・マリンコヴィッチ)の写真が貼ってあるのをデヴェローが発見する。

デヴェローは情報を求めてデニソフの元へ向かうことに。

昔顔を合わせたことがあったデヴェローはすんなりとデニソフに会うことに成功する。

そしてデニソフはフェデロフに命を狙われていることを教えた。

その情報と引き換えにどうしてフェデロフは彼の過去を知っている人間を殺し始めたのかを聞き出した。

デニソフの話しによると、チェチェンという国に膨大な石油が眠っていることをフェデロフが突き止めた。

その石油を手に入れるためにフェデロフは戦争を仕掛けたかったが正当な理由がなかった。

そこでロシア軍が占拠していたビルを爆破することでこれをチェチェン軍の仕業に見せかけ戦争をするきっかけを作ったのである。

これにより争いは激化し第二次チェチェン紛争に発展してしまうのである。

このビル爆破事件には更に秘密があり、実際に爆破したのはロシア軍ではなくフェデロフと共謀していたCIAだったのである。

もしこれが明るみになればフェデロフは失脚すること間違いなしで、そうなる前に殺し屋を雇って過去を知る人間を殺しているのである。

またCIAが追っているミラという女性はこの紛争で家族をフェデロフに殺されたあげく、慰み者として捕らえられた人物だったのである。

フェデロフにとって誤算だったのは手元に置き続けた彼女がチェチェンの人間でありながらロシア語を理解していたということだった。

つまりミラはフェデロフとCIAによる陰謀をしるたった一人の生き証人だったのだ。

この話を知ったデヴェローは真相を確かめるためにCIAに捕らえられているハンリーの元へ向かった。

そしてハンリーの口からビルの爆破の指揮を執っていたのはワインスタインだったと教えられる。

更にフェデロフやCIAが追っているミラはアリス自身であることが判明する。

一方、デヴェローを取り逃がしてしまったメイソンは上司のワインスタインから呼び出される。

そしてメイソンがデヴェローに対して向きになるのは彼に認めてもらいたいからではないのかといい、メイソンにかつてモスクワでデヴェローが彼に下した評価が入ったUSBを渡した。

家に戻ってメイソンがデータを見るとそこには”落第”の文字が。

更にそのデータの中にはデヴェローとナタリアが仲睦まじく生活している写真も入っていた。

その中になんとデヴェローとナタリアに娘がいることがわかる写真が入っていた。

メイソンはデヴェローを殺すのに娘を人質にとれば簡単にやれると考えた。

そのころ、デヴェローと別れたアリスは誰にも見つからない場所に隠れているよう言われたが、逃げる生活に嫌気がさし最初に話しかけてきたジャーナリストに全てを話そうとしていた。

だがそこへアリスの命を狙うアレクサが待ち構えていた。

アレクサはジャーナリストの男を殺害するとアリスも殺そうとするが、ジャーナリストの必死の抵抗によりアリスだけは逃げることができた。

その後アリスはデニソフの元へ行きフェデロフに取り次いでくれるようお願い。

アリスはコールガールに変装し一人でフェデロフの元へ向かった。

そして背中のファスナーにガラス片を仕込んでおき、お楽しみ時間だと思っているフェデロフに襲い掛かった。

だがフェデロフをただ殺すだけでは何も解決しないことをわかっているアリスは躊躇してしまう。

そうこうしているうちに形勢は逆転してしまうが、ここでデヴェローがやってきてアリスを助ける。

デヴェローはハンリーに聞いた通り、チェチェン紛争のビル爆破がワインスタインの仕業だったのかを確かめに来たのである。

だがフェデロフの口から出た名前はワインスタインではなくハンリーの名前だった。

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新の黒幕はハンリーだったのである。

ここでCIAのメイソンもやってくる。

真実を知ったデヴェローはアリスを連れて逃げ駅で待つよう指示した。

そして自分はメイソンとけりをつけるためにタイマンの戦いを仕掛ける。

この戦いはデヴェローの勝利で終わり、フェデロフに真実を話させているところを動画に収めた携帯を彼に渡した。

その後、デヴェローのもとにハンリーから電話がかかってきて娘を人質とったことを知らされる。

娘を返してほしかったらアリスを引き渡せと要求してきたのである。

デヴェローは要求を飲んだふりをしてハンリーとの待ち合わせ場所へ行き、嘘の情報を渡した。

この時、ハンリーはメイソンも連れてきており、ハンリーが本当はわるものであると知っていたメイソンはハンリーを裏切り娘を助けに向かう。

デヴェローの時間稼ぎもうまくいき、メイソンは無事に娘を救出。

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ハンリーはメイソンとデヴェローにより逮捕されることとなる。

そのころ、駅でデヴェローが来るのを待っていたアリスは待っている間にフェデロフの悪事を暴露した記事をパソコンで描いていた。

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だがそこへ居場所を嗅ぎつけたアレクサがやってくる。

逃げるアリスはアレクサの隙をついてわきに置いてあったスコップで一撃で倒してしまう。

その後、記事を書き終えたアリスはその記事を新聞社にメールした。

そこへ娘と共にデヴェローがやってくる。

こうしてデヴェローとアリスは無事に逃げたのであった。

アリスの記事によりフェデロフは失脚するはめに。

失脚したフェデロフはバカンスを楽しんでいたところを何者かに撃たれて死亡してしまう。

・・・という感じです。

ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、作品自体がわかりにくかったので勘弁してください。

映画の中ではピアース・ブロスナンがイライザ・テイラーを人質にとる場面もありましたが、あまり話と関係無い部分だったので省略しました。

イライザ・テイラーの出演場所はほぼそこだけでしたが、彼女が出ているハンドレッドも見たくなりましたね。

気が向いたらこの作品はもう一度見てみようと思いますが、たぶんないと思います(笑)。

以上がスパイ・レジェンドの感想とレビューでした。

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