ここでは実際に映画「ゲットバック」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ゲットバックの評価・・・4つ星
原 題: STOLEN
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: ニコラス・ケイジ ジョシュ・ルーカス ダニー・ヒューストン マリン・アッカーマン
: サミ・ゲイル M・C・ゲイニー マーク・バレー エドリック・ブラウン
監 督: サイモン・ウェスト
製 作: アヴィ・ラーナー レネ・ベッソン
脚 本: デヴィッド・グッゲンハイム
ニコラス・ケイジが「コン・エアー」以来となるサイモン・ウェスト監督とのタッグで贈るクライム・アクション。共演はジョシュ・ルーカス、マリン・アッカーマン。仲間と共に銀行強盗を成功させ1,000万ドルを奪ったウィルだったが、逃走中に仲間割れが起き、彼だけが捕まってしまう。しかし逮捕されたとき、彼が持っているはずの1,000万ドルは跡形もなく消えていた。8年後、出所したウィルに1本の電話が。それは、最愛の娘を返してほしければ、8年前に消えた1,000万ドルを12時間以内に引き渡せ、というかつての強盗仲間からの身代金要求だった。しかし1,000万ドルは逃走時に証拠隠滅のため焼却していたのだった。追い詰められたウィルは、身代金調達のため新たな強盗を計画するのだが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
久しぶりにニコラス・ケイジが見たくなったのでなんとなく選んでみた作品です。
なんとなく選んだわりにはとってもおもしろかったです。
最近は何だか評価が悪い映画ばかりのようですが、昔の印象そのままのニコラス・ケイジでした。
ニコラス・ケイジと言えばアクション映画だと思っているので、同じように思っている方には楽しめる作品になっていると思います。
出演者には言わずと知れたニコラス・ケイジ、J・エドガーやステルスなどに出演しているジョシュ・ルーカス、ロック・オブ・エイジスやウォッチメンなどに出演しているマリン・アッカーマン、タイタンの戦いシリーズなど数多くの人気作に出演しているダニー・ヒューストン、これから知名度が上がっていくであろうサミ・ゲイル、ドラマのフリンジなどに出演しているマーク・バレーなどが起用されていました。
ゲットバック予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は誘拐された娘を救出に行くというものです。
全米No.1の銀行強盗であるウィル(ニコラス・ケイジ)は仲間のヴィンセント(ジョシュ・ルーカス)とライリー(マリン・アッカーマン)、ホイト(M・C・ゲイニー)らとともに銀行を襲います。
計画通り金を手に入れたウィルたちは逃げる途中で清掃のおじさんに顔を見られてしまいます。
ウィルとヴィンセントは殺すか殺さないかで意見が対立しウィルはヴィンセントの脚を拳銃で撃ち抜きその場を収めることに。
しかし警察が追ってきてウィルはお金と共にその場に取り残されてしまうことに。
追いつめられたウィルは奪った1000万ドルを燃やして警察に捕まることに。
お金を燃やしたのは刑が軽くなることを知っていたからだそうで。
そして8年後に釈放されたウィルは真っ先に娘の元へ。
そこには成長して父親を拒絶する娘のアリソン(サミ・ゲイル)と身に覚えのない封筒が。
アリソンと別れ、かつての仲間のライリーと再会したウィルでしたが、その時封筒の中から着信音が。
相手はこの8年の間に死んだと思われていたヴィンセントからでした。
ヴィンセントは8年前の銀行強盗の際にウィルに脚を打たれたことにより義足になり、ギリギリの生活を送るようになっていました。
そのためウィルに強い恨みを持っており、ウィルに8年前の1000万ドルを全て渡すように言い渡します。
12時間以内に持ってこなければ娘の命はないと脅されたウィルはかつて自分を逮捕したFBIに助けを求めます。
しかし死んだはずのヴィンセントに娘を人質にとられていると言ってもFBIは全く信用せず、逆にウィルが8年前のお金を自分のものにするための策略だといい協力してくれません。
あの時の1000万ドルは燃やしてしまっているためお金はどこにもありません。
そこでウィルがとった行動はかつて強盗に入った銀行に再び強盗に入るというものでした。
ライリーに協力を依頼して刑務所の中で考え続けた計画で強盗に入ることに。
そしてみごと数十キロにも及ぶ金の塊を手に入れることに成功します。
そして娘を助けるためにヴィンセントのもとへ。
ここでウィルとヴィンセントの壮絶な戦いが繰り広げられます。
ウィルはおなかを打たれながらもなんとかヴィンセントを退け、娘のアリソンを助けることに成功します。
そして最後はアリソンとライリーとともにバーべキューを楽しむ3人。
とここでなんと車に4.5キロの金塊が残っていたことを発見。
ライリーとどうするか話し合いに。
ちなみにこの場面は一部始終をFBIに監視されており、ウィルたちもそれには気付いている様子。
4.5キロの金塊を売るか捨てるか悩んだ挙句、金塊は海に投げ捨てることに。
しかしこれは実はフェイクで近くにあった物を投げ捨てただけで、これによって見事FBIを出し抜くことに成功しめでたしめでたしという感じです。
時間が短くとても見やすかったし、ストーリーの展開もわかりやすいものだったので非常に満足しています。
ニコラス・ケイジが主演する映画を観たのは久しぶりでしたが、昔と同じように楽しめました。
ニコラス・ケイジ好きなら見ておいて損はない映画だと思います。
ラスト5分はかなりおもしろかったので必見ですよ。
以上がゲットバックと感想のレビューでした。