ここでは実際に映画「ミュータント・タートルズ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ミュータント・タートルズの評価・・・4つ星
原 題: Teenage Mutant Ninja Turtles
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ミーガン・フォックス ウィル・アーネット ウーピー・ゴールドバーグ
: ウィリアム・フィクナー タラン・キラム トオル・マサムネ
監 督: ジョナサン・リーベスマン
製 作: マイケル・ベイ
突然変異によって生まれた4人のカメ忍者たちの活躍を描き長年にわたってアメリカで人気を誇る異色ヒーロー「ミュータント・タートルズ」シリーズを、「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ製作の下、より本格志向でリブートしたアクション超大作。監督は「タイタンの逆襲」のジョナサン・リーベスマン。シュレッダー率いる悪の組織“フット軍団”の狼藉によって荒廃が進んでいく大都会ニューヨーク。チャンネル6の野心的女性レポーター、エイプリルは、偶然にも謎の4人組が悪事を働くフット軍団を撃退する現場を目撃する。しかし上司にはまったく取り合ってもらえず、独自の調査を進めることに。そんな彼女が突き止めた4人組の正体は、なんと驚異的な身体能力を持つしゃべるカメ(タートルズ)だった。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
日本でもおなじみのアニメがハリウッドで久しぶりに続編(厳密には続編ではないが)が作られたので気になってみてみました。
率直な感想は思っていたよりも面白かったです。
基本この手の作品はあまり期待しせずに見るのですが、今回はいい意味で期待を裏切られました。
ひょっとしたら自分はマイケル・ベイの作品が結構好きなのかもしれません(笑)。
どことなくトランスフォーマーっぽい雰囲気も出てましたしね。
出演者にはトランスフォーマーシリーズなどに出演しているミーガン・フォックス、ジョナ・ヘックスなどに出演しているウィル・アーネット、天使にラブ・ソングを・・・などに出演しているウーピー・ゴールドバーグ、ローン・レンジャーやエリジウムなどに出演しているウィリアム・フィクナー、それでも夜は明けるなどに出演しているタラン・キラムらが起用されていました。
タートルズ役になっていた俳優は顔が出てませんし、対して有名でもなかったのでここでは割愛していますがあしからず。
ミーガン・フォックスはトランスフォーマーの時にマイケル・ベイと喧嘩したとなっていましたが、仲直りしていたんですね(笑)。
ミュータント・タートルズ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はミュータント・タートルズがどのように誕生したのかを描いたものになります。
チャンネル6のレポーターとして働いているエイプリル・オニール(ミーガン・フォックス)は自分のやりたい部署に付けずどうにかして特ダネを探そうとしていた。
だがなかなかチャンスは回ってこない。
そんなある日、世間を騒がせているフット団と呼ばれる犯罪組織が港のコンテナで悪事を働いているのを目撃する。
更にエイプリルがその現場を見ていると何者かがフット団に立ち向かっていくのを目の当たりにする。
しかもその一団は複数で人間業とは思えないスピードとパワーでフット団を圧倒していた。
また彼らが立ち去った後には「家族」という漢字が残されていた。
エイプリルは誰も立ち向かうことができないフット団に密かに反撃を開始した謎のヒーローがいることを確信する。
エイプリルはこのことをネタにしようと翌日上司にフット団がやられていたことを話した。
だがなにも証拠をとることができなかったためエイプリルの話しは信じてもらえなかった。
同僚のヴァーン(ウィル・アーネット)もエイプリルの話しを信じようとはしなかった。
記者生命をかけてなんとか謎のヒーローのネタを物にしたいエイプリル。
そんな時ヴァーンと車で移動中に地下鉄でフット団が騒ぎを起こしているところに遭遇する。
その騒ぎはフット団が謎のヒーローをおびき寄せるための罠だったが、エイプリルはヒーローの正体がつかめるかもしれないと思い、自らフット団のいるところに行ってしまう。
エイプリルは案の定つかまってしまうが、フット団の狙い通り謎のヒーローはすぐに現場に駆け付けた。
そして瞬く間にフット団を倒し引き上げていった。
エイプリルは急いでヒーローの後を追った。
そして写真を撮ることに成功したのである。
だがヒーローたちは世間に出てはまずい理由があった。
それは彼らが人間ではなくカメだったからである。
彼らの正体を見たエイプリルは驚きのあまりその場で気絶してしまう。
エイプリルが目を覚ますと先ほどの出来事は夢ではなく、カメが流暢な言葉を話していたのである。
またエイプリルが撮った写真は手慣れた手つきで削除されていた。
カメたちの名前はレオナルドやラファエロなどなぜかエイプリルにとって聞き覚えのある名前だった。
解放されたエイプリルは急いで家に戻り昔のビデオカメラを取り出した。
そこにはかつて父親がエリック・サックス(ウィリアム・フィクナー)と共に研究している映像が映っていた。
父親たちが研究していたのは一匹のネズミと4匹のカメだった。
ネズミの名はスプリンター、カメの名はレオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロといった名前だった。
あの夜に効いた名前と一致していたのである。
父親の研究はルネッサンス計画という名前だった。
父は研究中の事故ですでに死んでいたため、ルネッサンス計画について聞くためのエイプリルはエリックの屋敷へと足を運んだ。
エリックはルネッサンス計画で万能薬を作ろうとしていたと語り、あの時のカメたちが生きていることに驚いた。
エリックはエイプリルに名刺を渡し、何かあったら連絡するよう言った。
だがエリックは実は裏ではフット団とつながっていたのである。
エリックはかつての研究が実を結んでいたことを確信し、なんとかしてカメたちを捕らえようとした。
一方、地上に出てはいけないときつく言われていたレオナルドたちは父親でもあり師匠でもあるスプリンターにお仕置きを受けていた。
スプリンターは地上で何があったのかをレオナルドたちに問いただすと、エイプリル・オニールという人間に正体を見られたことを話した。
スプリンターはすぐにエイプリルを連れてくるように指示した。
メカに詳しいドナテロはエイプリルのパソコンをハッキングし指定の場所までくるよう指示した。
そしてエイプリルを自分たちのアジトまで連れて行った。
エイプリルは目の前にネズミが現れると、それがスプリンターであることがすぐにわかった。
スプリンターもエイプリルのことを覚えており、二人はあの事故の日に何があったのかを語り出した。
父親が事故で死んだ日、あれは事故などではなく父がエリックの計画を阻止するために起こしたことだった。
エリックは裏でフット団のリーダーであるシュレッダー(トオル・マサムネ)とつながっており、2人でニューヨークを支配しようと企んでいたのである。
そのためにエリックたちが研究していた物がミュータジェンと呼ばれる物質で、それは何にでも効く万能薬のようなものだった。
事件のあった日、エリックたちは実験用のネズミとカメにミュータジェンを投与したが、その日にエイプリルの父親がエリックの計画に気が付き研究室に火を放ったのである。
その日、研究室にいたエイプリルはなんとか動物たちだけでも逃がそうとスプリンターとカメ4匹を下水道に逃がしていたのである。
その後彼らの体はミュータジェンの作用により大きくなっていった。
スプリンターはまだ赤子だったレオナルドたちを息子として育てることにし、いろいろなことを教えていった。
息子たちを鍛えるためにたまたまあった忍者の教本をマスターし、それを教えていったのである。
4匹のカメはすくすくと成長していったが人間界へのあこがれも同時に抱いていた。
いつかはこうなる日が来ると思っていた・・・とスプリンターは淡々と語った。
話しが進んでいく中、アジトにフット団が侵入してきてしまう。
実はエイプリルがエリックからもらった名刺には発信機が付いており、それによってエリックに場所を特定されたのである。
アジトはフット団に攻め込まれ、リーダーであるシュレッダーも姿を現した。
シュレッダーはエリックの会社が作った最新のよろいを身にまといスプリンターたちの前に立ちはだかる。
スプリンターはシュレッダーに一人で立ち向かっていくが善戦もむなしくやられてしまう。
レオナルドたちも生け捕りにされてしまい、ラファエロは瓦礫の下敷きになり死んだと思われた。
シュレッダーたちは最後にアジトを爆破していき、それによりエイプリルも意識を失ってしまう。
ラファエロ以外の3人は生け捕りにされてしまった。
フット団の狙いはレオナルドたちの体に流れるミュータジェンだった。
フット団はニューヨークに強力な化学兵器を散布し、その唯一の治療薬としてミュータジェンを用いてニューヨークを支配しようとしていたのである。
研究所に連れて行かれたレオナルドたちは拘束され血を抜かれていった。
一方、アジトではエイプリルが目を覚まし、がれきの下敷きになっていたラファエロも死んではいなかった。
だがシュレッダーにやられたスプリンターは重傷だった。
スプリンターはラファエロに兄弟たちを救えと言い、ラファエロはエイプリルとすぐにエリックの研究室へと向かうことに。
エイプリルは移動のために同僚のヴァーンを呼び車を持ってこさせた。
ヴァーンはヒーローのことを信じてはいなかったが、ラファエロの姿を見て言葉を失った。
エリックの研究室に着いたエイプリルたちは二手に分かれた。
ラファエロはシュレッダーの元に、エイプリルたちは拘束されたレオナルドたちの元へと向かった。
エイプリルは血を抜かれ弱り切っているレオナルドたちにアドレナリンを注射し、自ら拘束を解かせた。
一方のラファエロはシュレッダーと一対一になっていたがボロボロにやられていた。
レオナルドたちが駆け付けた時にはすでにシュレッダーは化学兵器を散布するためにニューヨークに戻っていた。
シュレッダーは化学兵器の入ったミサイルを発射させようとしていたのである。
レオナルドたちはトラックを奪い取り急いでニューヨークへと戻ることに。
ここでちょっとしたトラブルが起き、エイプリルたちは断崖絶壁を車で疾走することなってしまう。
レオナルドたちは協力して追手を振り払い、エイプリルたちを助けなんとかニューヨークまで到着した。
エイプリル達はエリックの後を追いミュータジェンを奪い取ることに。
レオナルドたちは4人でシュレッダーの元へと向かった。
シュレッダーはミサイルのタイマーを5分にセットし、4人の相手をすることになる。
ただシュレッダーの強さは圧倒的で4人一斉にかかっていっても相手にならなかった。
一人また一人とやられていく中、エリックの元へ行っていたエイプリルがミュータジェンを奪って屋上へと上ってきた。
それを見たシュレッダーは問答無用でエイプリルに襲い掛かっていきあっさりとミュータジェンを奪い返してしまう。
エイプリルのピンチに4人は力を合わせてシュレッダーに攻撃を仕掛けることに。
コンビネーションは冴えわたり、シュレッダーを一時退けることに成功し、残り5秒でミサイルの発射を止めることができた。
だがシュレッダーはミサイルの発射台を攻撃し、街にミサイルを落とそうとする。
4人は必死に支えるが発射台は無情にも倒れていく。
またこの時の衝撃でエイプリルは屋上から落下してしまう。
なんとか棒に捕まることができたが、ミュータジェンを奪っていたためシュレッダーが追い打ちをかけてくる。
それを見た4人は急いでエイプリルを助けに向かった。
ミュータジェンは奪われてしまったが、なんとかエイプリルを助けることができた4人。
シュレッダーは衝撃により塔から落ちかけていた。
そこへエイプリルが追い打ちをかけるようにキックを浴びせかけシュレッダーは地上へと落下していった。
ミュータジェンも一緒に落ちてしまったが割れた容器に少量残っていた。
エイプリルたちはそれを持ってアジトに戻り瀕死のスプリンターに投与した。
これによりなんとかスプリンターも持ち直し、今回の事件は幕を閉じたのであった。
ただ地上に落下したシュレッダーはまだかすかに息のある状態だった・・・。
次回に続く。
と言った感じです。
非常にテンポよく進んでいきますし、笑える部分も多々ありましたので非常に楽しめました。
誰と見ても楽しめる作品なので、是非ご覧になってみてください。
以上がミュータント・タートルズの感想とレビューでした。