ここでは実際に映画「ホビット/決戦のゆくえ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ホビット/決戦のゆくえの評価・・・5つ星
原 題: THE HOBBIT: THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: イアン・マッケラン マーティン・フリーマン リチャード・アーミテージ
: ベネディクト・カンバーバッチ エヴァンジェリン・リリー
: オーランド・ブルーム ルーク・エヴァンズ リー・ペイス
監 督: ピーター・ジャクソン
製 作: ピーター・ジャクソン フラン・ウォルシュ トビー・エメリッヒ
脚 本: ギレルモ・デル・トロ ピーター・ジャクソン フィリッパ・ボウエン
: フラン・ウォルシュ
原 作: J・R・R・トールキン
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、J・R・R・トールキンの『ホビットの冒険』を映画化する3Dファンタジー3部作の完結編。「ロード・オブ・ザ・リング」へと繋がる遥かなる冒険の終わりを壮大なスケールで描き出す。魔法使いのガンダルフ、ホビット族のビルボとともに過酷な旅を続けてきたトーリン率いる勇敢なドワーフ一行。やがてエルフ族や“湖の町”の住人の協力で、ついに恐るべき竜スマウグに奪われた王国と財宝の奪還に成功する。しかしエルフと湖の町の人々が協力への当然の見返りとして財宝の分配を要求すると、トーリンはこれを頑なに拒否してしまう。三者の対立が激しくなる中、衝突を回避しようと行動に出るビルボだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作であるホビットの第3作目になります。
ついにホビットシリーズも完結しましたね。
3作品を見ての感想は非常に面白かったと言わざるをえません(笑)。
これぞファンタジー映画という感じでしたね。
またロード・オブ・ザ・リングが見たくなりました(笑)。
まだ見ていない人は是非前の2作品と合わせてみることをおすすめします。
出演者には前作同様イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミテージ、ベネディクト・カンバーバッチ、エヴァンジェリン・リリー、オーランド・ブルーム、ルーク・エヴァンズ、リー・ペイスらが起用されていました。
特に新しい登場人物などはいませんでしたね。
主演級の俳優が何人も起用されていて見ごたえも十分でした。
ホビット/決戦のゆくえ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はスマウグがエレボールから港町エスガロスに襲い掛かるところから始まります。
エスガロスに向かって飛び立ったスマウグ。
トーリン(リチャード・アーミテージ)たちにそれを止めるすべはなかった。
エスガロスでは住民たちが避難しようと水路に人があふれかえっていた。
そんな中、牢につかまっていたバルド(ルーク・エヴァンズ)は巧みに牢を抜け出し、一人スマウグへと立ち向かっていく。
高台から矢でスマウグを狙うが鋼の鱗にはじかれ何の効果もない。
タウリエル(エヴァンジェリン・リリー)達と一緒に逃げていたバルドの子供たちはそんなバルドの姿を発見する。
すると息子のバインはかつてスマウグを傷つけたことのある矢を持ち父の援護に向かった。
バルドの矢はすでに尽きかけていた。
スマウグは一人はむかってくるバルドに標的を定め、いよいよバルドに打つ手はなくなっていた。
そんな時、バインが駆け付け矢をバルドに渡す。
バルドは壊れた弓の弦を利用して巨大な発射台を作り、バルドと協力してスマウグに狙いを定めた。
そしてスマウグの鱗がはがれて左胸に目がけて矢を放った。
矢は見事に命中し、スマウグはこの一撃で死に絶えた。
見事スマウグを倒したバルドだったが、エスガロスの被害は甚大だった。
バルドは民を先導し、エレボールに向かい街を再建するための宝を分けてもらうことに。
またタウリエルと合流したレゴラス(オーランド・ブルーム)は逃がしたオークが気にかかったため、オークの本拠地であるグンダバドへ偵察に向かった。
そのころ、スマウグの死によりエレボールを取り戻したトーリンは必死にアーケン石を探していた。
だがアーケン石が見つかることはない。
それもそのはずで、すでにビルボ(マーティン・フリーマン)が手に入れて隠し持っていたからである。
ビルボがアーケン石をトーリンに渡さないのにはわけがあった。
トーリンは宝に執着するあまり周りが見えなくなってしまっていたのである。
ビルボは仲間のドワーフにも相談するが、このままアーケン石が見つからない方が良いとまで言ってしまう。
途方に暮れるビルボだったが、そんなビルボを信じて疑わないトーリンは友情のしるしにと特製のかたびらをプレゼントした。
一方、バルドは民を引き連れてエレボールのすぐ近くにある街までやってきていた。
バルドは民衆に適当にねぐらを探せというと、アルフリド(ライアン・ゲイジ)に夜間の見張りを指示した。
だがアルフリドは全く見張りをせずに夜を過ごしてしまう。
翌朝、バルドの前にエルフの軍勢が姿を現す。
率いていたのはエルフの王スランドゥイル(リー・ペイス)だった。
スランドゥイルはエレボールにあるエルフの秘宝を取り戻しに来たのである。
戦争を避けたいバルドは一足先にエレボールに向かいトーリンと交渉した。
バルドはエスガロスが壊滅したのはトーリンにも責任があるとして、正当な分け前として財宝を分けてほしいと言った。
だが財宝に執着しているトーリンにバルドの声は届かない。
約束をたがえたトーリンに仲間のドワーフも冷たい視線を送った。
交渉に失敗したバルドを見たスランドゥイルは戦争の準備を進めた。
そのころ、ドル・グルドゥアで闇の手に落ちたガンダルフは危機一髪の所で、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)、サルマン(クリストファー・リー)、エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)に助けられる。
ドル・グルドゥアではサウロンが復活しようと着々と準備を進めていたが、ガラドリエルにより東の辺境に追いやられることになってしまう。
ガンダルフはガラドリエルの指示によりオークの軍団がエレボールを奪い取ろうとしていることを伝えにエレボールへ向かった。
ガラドリエルにより東に逃げて行ったサウロンはサルマンが後を追いかけることに。
(サルマンの記述は以後なく、どうしてサウロンとサルマンが手を組むことになったのかは不明である。)
エレボールにやってきたガンダルフはまずスランドゥイルと会うことに。
そこでオークの軍勢が向かっていてトーリンと戦争をしている場合ではないと説得しようとするが、スランドゥイルは聞く耳を持たない。
そこへ城を抜け出したビルボがやってくる。
ビルボは戦争を避けるためにあえてスランドゥイルにアーケン石を渡した。
アーケン石を取引に利用することで戦争を回避できると思ったのである。
翌日、スランドゥイルとバルドはアーケン石を見せてトーリンと交渉しようとするが、トーリンは偽物であると交渉を聞きいれようとしない。
そこへビルボがやってきてあのアーケン石は本物であるとトーリンに言った。
ビルボに裏切られた形になったトーリンはビルボを殺そうとするがギリギリのところでガンダルフが止めた。
怒り心頭のトーリンは目の前のエルフの軍勢と戦争をする覚悟だった。
圧倒的に不利だと思われたが、そこへトーリンの従兄であるダイン(ビリー・コノリー)がドワーフの軍勢をひきつれてやってくる。
スランドゥイル率いるエルフ軍とダイン率いるドワーフ軍が一触即発の状態となる。
すぐにでも戦争が始まりそうだったが、そこへついにオークの軍勢がやってくる。
ガンダルフの働きかけによりエルフとドワーフはすぐに協力しオークに立ち向かっていく。
城外で激しい戦闘が繰り広げられる中、宝に執着したトーリンは決してしろの外から出ようとはしなかった。
オークを率いるアゾグは軍隊を二手に分けてエルフとドワーフに加えてバルド達のいる街へと侵攻してきた。
街ではバルドとガンダルフが必死に応戦した。
だが徐々に旗色は悪くなっていく。
そんな中、しろの中にいるトーリンの頭の中ではビルボの言葉が繰り返し響いていた。
そしてようやく金の呪縛から解放される。
トーリンは仲間のドワーフを引き連れて城から飛び出しダイン達の加勢へ向かう。
数で負けているトーリンはオークの頭を殺すと言いドワーフの中でも精鋭の3人を連れてアゾグの元へ向かった。
敵の指令台に着いたトーリンたちだったが、そこにアゾグの姿はなかった。
そのころ、グンダバドに偵察に行っていたレゴラス達はおびただしい敵の数がエレボールに向かっているのを確認したため、すぐにエレボールに伝えに言った。
レゴラスはガンダルフにそのことを告げると戦いに参戦。
ガンダルフとその報告を聞いていたビルボは自らトーリンたちに危機を知らせに行くと言いだす。
止めるガンダルフだったがビルボの意思は固かった。
ビルボは指輪をつけて姿を消すとすぐにトーリンたちの元へ向かった。
ビルボがトーリンの元へ着いた時、すでにトーリンたちは敵に囲まれていた。
更にトーリンの仲間であるキーリ(エイダン・ターナー)とフィーリ(ディーン・オゴーマン)の兄弟は敵に殺されてしまう。
局面はいよいよ極致を迎え、トーリンはアゾグとの一騎打ち、レゴラスも幹部との戦いとなる。
トーリンとアゾグの戦いは氷上での戦いとなった。
トーリンはアゾグ相手に善戦するも相手の方が一枚上手で武器を飛ばされてしまう。
その様子を戦いながら見ていたレゴラスは自らの武器をアゾグに渡した。
激しい戦闘の仲トーリンの機転によりアゾグを氷海に沈めることに成功する。
だがその程度で死ぬアゾグではなかった。
海中からトーリンを刺すとそのままトーリンを殺そうと襲いかかる。
このままでは勝てないことを悟ったトーリンは自らの命と引き換えにアゾグを殺すことに成功する。
駆け付けたビルボの声もむなしくトーリンは命を落としてしまう。
敵の幹部と戦っていたレゴラスもエルフ特有の双剣により敵を倒した。
更にラダガスト(シルヴェスター・マッコイ)の協力により戦場にはオオワシが現れ、敵をなぎ倒していく。
形勢はドワーフ・エルフ軍に傾き、リーダーを失ったオーク軍は撤退を余儀なくされる。
こうして長かった戦いの幕は降ろされ、多くの犠牲を出しながらも戦いに勝利することができた。
だがトーリンを失ったドワーフの損失は計り知れないものとなった。
戦いの後、エルフの掟にそむいたレゴラスは森を出ていくことを決意し、スランドゥイルにストライダーを訪ねろと言われた。
役目を終えたビルボはドワーフたちに別れをつげ、ガンダルフと共にホビット庄へと帰って行った。
ビルボが旅たってから実に1年と1カ月が経過しており、ホビット庄ではビルボは亡きものとして扱われ家具は競売に出されていた。
あわてて皆を止めたビルボはようやく我が家で羽を休めるのであった。
その後、歳をとったビルボの元へ再びガンダルフが訪ねてくる。
ここからロード・オブ・ザ・リングへとつながっていくのである。
・・・という感じです。
いや~壮大な物語でした。
相変わらずガンダルフが魔法を使わないことには笑えましたけど。。
ストーリーがしっかりと作られていてさすがだなーと思いましたね。
スマウグはあっさり倒せたことには驚きでしたけど(笑)。
前作通すと文句なしの5つ星です。
時間がある時に是非ご覧になってみてください。
以上がホビット/決戦のゆくえのあらすじと感想のレビューでした。