ここでは実際に映画「ヘラクレス」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ヘラクレスの評価・・・4つ星
原 題: HERCULES
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ドゥエイン・ジョンソン イアン・マクシェーン ルーファス・シーウェル
: ジョセフ・ファインズ ジョン・ハート レベッカ・ファーガソン
: アクセル・ヘニー イングリッド・ボルゾ・ベルダル リース・リッチー トビアス・ザンテルマン
監 督: ブレット・ラトナー
製 作: ブレット・ラトナー
脚 本: ライアン・J・コンダル エヴァン・スピリオトポウロス
「ワイルド・スピード EURO MISSION」のドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、ギリシャ神話最強の英雄ヘラクレスの物語を、迫力の3D映像とともに壮大なスケールで描くスペクタクル・アドベンチャー。監督は「ラッシュアワー」シリーズのブレット・ラトナー。全能の神ゼウスと人間との間に生まれた半神の英雄ヘラクレス。恐るべき魔物たちを相手に12の難業を成し遂げ、生ける伝説となった彼は、いまは預言者アムピアラオスや戦略家アウトリュコスら5人の傭兵仲間を率いて幾多の戦場を渡り歩く日々。そんなある日、トラキアのコテュス王から、凶悪なレーソス率いる反乱軍から国を守ってほしいと頼まれる。高額な報酬と引き換えにこれを引き受けたヘラクレスだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
映画が公開された時から気になっていた作品です。
率直な感想は普通に楽しめたと言った感じです。
正直言うと思っていたよりは・・・でしたが、それを差し引いても面白かったと思いますよ。
見ても損はないと思います。
出演者にはワイルド・スピードシリーズなどに出演しているドウェイン・ジョンソン、パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉などに出演しているイアン・マクシェーン、リンカーン/秘密の書などに出演しているルーファス・シーウェル、恋に落ちたシェイクスピアなどに出演しているジョセフ・ファインズ、ハリー・ポッターシリーズなどに出演しているジョン・ハート、ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションに出演しているレベッカ・ファーガソン、パイオニアなどに出演しているアクセル・ヘニー、ヘンゼル&グレーテルなどに出演しているイングリッド・ボルゾ・ベルダル、プリンス・オブ・ペルシャなどに出演しているリース・リッチーらが起用されていました。
知っている人は知っている通好みのキャスティングでしたね。
ヘラクレス予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はギリシャ神話のヘラクレスを元にしたものになります。
ゼウスの子供として生を受けたとされるヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)。
ヘラクレスは神々から12の難業を与えられるが、どの難業も編全とやり遂げる。
ある時エウリュステウス王(ジョセフ・ファインズ)の依頼を受けてヒュドラの討伐に向かう。
ヒュドラを打ちとったヘラクレスが王に死骸を見せると、それは人間がヒュドラを模したものだった。
誰もがヘラクレスを神の子と信じて疑わず、ヘラクレスは英雄として崇められた。
だがそれをよく思わないものもいた。
数年後、ヘラクレスは仲間とともに各地を旅し傭兵として活動していた。
ある事件により国にいられなくなったためである。
その事件とはヘラクレスが彼の妻と子供を惨殺したというものだ。
だがヘラクレスにはこの時の記憶はなかった。
真実は闇に葬られていたのである。
ヘラクレスはいつものように仲間とともに傭兵として任務をこなしていた。
報酬を受け取ったヘラクレスは近くの酒場に足を運ぶ。
するとそこでユージニア(レベッカ・ファーガソン)という女性が声をかけてくる。
ユージニアはトラキアの王女でありレーソス(トビアス・ザンテルマン)という男が率いる反乱軍により滅亡寸前の王国を救ってほしいとのことだった。
はじめは乗り気でなかったヘラクレスだったが、体重と同じだけの金貨を報酬で渡すと言われると依頼を請け負った。
だがトラキアに着いたヘラクレスはその状況に愕然とすることとなる。
トラキアは度重なる侵攻により兵を失い、今ある軍隊は農民の寄せ集めだった。
また城下にはレーソスによって焼き払われた村の難民が押し寄せていた。
このままでは戦いに勝つことができないと悟ったヘラクレスは兵隊を鍛えることに。
だが農民の寄せ集めの軍隊を鍛えるのは想像以上に難しかった。
更に追い打ちをかけるように兵が未熟なまま王から出兵命令が出される。
隣の村がまたもやレーソスにより焼き払われているとのことだった。
兵を鍛えることができないまま出兵しては勝ち目はないとヘラクレスはトラキアの王コテュス王(ジョン・ハート)を諌めるが、王は聞こうとしない。
村に着くとすでに多数の死体が転がっており、家も焼かれた後だった。
ただ不思議なことに数週間たったしたいと真新しい死体が転がっていたのである。
ヘラクレスたちが不思議がっていると新しいしたいと思われた者が起き上がり始めたのである。
ここでようやくヘラクレスははめられたことに気が付く。
王を囲むように陣形を作り、ヘラクレスたちは必死の抵抗を見せる。
敵の猛攻により一時盾が破られてしまうが、馬車を使った攻撃により戦況を覆し敵を撤退させた。
見事戦いには勝利したが実に3分の1の兵士が失われていた。
ヘラクレスは改めて兵を鍛える必要があることを王に説いた。
王も納得し、ヘラクレスたちによる兵の訓練が始まった。
数週間後、兵は屈強になり強い軍隊が形成された。
王はレーソス率いる反乱軍の討伐に向かうと命令を出した。
ヘラクレスが先頭に立ち、レーソスの軍隊を殲滅に向かう。
だがヘラクレスたちの動きは読まれてしまい、待ち伏せされてしまう。
だが鍛えられた兵たちはその程度ではびくともしなかった。
次々と兵をなぎ倒していくヘラクレスたち。
敵の火矢にも動じず、敵は徐々に撤退を始めた。
だが敵の親玉であるレーソスはまだあきらめなかった。
レーソスは馬に乗って一人でヘラクレスに挑んできたのである。
だがヘラクレスの前にレーソスはあっさりと破れ捕虜にされてしまう。
捕まったレーソスはヘラクレスが村を焼いたことに触れると、それは自分たちではないと言った。
何かがおかしいと思い始めるヘラクレス。
戦いに勝ったヘラクレスたちは王宮で勝利の宴に招かれた。
だがそこで王妃の様子を見て何かおかしいことに気が付く。
そして驚愕の事実を知ることになる。
実は村々を焼いて回っていたのはトラキアの方で、レーソス達はトラキアから人民を守ろうとしていたのである。
王妃はそのことを知っており、ヘラクレスたちに依頼した際に嘘をついていたのである。
真実を知ったヘラクレスは王を問い詰めるが、王は開き直るだけだった。
王の策略にまんまとはまったヘラクレスたちは報酬を渡されトラキアから離れることに。
だがヘラクレスは納得できていなかった。
ヘラクレスは一人で引き返すと言いだす。
それを聞いたアウトリュコス(ルーファス・シーウェル)はヘラクレスにはついていけないとして一人で旅立ってしまう。
だが他の仲間はヘラクレスについてくる。
ヘラクレスは自分たちを良いように利用したコテュス王を討ちとるため夜中王宮に忍び込んだ。
だがその動きは王に読まれており、王妃の子供を人質に取られ全員つかまってしまう。
またここでコテュス王がかつて自分を国から追放したエウリュステウス王とつながっていることが判明する。
しかもヘラクレスの妻と子供を殺したのはエウリュステウス王であることも判明する。
エウリュステウス王は英雄とあがめられるヘラクレスが自分を脅かす王になるのではないかと危機感を抱いていた。
だがヘラクレスを殺してしまっては民衆が黙っていない。
そこでヘラクレスをはめて国から追放したのである。
まずはじめに処刑台に送られたのはヘラクレスと協力し王を裏切った人物として王妃が選ばれることに。
鎖で繋がれたヘラクレスはそれを見てうちなる力を爆発させる。
鎖を引きちぎり王妃と仲間を救うと反撃に出た。
そしてエウリュステウス王に恨みを晴らしたのである。
ヘラクレスの反撃を予想していたコテュス王は軍隊を控えさせていた。
多勢に無勢でヘラクレスたちは追い込まれていく。
ヘラクレスの仲間のテュデウス(アクセル・へニー)も殺されてしまう。
だがヘラクレスの超人的な力により危機を脱しコテュス王を討ちとることに成功する。
王を失った軍隊は戦いをやめヘラクレスにしたがうのだった。
こうしてヘラクレスに新たなる伝説が刻まれ、再び英雄として崇められることとなるのであった。
かなりはしょっていますが大筋はこんな感じです。
預言者アムピアラオスのエピソードなども面白かったんですが、それは映画を見て確認してみてください。
ギリシャ神話というよりは普通のアクションとして楽しめると思うので、アクション好きの人は是非ご覧になってみてください。
以上がヘラクレスの感想とレビューでした。