ここでは実際に映画「ネスト」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ネストの評価・・・3つ星
原 題: THE NEW DAUGHTER
製作年: 2009年
製作国: アメリカ
出演者: ケビン・コスナー イバナ・バケロ ノア・テイラー サマンサ・マシス ガトリン・グリフィス
: ジェームズ・ギャモン エリク・パラディーノ サンドラ・エリス・ラファーティ
: マーガレット・アン・フローレンス クリストファー・ハーヴェイ
監 督: ルイス・ベルデホ
製 作: ポール・ブルックス
脚 本: ジョン・トラヴィス
アイルランドの作家ジョン・コナリーの短編小説をケヴィン・コスナー主演で映画化したサスペンス・ホラー。愛する娘を守るべく、太古から地中に生き続ける謎の魔物たちに立ち向かっていく男の姿を描く。共演に「パンズ・ラビリンス」のイバナ・バケロ。監督は本作が長編デビューとなるルイス・ベルデホ。妻と離婚した小説家のジョンは、思春期の娘ルイーサと7歳になる息子サムを連れ、自然に囲まれた古い一軒家へと引っ越す。周囲を散策していたルイーサは小高い丘を見つけ興味を惹かれる。以来、ルイーサは夜になると家を抜け出し、泥だらけになって帰ってくるようになる。娘の異常行動を心配し独自に調査を始めたジョンだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
最近ケヴィン・コスナーの作品を見たので、この作品もついでに見てみました。
率直な感想はホラーとしてはもう一つかな・・・といった感じです。
恐怖を感じさせる部分が音を使ったのが多かったので、単にびっくりするだけの場面が多くありましたね。
シチュエーションで怖がらせるのがあまりなかったのが残念でした。
出演者にはラスト・ミッションやエージェント・ライアンなどに出演しているケヴィン・コスナー、パンず・ラビリンスなどに出演しているイバナ・バケロ、トゥームレイダーや茶―リとチョコレート工場などに出演しているノア・テイラー、ブロークン・アローなどに出演しているサマンサ・マシス、とらわれて夏などに出演しているガトリン・グリフィス、メジャーリーグシリーズなどに出演しているジェームズ・ギャモン、リミットなどに出演しているエリク・パラディーノらが起用されていました。
ガトリン・グリフィスはこれから要注目の逸材ですね。
ネスト告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は引越してきた先で娘の身に不可解なことが起こっていくというもの。
小説家のジョン・ジェームズ(ヴィン・コスナー)は妻と離婚したことをきっかけにサウスカロライナ州のメルシーという場所に引っ越してきた。
ジョンには娘のルイーサ(イバナ・バケロ)と息子のサム(ガトリン・グリフィス)がいるが、思春期の娘とはなかなかうまくいっていなかった。
新たに買った家は十分すぎるほどの大きさだったが、ルイーサが使う部屋にはなぜか足跡が付いており不気味な感じがした。
その夜、窓の外に違和感を感じとったルイーサは窓を閉めて眠りについた。
だがこの時窓の外には得体のしれない生物がいた。
数日後、ジョンは2人の子供を連れて学校へ向かった。
ジョンはすぐにクラスに溶け込んだがルイーサはクラスメイトに目をつけられてしまう。
学校でも家でもうまくいかないルイーサが裏庭を探索していると壕が見つかる。
ルイーサはその壕に上り静かにたたずんでいた。
だがそのルイーサに何かが忍び寄る気配がする。
ある夜、ルイーサは泥だらけで帰ってきた。
ジョンがルイーサに何を聞いても何も話さなかった。
ジョンはルイーサを外出禁止にした。
だが問題は次から次へと起こってしまう。
飼っていた猫が夜中に逃げ出し、数日後死骸となって発見されたのである。
この時ジョンはスーパーマーケットで自分が住んでいる家で過去に何かあったような話を聞いた。
気になったジョンは自分の家について調べ始める。
またピアノを弾いていたサムが中から弾の入ったショットガンを見つけてしまう。
ジョンはすぐにその銃を裏庭に埋めた。
一方、ルイーサは外出禁止にもかかわらず夜な夜な壕へと出かけていた。
ある時は眠っている手にわら人形を持っていた。
翌朝ジョンがわら人形についてルイーサに尋ねても本人は何も知らないと言った。
ただルイーサの部屋からは人形が一体無くなっていた。
わら人形を不気味に思ったジョンは人形を焼き捨てる。
その後もルイーサの奇行は続いた。
ある時はクラスメイトの女子を階段から突き落としけがを負わせてしまう。
またある時はサムと屋根裏部屋を探索しようとし、サムに7針も縫う大けがをさせてしまう。
もうジョンにはお手上げ状態だった。
ジョンは以前に住んでいた住民の情報を業者から聞き出すと家を家政婦に任せ一人でその家へと向かった。
その家には異様なものがあり、ジョンは恐怖感を抱いた。
またその家には住人の父親が一人ですんでいた。
父親はジョンに娘に変化はないかと尋ねた。
その父親が口にしていることは今まさにルイーサに起こっていることだった。
また父親の孫は火事で事故死していることになっていたが、真実はそうではなかった。
変わり果てた孫を見てその男が火を放ったのである。
男はジョンも必ず同じ運命をたどると強く強調した。
ジョンが急いで家に帰ると事件は起こっていた。
家政婦が行方不明になっていたのである。
更にこの時サムは叫び声を聞いたと証言していた。
いくら探しても家政婦は見つからなかった。
全てはあの壕に行ってからおかしくなったと思ったジョンは壕を取り壊すことに。
だがここで思わぬ事態が発生する。
なんと壕を壊そうとショベルカーで土を掘ったその時、家政婦の遺体が出てきたのである。
翌日、警察に呼び出されたジョンは事情聴取を行われた。
時間が長くなってしまうため、子供たちのことは担任の先生に任せた。
パトカーに乗せられジョンが家へと戻っている途中、何かが運転手の警察官を引きづり下ろし連れて行ってしまう。
子供たちに危険を感じたジョンはすぐに家へと戻った。
子供たちの世話を任せた担任の先生は何かでクビ元を切られており、その場で息絶えてしまう。
家の周りはルイーサを狙った謎の生物に包囲されていた。
ジョンはパトカーに乗っていたショットガンを手にすにし、家の中に入ってきた謎の生物を射殺した。
話は変わるが、この謎の生物がルイーサを狙っている理由は繁殖にあった。
ジョンはこういった壕にまつわる研究をしている教授に連絡を取っていた。
その教授によれば、人間よりも前に住んでいた先住民が人間によりすみかを追われ地底に身を隠したんだとか。
その先住民はオスしかおらず、種を存続させるために人間の女に子供を産ませるのだという。
その人間にルイーサが選ばれてしまったのである。
家にいた謎の生物を始末したジョンだったがルイーサの姿はなくなっていた。
ジョンはサムを家に残しすぐに壕へと向かった。
中に入ると奥にはルイーサが横たわっていた。
ルイーサはもはや自分の知るルイーサではなく、何かに取りつかれているようだった。
ジョンはルイーサを壕の外まで運び出したが、近くにあった爆薬を使い壕を吹き飛ばした。
この時ジョンは逃げていたのか??
また娘のルイーサは一緒に吹き飛ばしたのか??
遠くから見守るサムの持っている物に写った人影!!
果たしてその人影は父親なのか??
後ろには迫りくる先住民の姿が!!
・・・・と非常に気になるところで終了しました(笑)。
うそ~~~~!!って感じです。
ここで終わるのか~~~~。。。
続きが非常に気になりますが続編は作られるんですかね?!
以上がネストの感想とレビューでした。