ここでは実際に映画「バトルフロント」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
バトルフロントの評価・・・4つ星
原 題: Homefront
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ジェイソン・ステイサム ジェームズ・フランコ ウィノナ・ライダー
: ケイト・ボスワース レイチェル・レフィブレ フランク・グリロ クランシー・ブラウン
: イザベラ・ヴィドヴィッチ マーカス・ヘスター オマー・ベンソン・ミラー
監 督: ゲイリー・フレダー
製 作: ケヴィン・キング=テンプルトン シルヴェスター・スタローン ジョン・トンプソン
脚 本: シルヴェスター・スタローン
原 作: チャック・ローガン
チャック・ローガンの犯罪小説をシルヴェスター・スタローン脚色、ジェイソン・ステイサム主演で映画化したクライム・アクション。家族との静かな生活を求めて田舎に引っ越した元麻薬潜入捜査官が、思いがけず犯罪組織との抗争に巻き込まれていく。共演はジェームズ・フランコ、ケイト・ボスワース、ウィノナ・ライダー。監督は「ニューオーリンズ・トライアル」のゲイリー・フレダー。元麻薬潜入捜査官のフィルは、ある事件をきっかけに現役を引退し、一人娘のマディと2人で、亡き妻の田舎で静かな生活を送ろうと決意する。そんな矢先、マディが学校でいじめっ子とケンカしてしまう。ところが、そのいじめっ子は町を裏で牛耳る麻薬密売人ゲイターの甥だったことから、フィルは彼に目を付けられてしまい…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
予告が非常におもしろそうだったので見てみました。
率直な感想は、以前に見たジェイソン・ステイサムの作品(ハミングバード)よりは良かったと言った感じです。
4つ星にしていますが、3.5つ星ぐらいですかね。
久しぶりに強いジェイソン・ステイサムを見た気がします(笑)。
出演者にはトランスポーターシリーズやエクスペンダブルズシリーズなどに出演しているジェイソン・ステイサム、オズ はじまりの戦いやザ・インタビューなどに出演しているジェームズ・フランコ、シザーハンズやブラック・スワンなどに出演しているウィノナ・ライダー、わらの犬などに出演しているケイト・ボスワース、トワイライトシリーズやホワイトハウス・ダウンなどに出演しているレイチェル・レフィブレ、THE GREY 凍える太陽やキャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーなどに出演しているフランク・グリロ、カウボーイ&エイリアンなどに出演しているクランシー・ブラウン、ポストクロエ・グレース・モレッツの声も名高いイザベラ・ヴィドヴィッチ、魔法使いの弟子などに出演しているオマー・ベンソン・ミラーらが起用されていました。
正直ジェイソン・ステイサムよりもイザベラ・ヴィドヴィッチのほうが印象に残る作品でしたね。
バトルフロント予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は元潜入麻薬捜査官が移り住んだ田舎でトラブルに巻き込まれるというもの。
インターポールに所属するブローカー(ジェイソン・ステイサム)は潜入捜査官としてダニー・Tという男が牛耳る麻薬組織に潜入していた。
十分な証拠もえられ、いよいよダニー・Tら一味を一斉検挙したインターポール。
ダニー・Tは逮捕できたものの息子のジョジョは銃殺されてしまう。
全員逮捕だと聞いていたブローカーは話が違うとして組織に嫌気がさしインターポールから去ってしまう。
2年後、ブローカーは娘のマディ(イザベラ・ヴィドヴィッチ)と亡き妻の故郷であるルイジアナ州に移住し、二人で静かに暮らしていた。
そんなある日、マディが学校でクラスの男子にからかわれたことから、全力パンチで相手にけがをさせてしまう。
相手の親はカンカンに怒っており、ブローカーも学校から呼び出しをくらった。
ブローカーは先生から事情を聞くと、娘を怒ることもなくそのまま帰ろうとする。
だが相手の親はそうはいかなかった。
妻(ケイト・ボスワース)の指示で保安官が見ている前で夫がブローカーに襲い掛かってきたのである。
だがそこは腐っても元インターポール、あっさりと返り討ちにしてしまう。
怒りがおさまらない妻は地元でも悪で知られている兄のゲイター(ジェームズ・フランコ)に仕返しを依頼する。
ゲイターは表向きは船舶整備工場を営む男だったが、裏では麻薬を作りそれを売りさばいていた。
ゲイターは部下に痛めつけてくるよう指示。
後日、ブローカーがガソリンスタンドで給油しているとゲイターの部下がからんでくる。
ブローカーは自分に関わらないように警告するが相手は聞く耳を持たない。
怒ったブローカーは2人をあっさりとのしてしまう。
ブローカーは夫の元へと行き、これ以上のトラブルはご免だと言った。
部下の失敗の報告を聞いたゲイターは耳を疑い、ブローカーが何者であるかを調べ始める。
ブローカーが娘と愛馬に乗って休日を楽しんでいる時、ゲイターはこっそりとブローカーの家へと侵入し資料を探した。
そしてブローカーが元麻薬潜入捜査官でダニー・Tを破滅に追い込んだ人物であることを突き止める。
ゲイターは家からぬいぐるみと猫のアーサーを連れ出し、ぬいぐるみはズタズタに切り裂いて森に放置して帰って言った。
ブローカーは夫が嫌がらせをしてきているのだと思い、再度警告に向かった。
一方でブローカーはマディの10歳の誕生日を盛大に祝おうと誕生日会を開くことにした。
マディは仲直りのしるしとして最初にもめた男の子も招待した。
誕生日会はうまくいき、ブローカーももトラブルはないだろうと安心した。
だが同僚から家に侵入するような男はゲイターという男ぐらいしかいないと聞き、不安を募らせる。
ブローカーはこれ以上トラブルが起こる前にゲイターに警告に向かった。
ゲイターはシェリル(ウィノナ・ライダー)という女と話していた。
シェリルには過去麻薬密輸の犯罪歴などがあり、あのダニー・Tとも取引をしたことがある人物だった。
ブローカーはこれ以上自分たちに関わるなと警告するとその場を後にした。
元上官からゲイターは麻薬をさばいているという情報をえていたブローカーは念のためゲイターのアジトを調べることに。
そこには麻薬を製造するための設備と、大量の麻薬が保管されていた。
それを見たブローカーは電気をつけた瞬間設備が爆破するような仕掛けを施した。
またその基地にはアーサーがおり、それを見たブローカーは家に侵入したのはゲイターであると確信した。
だが猫に気を取られたブローカーは敵がいることに気が付かず、囚われの身となってしまう。
水攻めを受けたブローカーだったが相手の一瞬のすきをついて、3人を難なく倒し悠々と帰って行った。
そのころ、ゲイターは自らの麻薬の販路を広げるためダニー・Tの部下と接触していた。
ブローカーの情報を渡す代わりに売買のルートを分けてほしいと持ちかけたのである。
ダニー・Tの部下であるサイラス(フランク・グリロ)はゲイターの言うことは聞かずに情報だけをよこすよう脅した。
そして人数を集め、ブローカーの家へと向かって行った。
家に帰ったブローカーはもうこの家にはいられないといい、マディにすぐに引越しの準備をさせた。
愛馬は同僚に預かってもらうことに。
だがブローカーの行動はすでに手遅れだった。
まず馬を車に乗せようとしていた同僚がサイラスの手下に襲われてしまう。
同僚は車のクラクションを鳴らしブローカーに危険を知らせたが、相手に撃たれてしまう。
事態を把握したブローカーは娘に隠れるよう指示して、自分はサイラスたちの相手をすることに。
ブローカーの家で激しい銃撃戦が展開されてしまう。
ブローカーは次々に相手を倒していくが、マディが相手に見つかってしまい殺されそうになってしまう。
なんとかマディを救うことはできたが、サイラスと一緒に来ていたシェリルによって連れ去られてしまう。
その後すぐに警察がやってきてブローカーに事情を聞いた。
ブローカーはパトカーを拝借するとゲイターのアジトまで一直線に向かって言った。
アジトに帰ったシェリルはゲイターに娘を人質にとったことを報告するが、ゲイターは娘を殺そうとする。
だがここで銃撃戦のことを聞いた妹がやってきて、ゲイターが関与していないかを問いただした。
ゲイターは関係無いと言い張るが妹にマディの姿を見られてしまう。
更に妹はアジトの電気をつけてしまう。
その瞬間、ブローカーの仕掛けが作動し、アジトは大爆発を起こしてしまう。
全てを失ったがまだ諦めることができないゲイターはマディを連れて逃走を図る。
ここへようやくブローカーもやってきて激しいカーチェイスとなる。
保安官の機転でゲイターは橋に取り残される形となる。
ブローカーもギリギリ橋に乗り込むことができたが、不安定な体勢だったため車は横転してしまう。
それを見たゲイターはひっくり返った車の中にいるブローカーを殺しに向かう。
それを見ていたマディはゲイターにやめてとお願いするが、ゲイターは聞こうとしない。
だがゲイターが少しブローカーから目を離したすきにブローカーが反撃に出る。
ゲイターはブローカーにぼこぼこにされ殺されそうになるが、マディの顔を見たブローカーは思いとどまりゲイターを警察に引き渡した。
こうして一連の騒動は幕を閉じたのである。
その後、ブローカーはダニー・Tがつかまっている刑務所へと向かいダニー・Tに警告するのであった。
・・・という感じです。
非常にシンプルなストーリーだったので見やすかったですね。
なんといっても見どころはイザベラ・ヴィドヴィッチでしょうか。
ガチでクロエ・グレース・モレッツを彷彿とさせる演技でしたね。
今後が楽しみです。
ジェイソン・ステイサムの作品としてはわりと楽しめる方だった思いますので、興味のある方はご覧になってみてください。
以上がバトルフロントの感想とレビューでした。