ここでは実際に映画「ハミングバード」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ハミングバードの評価・・・3つ星
原 題: HUMMINGBIRD/REDEMPTION
製作年: 2012年
製作国: イギリス
出演者: ジェイソン・ステイサム アガタ・ブゼク ヴィッキー・マクルア
: ベネディクト・ウォン ジャー・ライアン ヴィクトリア・ビューイック
監 督: スティーヴン・ナイト
製 作: ポール・ウェブスター ガイ・ヒーリー
脚 本: スティーヴン・ナイト
「堕天使のパスポート」「イースタン・プロミス」の脚本家スティーヴン・ナイトが主演にジェイソン・ステイサムを迎え、記念すべき監督デビューを飾ったクライム・アクション。英国の裏社会を舞台に、どん底の生活を送る男が、一人の少女の仇をとるべく復讐の鬼と化すさまを描く。戦場で5人の仲間を殺され、報復のために敵を5人殺した特殊部隊兵士ジョゼフ・スミス。その犯行は無人偵察機“ハミングバード”に監視されていた。彼は逃亡を図り、ロンドンの下町で惨めなホームレス生活を余儀なくされる。そんな中、彼が唯一心を通わせた少女がギャングにさらわれてしまう。その後、図らずも他人になりすますことに成功した彼は、裏社会でのし上がっていくとともに、懸命に少女の行方を捜し続けるのだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ジェイソン・ステイサムは好きな俳優の一人なので気になってみてみました。
率直な感想は見るのに疲れる映画でした。
最初から最後まで暗い雰囲気で、盛り上がる場面が一向に訪れない・・・。
そこまでアクション要素があるわけでもない・・・。
見るかどうするか迷っているなら見なくてもいい作品ですね。
出演者にはトランスポーターシリーズなどに出演しているジェイソン・ステイサム、レンブラントの夜警などに出演しているアガタ・ブゼク、プロメテウスなどに出演しているベネディクト・ウォンなどが起用されていました。
ジェイソン・ステイサム以外はそれほど知られていない俳優でしたね。
ハミングバード予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は軍から逃亡した元兵士が裏社会でのし上がっていくというもの。
アフガニスタンの戦場に行っていたジョゼフ(ジェイソン・ステイサム)は5人の仲間を殺されたため、報復として民間人を5人殺害する。
当然これは許される行為ではなく、無人偵察機「ハミングバード」によって監視されていたジョゼフは軍法会議にかけられることに。
だが厳重処罰が明らかなジョゼフは軍から逃亡してしまう。
その後ジョゼフはホームレスとしてロンドンに住み着いた。
だがある時ギャングによる地上げによりぼこぼこにされてしまう。
だが偶然逃げ込んだ家が空き家になっており、住人は数カ月後にならないと帰ってこないことが分かった。
ジョゼフはその家の住民になりすまし、生活することに。
だがホームレスでジョゼフの面倒を見てくれていたイザベルはその後ギャングに連れて行かれ、売春婦として働かされることになってしまう。
ギャングによりぼこぼこにされたジョゼフは脱走兵だったため病院には行けず、ホームレスに配給などをしているシスターのクリスティナ(アガタ・ブゼク)を頼った。
ジョゼフはクリスティナに薬をもらうとイザベルがきていないかを尋ね、彼女がいないとわかると家に帰って行った。
イザベルを探しながらジョゼフは料理店で働くこととなる。
ジョゼフの仕事は面倒な客を追い返すことだった。
ある時、いつものようにガラの悪い客がいたのでジョゼフが腕に物を言わせて追い返すと、それを見ていた中国マフィアの幹部らしき男にスカウトされる。
それからジョゼフは自らをジョーイと名乗り、裏社会でなお上げていくこととなる。
ジョーイは手に入れたお金でシスターの手助けなどいいこともしていた。
ある時クリスティナにお金をわたし、クリスティナはそのお金を全て使ってバレエの入場チケットを購入してしまう。
クリスティナはこれを後ろめたく思っており、後日ジョーイにお金を返そうとするがジョーイは受け取らなかった。
裏社会でお金を稼ぎながらイザベルの居場所を探していたジョーイ。
ある時クリスティナからイザベルが死んだという報告を聞かされる。
イザベルは売春宿で働かせ、逃げられないようにドラッグ漬けにされたあげく客の一人に殺されたのである。
ジョーイは連れて行ったギャングを見つけぼこぼこにした後、イザベルを殺した男の特徴を聞き出した。
ジョーイは中国マフィアの力を使って男の素性を調べることに。
男の身元はすぐにわかり、10月1日にあるパーティーに参加することが分かった。
だがその日はクリスティナがとったチケットの公演日と同じだった。
ジョーイはクリスティナに魅かれており、クリスティナもまたジョーイに魅かれていた。
クリスティナは過去に体操をしていたが、その時の講師に計17回もレイプされたことがあり、18回目にその講師を殺したのだとジョーイに語った。
子供だったクリスティナは刑務所に入れられることはなかったが、代わりに修道女にならなければいけなかったのである。
ジョーイに魅かれるクリスティナはシスターであることも忘れ、欲望のままにジョーイを求めてしまう。
その後、クリスティナは10月1日にバレエの公演を一緒に見に行こうとジョーイを誘うが、ジョーイは来なかった。
その日ジョーイはイザベルを殺した男に復讐するつもりだったからだ。
パーティー会場に来たジョーイはすぐに男を発見する。
そして話しかけた次の瞬間、ビルの屋上から男を突き落とした。
その後、バレエ会場にいったジョーイはクリスティナと会い、自分の罪などを告白する。
またこの事件がきっかけでジョーイは指名手配されることとなる。
そしてロンドンにある監視カメラ「ハミングバード」によって位置が特定され、彼はそのまま闇に消えることになるのだった。
・・・・という感じです。
正直面倒だったのでかなり割愛して書いてます。
取り立てて盛り上がるところもなかったですからね。
この映画はある意味ではジェイソン・ステイサムのイメージを覆すものになるかもしれませんね。
最初かなり弱いし、髪あるし、涙出るし、ですからね。
そんな一面をどうしても見たいという方は見てもいいともいますが、特別な思いれがない場合は見なくてもいいのではないでしょうか。
以上がハミングバードの感想とレビューでした。