ここでは実際に映画「ニード・フォー・スピード」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ニード・フォー・スピードの評価・・・5つ星
原 題: Need for Speed
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: アーロン・ポール ドミニク・クーパー イモージェン・プーツ
: ラモン・ロドリゲス マイケル・キートン スコット・メスカディ ラミ・マレック
: ハリソン・ギルバートソン ダコタ・ジョンソン
監 督: スコット・ウォー
製 作: ジョン・ゲイティンズ パトリック・オブライエン マーク・スーリヤン
脚 本: ジョージ・ゲイティンズ
人気ゲームソフト『ニード・フォー・スピード』を「ネイビーシールズ」のスコット・ウォー監督で実写映画化したカー・アクション・ムービー。主演は「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール、共演にドミニク・クーパー、イモージェン・プーツ、マイケル・キートン。天才的なカー・エンジニアにして凄腕ドライバーのトビー。かつての仲間でプロドライバーのディーノとの公道レース対決で、親友を死に追いやられたばかりか、その罪を着せられ投獄されてしまう。やがて仮出所したトビーは、ディーノも参加する全米最大の非合法ストリート・レース“デレオン”に参加して、ディーノを叩きのめすと誓い、開催地へ向け大陸横断の旅に出るが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
予告がおもしろそうだったので見てみました。
作品を見ての感想は普通に面白かったです。
展開はかなりベタなんですが、逆にそれがよかった気もします。
最近の映画でここまでベタな展開になるのはなかったんじゃないですかね。
気軽に楽しめる良い作品だったと思います。
初期のワイルド・スピードが好きな人なんかは楽しめると思いますよ。
出演者にはドラマのブレイキング・バッドやミッション:インポッシブル3などに出演しているアーロン・ポール、キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーやリンカーン/秘密の書などに出演しているドミニク・クーパー、フライトナイト/恐怖の夜やフィルスなどに出演しているイモージェン・プーツ、世界侵略:ロサンゼルス決戦やトランスフォーマー リベンジなどにも出演しているラモン・ロドリゲス、バットマンシリーズなどに出演しているマイケル・キートン、ナイトミュージアムしりーずやトワイライトシリーズなどに出演しているラミ・マレック、ソーシャル・ネットワークや21ジャンプストリートなどに出演しているダコタ・ジョンソンなどが起用されていました。
若手中心のキャスティングですけど、最近注目を集めている俳優ばかりですね。
わかる人にはわかる結構な豪華俳優人だったりします。。。
ニード・フォー・スピード予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は非合法に行われるストリートレースを扱ったものになります。
トビー(アーロン・ポール)は父親から継いだ自動車整備工場を仲間と共に営みながら、非合法なストリートレースにも顔を出していた。
トビーの運転技術は自他共に認めるほど凄腕だった。
ある夜、地元のキスコでいつものようにストリートレースに参加する。
やはりというか、結果はトビーの優勝で幕を閉じ賞金5000ドルを手にする。
レース後、優勝したトビーの元にある男がやってくる。
かつての仲間でプロドライバーのディーノ(ドミニク・クーパー)と元恋人であり今はディーノの恋人であるアニータ(ダコタ・ジョンソン)だった。
アニータはトビーの弟分であるピート(ハリソン・ギルバートソン)の姉でもあった。
ディーノはキスコに久しぶりに帰ってきた挨拶に寄っただけだと語った。
だが、次の日ディーノがトビーの工場を訪ねてくる。
用件はシェルビー・マスタングという伝説的な車の修理依頼だった。
ディーノは報酬に50万ドルを提示し、工場の経営が難航していたトビーは不本意ながらもその依頼を受けることに。
車の修理を終え、トビーとピートはシェルビー・マスタングの展示会にきていた。
そこには女性カーディーラーであるジュリア(イモージェン・プーツ)の姿があった。
ジュリアがシェルビー・マスタングは何キロでるのか尋ねると、ディーノの発言をよそにトビーは370キロでると言い放つ。
ここから動画部分
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そして次の日、トビーはディーノには黙ってシェルビー・マスタングの試乗をし、サーキットで376キロをたたき出す。
その記録を見たジュリアと買い手のビル・イングラム(スティーヴィー・レイ・ダリモア)は270万ドルでシェルビー・マスタングを購入する。
車は無事に売れたものの、自分を差し置いて勝手なことをされたディーノは怒り沸騰だった。
更にピートに挑発されたこともあり、ディーノは自分の取り分をかけてトビーと勝負しようと持ちかける。
話に乗ったトビー。
ディーノは2人を叔父の家まで連れて行き、車を提供する。
そこには3台のアゲーラが用意されていた。
これらはヨーロッパ仕様のためアメリカでは違法なんだとか。
ディーノはトビーとだけ勝負のつもりだったが、そこへピートも参加することになってしまう。
止めるトビーだったが、ピートは聞く耳を持たなかった。
そしてレースは始まってしまう。
一般の交通を無視して進んでいく3台のアゲーラ。
途中、大型トラクターの邪魔が入り、順位はトビー、ピート、ディーノの順になってしまう。
負ければ取り分を失ってしまうディーノ。
ピートにブロックされてなかなか前に出ることができなかった。
すると前に出れないディーノはピートの車に当てて、体勢を崩したところを抜きに出ようとする。
しかし実際はそんなに簡単にはいかなかった。
ディーノに接触されたピートはスピンアウトし、更にディーノの車に接触され機体は横転。
炎上しながら橋の下に落ちてしまう。
それを見たトビーはすぐに引き返したが、ディーノは逆にその場から立ち去って行った。
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動画ここまで
炎上する車を見ながらなすすべもないトビー。
ピートはこの事故によって命を落としてしまう。
後日、ピートの葬式が執り行われたがそこにトビーの姿はなかった。
トビーはディーノの裏工作により事故の責任を負わされ2年間刑務所に服役することになってしまったのである。
2年後、刑期を終えたトビーを仲間のベニー(スコット・メスカディ)が迎えにやってくる。
トビーは刑務所にいる間、ディーノに罪を償わせる方法ばかり考えていた。
そして出所した今、ある行動に出る。
トビーはイングラムに連絡し、条件付きでシェルビー・マスタングを借り受ける。
その条件とは全米最大のストリート・レース・グランプリ「デレオン」に出場し、獲得賞金の半分をイングラムに渡すというものだった。
トビーがデレオンに参加しようと思ったのにはわけがある。
それはあのディーノも参加するからである。
イングラムから無事にシェルビー・マスタングを借り受けたトビー。
だが運転してきたのはディーラーのジュリアであり、自分も会場のサンフランシスコまで付いてくるという。
トビーとベニーは話し合いの末、どこかのガソリンスタンドで置き去りにしようという結論に達した。
サンフランシスコを目指す途中、かつての仲間であるジョー(ラモン・ロドリゲス)は快く協力してくれたが、フィン(ラミ・マレック)はどうするか迷っていた。
そこでトビー達はまずフィンを迎えに行くことに。
その際トビー達はある作戦を用意していた。
このままサンフランシスコに行っても参加権のないデレオンには出場することができない。
そこで公道パフォーマンスを行いデレオンの主催者であるモナーク(マイケル・キートン)にその映像を見せることで向こうからオファーしてくれるよう持ちかけたのである。
トビー達が行った公道パフォーマンスは警察相手のカーチェイスだった。
空からはいつものようにベニーが愛機にのってサポートし、地上からはジョーとフィンがバックアップを務めた。
モナークの気を引くためトビーはかなり派手なパフォーマンスを見せる。
警察をまく際には車での特大ジャンプを披露してみせた。
フィン達と合流すると走行しながらガソリンを補充し、警察を完全にまくためにフィン達とは別ルートでサンフランシスコを目指すことに。
こうして警察相手に派手なパフォーマンスを見せたトビーは見事デレオンへの出場権を獲得する。
だがコレを面白く思わない男がいた。
ディーノである。
ディーノはトビーが出場できないように、トビーを止めた者に600万ドル相当の車を提供すると言い、トビーを出場させない作戦に出る。
警察を無事にまいたトビーは途中でガソリンスタンドによるが、そこには偶然別の警察が居合わせる。
買い物をしていたジュリアは警察に呼び止められるが、なんとか逃げ切ることができ、トビーと共に急いでその場を後にした。
長い運転で余裕が出てきたトビーは途中でジュリアと運転を交代する。
しかしここで運悪く、ディーノの賞金に目がくらんだ輩がトビー達を狙ってくる。
運転していたのはジュリアだったが、自分でうまいというだけあり、なんとか攻撃をかわしながら進んでいく。
だが、途中で崖に追い込まれることになってしまう。
しかしそこへ軍用機に乗ったベニーが助けにやってくる。
ヘリからつりさげられたロープを車に巻き付け、トビー達は空を飛んで追手をかわしていった。
その後、サンフランシスコに到着すると、偶然にもディーノとはち合わせることになる。
トビーはディーノに必ず罪を償わせると言いその場を後にする。
だが車を出発させた直後、ディーノの刺客に襲われ車を破壊されてしまう。。
ジュリアも重傷を負い、トビーはジョー達に連絡を取りすぐに迎えにくるよう頼んだ。
その足で病院に直行し、ジュリアは腕を骨折する重傷を負いそのまま入院することになってしまう。
車を失ったトビーはアニータに連絡をしていた。
目的は車を手に入れることだった。
アニータはピートの死の原因がディーノにあることを突き止めていた。
アニータはトビーにディーノがあの時のっていたアゲーラのある場所を教える。
トビーはすぐにジョーと共に車を取りに向かった。
そこには何の手もつけられていない当時のアゲーラがあった。
翌日、いよいよデレオンが開催されようとしていた。
トビーのシェルビー・マスタングを破壊してすっかり上機嫌になっているディーノだったが、そこへアゲーラに乗ったトビーがやってくる。
そのアゲーラはディーノの裏工作により”存在しない車”とされていたので、ディーノも何も言うことができなかった。
こうしていよいよデレオンが開催されることとなった。
出場する車は
・ランボルギーニ・セスト・エレメント
・サリーン・S7
・マクラーレン・P1
・ブガッティ・ヴェイロン
・GTAスパーノ
・ケーニッグゼグ・アゲーラR
・メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン
の6台だった。
(一部違いますが・・・)
6番手からスタートしたトビー。
今回のデレオンにはなぜか警察が出動しており、いろいろな方法で選手を妨害してくる。
そのため1台、また1台と事故を起こして脱落していってしまう。
最後にはトビーとディーノの一騎打ちとなってしまう。
ディーノはどうにかしてトビーを脱落させようと必死だった。
ディーノは横に並んだトビーに決死の体当たりを敢行する。
だがこれを読んでいたトビーは急ブレーキをかけてこれを回避。
失敗したディーノはコースアウトしそのまま横転し機体は炎上してしまう。
その様子をサイドミラーで見ていたトビー。
ピートの復讐のことが頭から離れないトビーだったが、そんなことではピートがうかばれないのはわかっていた。
トビーはディーノを助けに行くことに。
車からディーノを連れ出すと、ピートの分と言い思いっきり顔面を殴った。
車に戻ったピートはそのままゴールラインを通過。
しかしその先は行き止まりであり、すぐに警察がやってくる。
逃げることもできたトビーだったが、そのまま逃げてはピートが死んだ事故の真相が公にならない。
そのためトビーはあえて警察に捕まり無実を証明したのである。
ただ公道レースをしたことで罪には問われてしまう。
トビーが逮捕されてから178日後、刑務所から出所したトビーを迎えに来たジュリアの車に乗ってその場を後にするのだった。
・・・という感じです。
一部はしょっている部分もありますが、その辺は文章では伝えにくいので勘弁してください。
でもその部分がおもしろ部分だったりしますので、是非映画を見てみてください。
個人的にはかなりお勧めの作品なので!!
以上がニード・フォー・スピードのあらすじと感想のレビューでした。