海外ドラマ「GRIMM/グリム」第十八話『VOLCANALIS/憤怒』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
フッド山で火山の調査をしていた地質学者のジルは火山岩を拾って帰る途中、山で男に襲撃され、「石を返せ」と脅されるが催涙スプレーで撃退しそのまま持ち帰る。自宅に戻った途端地震のような揺れが起こり、気づくと持ち帰った石がなくなっていた。そして突然部屋が一気に熱くなり、火の魔物に襲われ殺されてしまう。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
The demon came home, and he declared that the air was not clear. I smell the flesh of man.
『帰宅した悪魔は気づいた 人間の肉のにおいがする』
モチーフとなっているのは『金の毛が3本生えた鬼』
GRIMM/グリム Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第十八話『VOLCANALIS/憤怒』のネタばれになりますので注意してください。
ハンクはこの4年間の間一度も休暇を取っていなかった。
そのため、警察署総出でハンクを休ませることになり、ハンクはハワイへと休暇を取りに行った。
そのころある地質学者がフッド山という山で噴火口を調べていた。
とても珍しい発見をしたらしく、彼女は周りにあった鉱石をいくつか持ちかえることに。
しかし帰ろうとしたその時、謎の男に襲われてしまう。
男は「敬意を払ってないのに石を持ち帰るな」といい石を奪おうとしたが催涙スプレーにやられ逃げられてしまう。
男の正体はトーレウス・アルメンタという雄牛型のヴェッセンだったが、その目的は不明だった。
しかしその夜に事件が発生してしまう。
石を持ち帰ったち地質学者がこの世のものとは思えないものに殺されたのである。
一方、ニックの幻覚が日に日に強くなっていくジュリエットは現状に耐えられなくなっていた。
家にいてもニックは現れ、車に乗っても現れる。
混乱するジュリエットは車で事故を起こしてしまう。
心配したニックが急いで病院に駆けつけるが、ジュリエットは顔も見たくないと言ってニックを追い返してしまう。
傷ついたニックを励まそうとモンローとバドが気を利かせるがうまくはいかなかった。
そうこうしていると、ニックの元へ事件の連絡が入る。
あの地質学者が殺された現場だった。
現場は家事が起こったわけでもないのに焼けた跡があり、とりわけ被害者の状態はひどいものだった。
後日ニックは被害者が最後に連絡を取っていた同僚の元へ向かい話を聞くことに。
そしてウー巡査と共に被害者が最後に訪れていたフッド山へと足を運んだ。
ニックらが噴火口を見つけると、一緒に来ていた被害者の同僚は石を持ち帰ってしまう。
車に戻った一行は、何者かに破壊された車を目の当たりにする。
ニックが気配を感じあたりを探ると一人の男が見つかる。
ニックたちは男を逮捕し連行することに。
男がヴェッセンであることに気が付いたニックはレナード警部と協力して事件を解決することに。
男は車を破壊した理由を石を持ち帰ろうとしたからだと言い、殺しを行ったのはヴォルカナリスであると言った。
ヴォルカナリスについてレナード警部はローマ神話の火の神ヴァルカンのようなものであると言ったが、その以上詳しいことはわからなかった。
ただ男は石を持ち帰ると殺されると言い、ニックは地質学者が石を持ち帰っていたことを思い出す。
ニックは急いでレナード警部とその地質学者の家へと向かうことに。
ニックたちが付いた時にはすでに学者は襲われており、あまりの熱さにニックたちも手出しできなかった。
目的を果たしたヴォルカナリスはさっさと逃げてしまい、ニックが後を追いかけるも見つからなかった。
ニックはモンローと共にヴォルカナリスについて調べることに。
書いてあるページは発見したものの、全てラテン語だったためレナード警部に協力してもらうことに。
本には
「司祭長に助けを求めたあと私は再び山に戻り、あの溶けた怪物にまた遭遇した。ポンペイの人々は石を動かしていた。焼けて、火ぶくれを起こした遺体を発見し、司祭長は逃げる前に一言こう言った。“ヴォルカナリス”。ベスビオ山の噴火がポンペイを飲み込む復讐をちょうど目の当たりにし、私は心底震え上がった。ローマに戻り、ヴォルカナリスがしばしば古来の悪魔サタナと間違えられていたことを知った。サタナとは異なり、ヴォルカナリスは火山に住む。激しい噴火の前に姿を現していた。私がちょうど目撃したように」
と記載されており倒し方などは一切わからなかった。
ニックとレナード警部はモンローとトーレウス・アルメンタの男にも協力してもらいヴォルカナリスを倒すことに。
一行はまずヴォルカナリスをおびき寄せるために山へと向かい石を大量に持ち帰った。
そして廃工場のような場所へと向かい液体窒素を用意してヴォルカナリスを待ち構えることに。
ヴォルカナリスが現れるとニックとモンローとレナード警部は一斉に液体窒素を噴射しヴォルカナリスを冷却した。
さすがのヴォルカナリスも液体窒素には耐えられず、熱を失い動けなくなった。
カチカチになったヴォルカナリスをハンマーで砕き今回の事件は幕を引く形となった。
結局ヴォルカナリスがどういったものだったのかはわからなかった。
ところ変わってニックの幻覚に悩むジュリエットは再びスペイン人の彼女のもとを訪れていた。
そして過去の記憶と向き合うようアドバイスをもらうのであった。
以上がSeason2の第十八話『VOLCANALIS/憤怒』のあらすじと感想のレビューでした。