海外ドラマ「GRIMM/グリム」第十六話『NAMELESS/名前の謎』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
スピナー社というゲーム制作会社で、「ブラック・フォレスト」というゲームの続編の完成を祝うパーティーの最中、制作チームの1人であったブロディが酸のようなもので体を真っ二つに切られ、殺される。殺害現場の壁には血のりで「私のゲームをしよう」とメッセージがあった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Then he seized his left foot with both hands in such a fury that he split in two.
『彼は両手で左足を引っ張り 自分を真っ二つに裂いた』
モチーフとなっているのは『ルンペルシュティルツヒェン(がたがたの竹馬こぞう)』
GRIMM/グリム Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第十六話『NAMELESS/名前の謎』のネタばれになりますので注意してください。
あるゲーム制作会社で、「ブラック・フォレスト」というゲームの続編の完成を祝うパーティーが催されていた。
そのゲームは画期的なシステムが採用されており、大人数のプレイヤーが一堂に会してゲームに参加できるというものだった。
そのため複雑なコードが使用されており、そのコードを作った4人のチームは称賛を浴びていた。
しかしそのパーティーのさなか、メンバーの一人であるブロディが胴体を真っ二つに裂かれ殺されてしまう。
現場には「PLAY MY GAME」と書き遺されており、3つのSF小説の切り取られたページに「What's my name?」と書かれていた。
だがコレが何を意味しているのかはわからなかった。
ブロディは同じチームのジェナと恋人関係にあり、警察はジェナの元恋人が犯人の可能性があるとして事情聴取を行った。
するとそこで興味深い話を聞くことができた。
なんとブロディが殺された日に、オンラインゲーム内の彼のアバターも同じように真っ二つにされて殺されていたのである。
殺した相手は「NAMELESS」という名前ということしかわからなかった。
警察はチームのメンバーが狙われていると思い、チームの一人であるヴィッキーに連絡を取る。
しかしすでにヴィッキーのアバターは殺されてしまっており、警察がヴィッキーの家に着いた時にはすでに殺されてしまった後だった。
犯人はまた手掛かりを残しており、今度は「数独」の問題を解くとわかるようになっていた。
ウー巡査部長が数独を解くと、そこから日付のようなものが判明した。
しかしジェナに心当たりはないようだった。
ニックとハンクはトレーラーに向かいそのような殺し方をするヴェッセンがいないか調べてみた。
するとフクストイフェルヴィルトというヴェッセンが見つかり、更にそこにはこれまでに発見されたフクストイフェルヴィルトの名前は全て“ルンペルシュティルツヒェン”という名前のアナグラムになっていることが記されていた。
ニックたちはそのスペルで作ることができる名前を約200通り見つけ、オンラインゲームの利用者名簿と総当たり検索で該当者がいないか探すことに。
すると一人のプレイヤーの名前がヒットした。
ジェナにその名前を尋ねると、その人物は以前にサーバーがダウンした時に修理を依頼したIT会社の社員だという。
しかし修理してもらったのはそれだけではなかった。
当時行き詰っていたコードの開発を助けてくれたのである。
犯人が残した日付はジェナをレストランに誘ったが断られた時の日付であり、3枚のSF小説からわかったのはレストランの名前だったのである。
犯人は分かったが、居場所ができない警察はゲームを使って犯人をおびき寄せることに。
ジェナにゲームをプレイしてもらい、犯人のアバターを殺すと犯人は逆上してジェナの家まで押し入ってくる。
しかしそこには警察が待ち構えており、更にニックがグリムであることが分かると家の屋上から飛び降りて自殺してしまったのである。
フクストイフェルヴィルトには正しい名前を当てられてしまうと、彼らはプライドが傷つき、怒りのあまり死んでしまおうとする習性があるようだ。
こうして一連の凶悪事件は幕を閉じることに。
ところ変わって、幻覚の正体がニックだとわかったジュリエット。
記憶を呼び戻すためロザリーとモンローに協力してもらうことに。
ジュリエットの見る幻覚ではニックは何か調べ物をしているようだった。
それを聞いたモンローはトレーラーのことを口にしてしまう。
ジュリエットはモンローたちに記憶が戻らなければポートランドをでていくと言い、モンローたちに協力を迫るのであった。
更にところ変わって、レナード警部は部下から大事な話があるとして秘密裏に会う約束をしていた。
部下の話では近々兄がなりふり構わず行動に出るかもしれないということだった。
それを聞いたレナード警部はこれまで以上に慎重に動く必要があると感じるが、何やら不穏な空気を察知する。
なんと部下が尾行されており、待ち合わせた場所に爆弾を仕掛けてきたのである。
レナード警部のおかげでなんとか爆弾による被害は出なかったものの、引き返してきた男とレナード警部は撃ち合いとなる。
撃ち合いを制したレナード警部は男の持ち物から兄の刺客であることを知る。
以上がSeason2の第十六話『NAMELESS/名前の謎』のあらすじと感想のレビューでした。