ここでは実際に映画「トリプルX」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
トリプルXの評価・・・4つ星
原 題: xXx
製作年: 2002年
製作国: アメリカ/チェコ
出演者: ヴィン・ディーゼル サミュエル・L・ジャクソン アーシア・アルジェント
: マートン・ソーカス マイケル・ルーフ イヴ ダニー・トレホ トム・エベレット
: トーマス・イアン・グリフィス リッキー・ミューラー
監 督: ロブ・コーエン
製 作: ニール・H・モリッツ
脚 本: リッチ・ウィルクス
ザンダーは命を懸けたスポーツ“Xゲーム”で若者たちにその名を知られるカリスマ的な存在。トレードマークは首の後ろに彫った“xXx”。どんな危険なゲームも平然とやってのけるその驚異的な身体能力と冷静な判断力が、やがて国家安全保障局(NSA)の目に留まる。NSAのベテラン・エージェント、ギボンズは強引にザンダーを説き伏せ、彼をシークレット・エージェントに任命する。コードネームは“xXx(トリプルX)”。その任務とは、既に3人のエージェントが見破られ抹殺されていた過激な犯罪集団“アナーキー99”への潜入捜査だった…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
2017年に最新作が公開されたのでこの機会に1作目から順番に見ています。
作品を見ての率直な感想はまぁまぁと言ったところですね。
4つ星評価にしていますが3.5星ぐらいの評価です。
Xゲーム主体の映画でもなくアクション主体の映画でもない、正直中途半端な感じは否めませんでしたね。
ワイルドスピードで見慣れているせいかもう少しスマートさがほしかったように思います。
まあでもとっかかりとしては悪くなかったように思いますので、あと2作に期待ですね。
出演者にはワイルドスピードシリーズなどに出演しているヴィン・ディーゼル、アベンジャーズシリーズなどに出演しているサミュエル・L・ジャクソン、スカーレット・ディーバなどに出演しているアーシア・アルジェント、イコライザーなどに出演しているマートン・ソーカス、ブラックホーク・ダウンなどに出演しているマイケル・ルーフ、フラッシュバックなどに出演しているイヴ、マチェーテシリーズなどに出演しているダニー・トレホ、Zネーションなどに出演しているトム・エベレット、ヴァンパイア 最期の聖戦などに出演しているトーマス・イアン・グリフィス、4分間のピアニストなどに出演しているリッキー・ミューラーらが起用されていました。
マートン・ソーカスって髪が長いとラッセル・クロウにそっくりだと思ったのは私だけですかね?
トリプルX予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
チェコでアナーキー99という組織に潜入していたNSAエージェントの素性がばれてしまい殺されてしまう。
アメリカではザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)という無法者がXゲームを応用した過激な動画で人気を集めており、その日も上院議員のシボレー・コルベットを盗んで動画を撮影し、最後は橋の上から車を落とし自分はパラシュートで見事に着地を決め警察から逃げることに成功していた。
ザンダーは首の後ろにxXxという刺青を彫っており、名前がXanderということもあって周りからはX(エックス)と呼ばれていた。
アナーキー99を捜査しているNSAはこれまでに3人ものエージェントが殺されていることから、次に送り込む人間は民間人で腕の立つ人間にしようと考える。
NSAのエージェントであるギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)は複数人をピックアップし、その中にはエックスの姿もあった。
アジトでばか騒ぎをしていたエックスは自分は警察に捕まるはずがないと思っていたが、そこへNSAの特殊部隊がやってきてエックスは特殊な銃で眠らされてしまう。
エックスが目を覚ますとなぜか喫茶店の席に座っていたが、回りの人間は怪しい人物ばかりだった。
更に定員はエックスにコーヒーを出すと何かに脅えている様子で紙には911に通報しろと書かれていた。
すると隣に座っていた男が突然銃を持ち出し金を要求してきたのである。
突然の状況にもかかわらずエックスは冷静に対処し強盗を取り押さえる。
すると別の席に座っていたギボンズが話しかけてきて合格だといわれる。
何のことかさっぱり理解できないエックスだったが再び特殊な銃で眠らされてしまう。
これはギボンズが民間人の中からエージェントになる素質がある人間を選抜するための試験だったのである。
エックスが再び目を覚ますと今度は飛行機の中で、自分と同じように連れてこられた人間が2人乗っていた。
エックスたちは詳しい事情説明されることもなくパラシュートを開かれ飛行機から降ろされてしまう。
そこはコロンビアの一角で、コカインが栽培されていたことからどうやら無法地帯のようだった。
取りあえず3人は川を渡って何かを探そうとしたがそこへコロンビアの軍人がやってきてエックスたちは捕まってしまう。
エックスたちはこれもギボンズの手によるものだと思っていたのだが、今回は本物の軍人だった。
エックスたちは何が目的でやってきたのかと聞かれるが答えられることは何もない。
ギボンズの部下だと思っていたエックスだったが、相手が持っている剣に本物の血が付いていることでこれは演技ではないことに気が付く。
するとそこへコロンビアの政府軍がやってきて爆撃を受けてしまう。
一緒につかまっていた一人が負傷してしまい、もう一人は勝手にどこかへ逃げてしまう。
エックスは負傷した人間を運びバイクを調達して追手を振り切り、隠れていたけが人を拾おうとするが、そこには軍人が待ち構えておりエックスは再びつかまってしまう。
そして再びギボンズの元へ連れて行かれて合格だといわれ、エージェントとして働くようにいわれるが、エックスは政府のために働くのはまっぴらごめんだと拒否した。
それに対してギボンズはエックスにはいくつもの犯罪歴があり、依頼を断れば一生刑務所ぐらいになると脅してくる。
ただし依頼を受ければこれまでの犯罪歴はすべて抹消するとのことだった。
悩みに悩んだエックスはギボンズの要求を聞き入れることに。
エックスに任された仕事はチェコのアナーキー99という組織に近づき情報を集めることだった。
早速チェコに連れて行かれたエックスはチェコの警察であるミラン・ソーヴァ(リッキー・ミューラー)の元へ連れて行かれ、チェコの内政に関与しないようにくぎを刺される。
その後エックスはミランと共にアナーキー99が潜むクラブへと足を運び、慎重に事を運ぼうとするミランを無視してエックスはアナーキー99のリーダーであるヨーギ(マートン・チョーカシュ)に接触してしまう。
エックスはヨーギに警察が来ているといいミランをさし出し信用を得ると、ビジネスの話を持ちかけ車が欲しいといって10台の車のリストを見せる。
リストはギボンズから受け取っていたものだったが、エックスはこのリストではすぐに怪しまれるといって内容を書き換えていた。
9台は高級なスポーツカーであるフェラーリで残りの1台は1967年型ポンティアック「GTO」コンバーチブルという希少な車だった。
120万ドルで交渉が成立し、エックスはその後のパーティーに招待されるほど気にいられる。
その後、アジトに戻ったエックスはギボンズにアナーキー99の情報を渡し、銀行口座の情報も教えた。
本来はここでエックスの仕事は終わりだったが、車のリストを書き換えた代償だといいエックスにアナーキー99に潜入するように命じる。
ギボンズはそのためにエックスに必要な装備を用意しており、その中にはエックスが撃たれた特殊弾も入っていた。
その後エックスは取引のために再度ヨーギに会いに行き、金を振り込み車を入手したのだが、独断で捜査していたミランが見つかってしまい、エックスは自分が裏切ったのではないことを証明するためにヨーギと協力してミランを取られることに。
ヨーギはミランを殺そうとしていたが、ヨーギより先にエックスがミランを撃ちこれによってヨーギはエックスをアナーキー99に勧誘した。
この時ヨーギはミランが死んでいると思っていたが、エックスが撃ったのは死んだように見える特殊弾でミランは生きていた。
その夜、エックスは再びヨーギのパーティーに招待され、アナーキー99が結成されたいきさつなどを聞かされる。
ヨーギ自身は軍人で使い捨てにされていたことに反発し反政府組織としてアナーキー99を結成したといっていたが、行っていることは犯罪ばかりだった。
またここでヨーギの彼女であるイレーナ(アーシア・アルジェント)を紹介され、エックスは彼女に魅かれ始める。
その後ヨーギのアジトである屋敷で一夜を明かしたエックスは朝早く起きて情報を集めようとするが、同じようにイレーナも起きてきて隠された装置を使って何やら情報をどこかに送っていた。
それを見たエックスはしゃべらない代わりに昼食を一緒に食べようと誘う。
その席でエックスは自分がNSAのエージェントであることを明かすが信じてもらえない。
するとここでヨーギからイレーナに電話がかかってくる。
その内容はエックスがNSAのスパイであるという内容だった。
ヨーギがエックスの正体を知ったのは匿名でのタレこみがあったためだった。
イレーナも立場的にはヨーギを止めたいと思っている側の人間であったため、電話の内容をエックスに話し外に狙撃手が待ち構えていることを教える。
それを聞いたエックスはイレーナを利用してレストランから脱出を試みるが、ヨーギの追手から逃げきったところで別の組織につかまってしまう。
エックスが連れて行かれたのはギボンズのもとで、そこでエックスはアメリカに帰れと言われてしまう。
イレーナをなんとか助け出したいと思っているエックスはギボンズの命令を無視して単独でヨーギのアジトに乗り込んでしまう。
一方、イレーナはヨーギに地下室で行っている研究を見させられていた。
ヨーギが行っていたのはロシアの科学者を使ったサイレント・ナイトという毒ガスの研究であり、すでにそれは完成していた。
ヨーギはその毒ガスを使って世界の都市を攻撃しようと考えていたのである。
更にヨーギは口封じのために雇っていた科学者を毒ガス出皆殺しにしてしまう。
一人ヨーギのアジトに潜入していたエックスもその様子を透視スコープで見ていた。
なんとかイレーナを助けたいエックスだったがここで敵に見つかってしまい銃撃戦となってしまう。
エックスは外に置いてあったバイクを拝借して敵から逃げ、設置してあったばんそうこう型爆弾で敵を一掃した。
なんとか逃げきることに成功したエックスがアジトに戻りギボンズに情報を送ろうとすると、そこにはミランの姿が。
実はヨーギにエックスがエージェントであることをばらしたのはミランだったのである。
エックスに銃を突きつけるミランだったがそこへ今度はイレーナがやってきてミランを銃で撃ち殺した。
イレーナは実はロシアのエージェントであり、2年前から組織に潜入していると話した。
ただしイレーナは潜入してから半年で組織から見切りをつけられており、生き残るために仕方なく組織に居続けたと話した。
イレーナからヨーギが毒ガスをまくまでのリミットを聞いたエックスは、怪しまれないようにイレーナに組織に戻るように言い自分はエージェントを集めて作戦会議を行った。
ヨーギのアジトに行くまでにはいくつもの監視カメラがあるため、まずは山の上にある電波塔を破壊する必要があった。
エックスは飛行機の操縦ができるエージェントに雪山まで運んでもらい、パラシュートを使って降下するとそこからはスノーボードで斜面を駆け降りたのである。
敵の位置を確認したエックスは爆弾で雪山に刺激を与えて大規模な雪崩を発生させ、それに巻き込まれないようにスノーボードでかけ降りて行く。
エックスの作戦はうまくいき、電波塔を破壊し敵を一掃することができたが結局的につかまってしまう。
ヨーギの元へ連れてこられたエックスはそこでイレーナもエージェントであることに気が付いていて泳がせていたと聞かされる。
絶体絶命の2人だったがここでギボンズ率いる部隊がやってきてアジトは戦場になってしまう。
なんとか無事だったエックスとイレーナは逃げたヨーギの後を追った。
ヨーギは毒ガスをばらまくための潜水艇AHABへいき起動させていたのである。
潜水艇のある部屋の前にはヨーギの部下である狙撃手が潜んでいたが、エックスの機転により難なく撃破できた。
だがすでにヨーギはAHABを起動させ、自らのボートで逃げようとしていた。
エックスはボートを狙撃しヨーギを倒すことはできたが、オートで動くAHABは毒ガスをばらまくためにプラハへ向かってしまう。
エックスはイレーナと共にポンティアックに乗り込みAHABの後を追った。
ポンティアックにはエックスが依頼していた武器が多数搭載されていた。
川沿いを追うエックスはAHABにもりを飛ばし、パラシュートを使ってAHABに乗り込んだ。
だがAHABは爆撃のためのミサイルを準備し始めてしまう。
ギボンズは世界を救うためにプラハを犠牲にしようと空軍を送りこんでいたが、エックスは一人最後まであきらめなかった。
サイレント・ナイトは水で分解するため、エックスはミサイルの向きを反対にしAHABごとミサイルを水中へ持っていき爆破したのだった。
エックスは爆破の前に身を投げ出されており、なんとか無傷で任務を達成した。
その後エックスはイレーナと共にボラボラ島へ休暇へ行ったのだが、再びギボンズから任務の連絡が入るのだった。
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ストーリーの流れとしてはわかりやすく見やすい作品でしたね。
ただ雪崩の部分ではCGが使われていたりと残念な部分もありました。
Xスポーツを応用したシーンは見ごたえがありましたけどね。
ただパラシュートを使って潜水艇に乗り込むシーンではWikipediaに以下のように記載がありました
確かに見ていてこれじゃ橋に当たるんじゃない?と思ったのですが、やっぱり当っていたんですね。
しかもそれで死人まで出してしまったとは・・・。
Xスポーツは過激なものなだけにリスクも付きものなんですね。
総合すると内容はまあまあでしたね。
最後に続編のトリプルX ネクスト・レベルの動画を掲載しておきますね。
トリプルX ネクスト・レベル
字幕がありませんが、Youtubeの標準機能となっている字幕機能を使えばだいたいの内容はわかると思います。
以上がトリプルXの感想とレビューでした。