海外ドラマ「GRIMM Season5」第十九話『忍び寄る影/THE TAMING OF THE WU』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ニックはウーを見舞いに行くが、彼にはケガをした際の記憶がないうえ、何者かに見張られていた。退院したウーは、野山を駆けまわって狩りをするリアルな夢を見る、とニックらに打ち明ける。そしてケガしたことで感情が高ぶり手がけむくじゃらになった事にショックを受けたウーは、ロザリーに相談に行くことにする。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
Nothing is so painful to the human mind as a great and sudden change.
『劇的で突然の変化ほど 人の心を苦しめるものはない』
モチーフとなっているのはイギリスの小説家メアリー・シェリーが1818年に出版したゴシックホラー『フランケンシュタイン』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第十九話『忍び寄る影/THE TAMING OF THE WU』のネタばれになりますので注意してください。
病院に運ばれたウーから何があったのか話を聞いたニックとハンクだったがウーの記憶があいまいで詳しいことはわからなかった。
ニックはモンローを囮にした後になにがあったのかを詳しく話しゆっくり休むようにいいまた様子を見に来ると伝えて帰って行った。
この時病院にはウーのことを監視している男がおり、誰かに電話して見つけたと話すのだった。
一方、HWのマイズナーはある家にやってきていた。
その家には複数の死体が転がっており、子供がいたような痕跡も見つかる。
子供部屋にはブラッククロウのマークが残っており、どうやらそこにはダイアナがいたようだった。
マイズナーが一通りに見終わるとそこへブラッククロウの残党がやってくる。
マイズナーは敵を排除しようとするがなかなかの手練でマイズナーは苦戦を強いられるが、敵がこぶしを振り上げたその時鋭利な刃物で切断されお腹を刺されて死亡した。
助けに来たのはトラブルであり、マイズナーはダイアナが連れ去られてしまったためこれから混乱が広がってしまうと口にする。
そのころ、ダイアナと再会を果たしたアダリンドだったがレナード警部は今は一緒に来ることができないとダイアナに話す。
するとダイアナは今すぐ一緒に来てほしいといい目を紫色に光らせると壁のトタンががたがたと動きだし、すごい速さで飛んで壁に突き刺さった。
アダリンドが近いうちに一緒に暮らせるようになるというとダイアナもその場は引き下がりレナード警部と一緒に帰って行った。
レナード警部がダイアナを寝かしつけるとそこへボナパルトという男がやってくる。
ボナパルトはどうやらブラッククロウの構成員であり、レナード警部を通じてアダリンドを引き込み、その後にグリムであるニックも引きこもうとしていた。
ボナパルトはレナード警部に彼女に正しい選択をさせなければと話すと、レナード警部は彼女次第だと話した。
家に帰ったアダリンドだったが夜中にダイアナが「ママ、どこにいるの?」と自分を呼ぶ声が聞こえてきて幻覚も見える。
この時にニックはケリーの世話をしており、アダリンドがケリーを寝かしつけるとようやく自分に魔力が戻っていることをニックに打ち明けた。
すでにロザリーから話を聞いていたニックは驚くこともなく自分が君を傷つけることはないといってアダリンドを安心させた。
そのころハンクもズーリと親密な仲になっており、ついにベッドを共にする。
ズーリはハンクにこの世界を知った感想などを聞き、今度ニックに普通に紹介してほしいといわれる。
一方、入院しているウーの元へ看護士が巡回にやってきて体調を診断していると突然心拍数が上昇し、顔が見たこともない獣のような姿に変化してしまう。
驚いた看護師は急いで医師を呼びに行くがベッドにウーの姿がない。
慌てる看護師だったがウーはトイレに行っていただけで顔も元に戻っていた。
翌朝、ニックとハンクが再び病院にやってきてウーは退院できることになった。
ウーを家まで送り届けるとウーは最近リアルな夢を見るようになり、その夢で狩りを行っているとあかした。
その話を聞いたニックとハンクはウーがヴェッセンに関わっているためそのような夢を見たのではと話すがどうもウーの様子が深刻そうだった。
ニックは気になるならロザリーに電話して相談してみろといい、その日はウーにゆっくり休むように言って仕事へ向かった。
ニックたちの指示通りその日は家で休むことにしたウーだったが、外で誰かが自分を見張っていることに気がついていた。
ウーが料理を作っていると不注意から手をけがしてしまい、更にその手が獣のような手に変化してしまう。
ウーは目を閉じ自分を落ち着かせゆっくり目を開けると手は元に戻っていたが、これは現実に起こっていることだとわかっていた。
ウーはロザリーに電話して相談があるといってスパイスショップに今から行くと伝えた。
家を出て車に乗ろうとすると自分を見張っていた車がまだいることに気が付き、ちょっとした罠を仕掛けてみることに。
ウーが車に乗らず別の方向へ歩いていくと見張っていた男は後をつけてきた。
それを待ち伏せていたウーは男の顔を見てセオ・デラノという名前を言い、自分が数度逮捕している腹いせをしようとしているのかを質問した。
セオ・デラノは後をつけてなんかいないというとウーは車を押収してやると言った。
するとセオ・デラノはスカレンゲックにヴォーガしウーに襲い掛かってきたのである。
一方、仕事に復帰したアダリンドの元へボナパルトがやってきて正しい選択をするようにと脅しをかけてくる。
更に家に戻ってアダリンドが仕事をしていると再びダイアナの声が聞こえてくる。
この声はアダリンドによって呪いを受けたイヴにも聞こえていた。
ダイアナはアダリンドには早く来てといい、イヴにはあなたじゃないといって攻撃を仕掛ける。
するとイヴの部屋にある鏡がどくろの模様になるようにわれたのだった。
イヴは帰ってきたマイズナーとトラブルにそのことを報告し、トラブルは急いで司令部に来てくれるようニックに電話した。
ニックとハンクはHWの司令部にやってきてアダリンドがダイアナを接触していることを伝えて、このままではアダリンドがケリーを連れてブラッククロウの元へ行ってしまうかもしれないと警告する。
ニックはそんなことはさせないと強く口調で言ったが、ここでハンクに遺体が見つかったという連絡が入る。
ニックたちが現場に着くと被害者はセオ・デラノという札付きの悪で何度も逮捕歴がある男だと説明される。
セオ・デラノは首をチェーンソーで裂かれたような死に方をしていると聞かされヴェッセンの関与を疑うニックたち。
すると今度はロザリーから電話がかかってきてウーがその場にいないか質問される。
ロザリーは2時間前にウーから電話がかかってきて悩みがあるから助けてほしいといわれてまっているが現れないとニックに伝えると、ウーの家はすぐ近くだったので様子を見に行くことに。
ニックとハンクが家にやってくるとドアに血の跡がついており警戒するニックたち。
ウーは血まみれでベッドに横たわっていたが傷は自分の物ではなかった。
ウーを起こしたニックたちは何があったのかを詳しく聞き、ウーの口からセオ・デラノという男が自分を見張っていて襲われたがそこから記憶がないと聞かされる。
ニックはセオ・デラノは死んだと教え、ウーは自分が殺したのかと動揺した。
ニックたちはひとまずウーを着替えさせて死体がセオ・デラノ本人かどうかを確かめさせた。
ウーは間違いなく本人だといい、ニックたちはウーに起こっていることを詳しく調べるためスパイスショップへ向かうことに。
スパイスショップに着くと記憶が残っていないというウーにモンローがレヴォカリ・テネブリスという薬品はどうかと勧めた。
レヴォカリ・テネブリスは対象者の記憶を呼び覚ます薬らしく、思い出したくない記憶まで蘇ってしまうのが難点だと話した。
他に方法もないためその薬を試すことにし、ロザリーは薬を飲んだウーに気を失うから横になってといいベッドに寝かせた。
眠りについたウーはセオ・デラノを殺した時にことを語り始めどうやって殺したのかまで再現し出した。
するとその時ウーの体がヴェッセンのように変化し、それを見たニックたちは言葉を失ってしまう。
モンローは取りあえずその様子を動画に収め、ウーの変化が戻ったところで本人が目を覚ました。
ニックたちはセオ・デラノを殺したのはウーだといい、どうやって殺したのかという質問に対して先ほど撮影した動画を見せた。
これにはさすがにショックを隠しきれないウー。
ロザリーは変化したウーがライカンスロープに似ていると指摘するがモンローはあれはブルットバッド特融の疾患だといい否定した。
だがロザリーはライカンスロピアの原因はウイルスによる可能性もあると何かの本で読んだと話し、かまれたのかもしれないと推察する。
ウーにあの時襲われた際に傷ができなかったかと尋ねると引っかかれたといわれ、ロザリーの予想通り感染してしまっていたことが明らかとなる。
またロザリーは闘争・逃走反応みたいな感情の表れで気を失って姿が変わる可能性があるといい、今夜は家に止まっていってとウーに行ったが、ウーはそれを断り自分の問題だから自分で制御するといって帰って行った。
ここでイヴからニックに電話がかかってきてアダリンドに異変があったためすぐに家に帰るように言われる。
ニックが家に帰るとそこにアダリンドの姿はなく書置きが残っていた。
その書置きには悩んだ末に子供たちを守るために出ていくと書いてあり、自分のことを愛しているとも書き記してあった。
ニックが書置きを読み終わると「あなたを守るために」という文字だけが残りその後すべての文字が消えたのだった。
----------------------------------------------------------------------------------------
イブとアダリンドは絡まる双子の呪いで混線状態になってしまったようですね。
ダイアナはイヴにだけはガラスでどくろのメッセージ送るとか怖すぎるでしょう。
一時ジュリエットが面倒を見てくれていたことを覚えてないんでしょうかね?
結局アダリンドもケリーを連れてブラッククロウ側へ行っちゃいましたし、ニックが不憫で仕方ないですね。
ハンクに近づいたズーリも結局ブラッククロウだったわけですし、ブラッククロウ側も詰めに入ったという感じですね。
って言うかレナード警部はやっぱり黒幕がブラッククロウであることをしっかり認識していたんですね。
アダリンドも奪っちゃいましたしこれでニックと対立するのは確実ですね。
ウーはやっぱりライカンスロピアが感染してしまっていたようですね。
ウイルス性の可能性もあるということからロザリーがなんとかしようとしてくれるとは思いますが、ウーは自分で制御するといって帰ってしまいましたね。
まさかウーはあの変化を受け入れて自由に操れるようにするつもりなのでは?
そうすると強力な戦力になりますしね。
でもでもウーはやっぱり普通の人間でちょっととぼけたキャラのまま最後まで行ってほしいですね。
以上がSeason5の第十九話『忍び寄る影/THE TAMING OF THE WU』のあらすじと感想のレビューでした。