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海外ドラマ「GRIMM Season5」第十三話『男たちの沈黙/SILENCE OF THE SLAMS』のあらすじと感想

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海外ドラマ「GRIMM Season5」第十三話『男たちの沈黙/SILENCE OF THE SLAMS』を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

Season5 登場人物/キャスト

ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ

 

第十三話/エピソード13のあらすじ

レスラーのゴヨは負け役に嫌気が差し、職人のベニートに特別なマスクをオーダーする。ベニートはゴヨに血で契約書を書かせ、ヴェッセンの悪党パトリックの顔の皮を剥ぎ取り呪術を使ってマスクを作る。ベニートもまたヴェッセンだったのだ。マスクを試着したゴヨはみなぎる力に驚く。(公式サイトより引用)

 

モチーフとなったグリム童話

冒頭のテロップ:
Give a man a mask and he will show his true face.
『仮面を与えれば彼は素顔を見せるだろう』

モチーフとなっているのはアイルランド出身の作家オスカー・ワイルドによる評論集の一編『芸術家としての批評家』

 

GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)

以下からはSeason5の第十三話『男たちの沈黙/SILENCE OF THE SLAMS』のネタばれになりますので注意してください。

瀕死の重傷となったモンローの傷が見る見るうちに回復していきなにが起こったのか理解できない一向。

ニックが箱から取り出した棒きれを持っていたことからそれが原因だと考えられたが、どのような作用で治ったのかは誰にもわからない。

棒がくるまれていた布に書いてあると思われたが800年前の文字であるため解読もできない。

ニックたちはこれが悪党の手に渡るのは避けなければならないとし、その存在をこの時店にいた5人の秘密にすることに。

家に戻ったニックはアダリンドから収穫があったかと聞かれて宝を隠していたと思われる場所は発見したが何もなかったと嘘をついた。

アダリンドはもしもの話として魔女の力を抑制している薬の効果が切れ自分が魔女に戻ってしまったらどうするかとニックに尋ねると、ニックはそれでもなんとかやっていくだろうと答えた。

ところ変わって、ベニートという男性が経営するマスク店にゴヨというレスラーがやってくる。

どうやら破れていたマスクを修理に出していたようだったのだが、ゴヨは負け役としてリングに上がることにうんざりしていた。

ベニートは負け役もちゃんとした仕事だといいなだめようとするが、ゴヨはかつてのスターたちの写真を見てこんなマスクがあれば自分もスターになれるのにと口にする。

ベニートは彼らは代償も払っていたと言ったがゴヨは自分にもこんなマスクを作ってほしいといいだす。

ベニートは「格別なマスクだ。特注品だぞ。稼いだ金の半分が必要だ。金を気にしてるうちは作らん。」と答え、それを聞いたゴヨはまた来るといって店を後にした。

その夜、ゴヨはカワマというリングネームでマヨルドモというレスラーの引き立て役としてリングに上がっていた。

ゴヨはシナリオ通りうまく負け役を演じるが、試合が終わった後こんな役はうんざりだといいマスクを破ってしまう。

経営者はゴヨにお前はテクニックはあるが主役になれる器ではないといいゴヨにやめたいなら好きにしろと話した。

その後ゴヨは再びベニートに店に行き再度マスクを作ってくれるように要求した。

ベニートは一度帰って頭を冷やせと言ったがゴヨの決意は固かった。

それならばとベニートは契約書を持ってきてゴヨに血でサインをさせ、明日にはできているといいゴヨを帰らせるとすぐに作業を始めた。

ベニートは爬虫類のようなヴェッセンにヴォーガしゴヨと同じように血でサインをすると2つの血液が混ざりあいマスクのようなものが浮かび上がる。

ベニートは外で犯罪を犯している人間を見つけて顔をもらうと宣言すると、その男はヴォーガしバラームであることが分かる。

ベニートも同じくヴォーガし、相手の首筋にかみつくと男は体がマヒしたような状態になってしまう。

するとベニートはナイフのようなものを取り出しヴォーガした男の顔を一枚皮としてはぎ取ったのである。

ベニートは持ち帰ったヴェッセンの顔を使って何やら儀式のようなものを始めマスクを作り始めた。

ベニートに殺された男の遺体はすぐに発見されることになる。

ニックとハンクは被害者の顔を見てまるで外科手術ではぎ取られたようだと口にする。

翌朝、ゴヨが店にやってくるとベニートが徹夜で作ったというマスクを見て喜びに震える。

ベニートはマスクをつけてみろといい、ゴヨがマスクをつけると異様な感覚に襲われる。

ベニートはマスクに受け入れられたといい、今後はリングの外では決してマスクをつけるなと警告し、マスクを敬えと話した。

家に帰ってトレーニングをするゴヨは言いつけを守らずにマスクを装着してトレーニングを行ってしまう。

その後試合になり、ゴヨはティグレ・フェロスというリングネームに変えて再度マヨルドモと対戦した。

もちろんシナリオではマヨルドモの圧勝で終わるはずだったのだが、ゴヨはそれを無視してマヨルドモをぼこぼこにしてしまう。

だが観客はそんなティグレ・フェロスの姿に熱狂し歓声を送った。

試合はティグレ・フェロスの圧勝で終わり、マヨルドモは怒り狂ったが経営者は観客が受けていたからOKだといい次の試合のメインをゴヨに任せると話した。

気分よく岐路に着くゴヨだったが、怒りがおさまらないマヨルドモが追いかけてくる。

当然2人は争いになってしまい、ゴヨはマスクをつけてマヨルドモと戦ってしまい体がマスクに支配されていく感覚を味わう。

そして勢い余ってマヨルドモを殺してしまった。

捜査を進めるニックたちは被害者が神経性の毒にやられていたとウーから聞かされる。

ウーによるとその毒では呼吸困難に陥ったはずだが、顔をはがされた時は生きていただろうと話した。

それを聞いたニックはかつての宇宙人事件のことを引き合いに出し、ウーが未解決だというと自分が解決したと話す。

その時ハンクは休暇中だったためこの事件はニックしか知らない。

ニックは毒のことはわからないが被害者はヴェッセンかもしれないと話しモンローたちに助言を求めることに。

ニックはモンローたちに事件の概要を説明し被害者の写真を見せるとモンローが顔見知りだと話した。

予想通りに被害者はヴェッセンでありバラームであることが判明する。

顔がはがされているという点からロザリーがシペ・トテックかも。アステカ戦士が崇めた神よ。”生贄の皮を剥ぎ身に着けることで力を吸収。戦士は神に倣い皮のマスクを作り戦場での力を得た。この習慣を継ぐのはサンテリアの司祭。ヴィボラ・トラダたちである。”」と教えてくれ本を見せてくれた。

この本には司祭はヴェッセンの皮でマスクを作り、彼らの力を被った者に伝え、ケアザイタにも有効と記してあった。

ニックはモンローたちに司祭話を聞いておくように頼み、自分たちはマスクを探すことに。

するとジェームズ・バスケス(マヨルドモ)が死体で見つかったという知らせが入り現場へと向かった。

ニックたちは被害者がレスラーであると聞き、車に残っていたマスクを見たが普通のマスクだった。

ニックとハンクは話を聞くために所属していた事務へ足を運ぶことに。

すると経営者の男から昨夜の試合で負けて腹を立てていたと聞かされ、負かしたのはティグレ・フェロスというリングネームでゴヨというレスラーだと教えられる。

新しいマスクをかぶっていたと聞いたニックたちはマスクを作っている店とゴヨの住所を聞き出し調べてみることに。

一方、約束通りベニートに稼いだ金の半分を支払ったゴヨはベニートに言いつけを守らずに再び自宅でマスクを装着してしまう。

ベニートの忠告を無視した報いなのか、突然マスクがぼこぼこと音を立てて顔と一体化し外せなくなってしまったのである。

ゴヨは家でひとしきり暴れた後ベニートの店に行き外せなくなったと話した。

ベニートは外すには厄難の儀式を行うしかないといいすぐに準備を始めようとするが、ゴヨは飾ってあるマスクから次々に幻聴が聞こえ始め、おかしくなったゴヨはベニートを襲ってしまう。

ちょうどこの時店の外にはニックとハンクがきており大きな物音に気がついた2人はすぐに店内に。

店主のベニートが襲われているところに出くわし、2人は襲っているゴヨを抑えようとするがすさまじい力で反撃されてしまう。

2人がかりでなんとか取り押さえることに成功するも、店主のベニートは厄難の儀式でしかマスクは外せないとニックに伝えるとそのまま息を引き取った。

ニックは急いでモンローたちに電話を入れて厄難の儀式のことを伝え協力してもらうことに。

急いで店に来たモンローとロザリーは厄難の儀式の準備を始めすぐに儀式にとりかかった。

なにぶん初めて行う儀式だったためロザリーも戸惑いながらだったが、なんとかマスクを外すことに成功する。

目を覚ましたゴヨはベニートの死体を見てマスクが命令したといって人格が崩壊寸前だった。

取り外されたマスクはヴォーガした姿から被害者のパトリックの顔に戻り顔はぎ事件は一件落着となった。

家に帰ったニックはヴィボラ・ドラダやマスク、厄難の儀式のことをグリムの本に記すのだった。

ところ変わって、HWのイヴはディクソンが暗殺された映像を何度も見直しレイチェルが暗殺犯の方を見ていたことに気がつく。

イヴはレイチェルをHWの監視対象リストに加えて、ローウェンだということも記載していた。

その後イヴはレイチェルの関与を裏付けるためにレナード警部に接触し関係性を調べる。

レナード警部はレイチェルに呼ばれ自分たちと協力するか早く決断してほしいといわれ、立候補するなら家族が必要だといいダイアナのことを話すと母親がアダリンドであることもまで知っていた。

ただこの時の様子をイヴが影から監視していたのだった。

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これまでの冒険から一転して通常運転に戻った回でしたね。

ただニックやハンクの出番が少なくちょっと物足りない回だったなぁと感じました。

本物のヴェッセンの顔からマスクを作るのはかなりエグいですよね。

本当のことを知っていたらつけるのはちょっと嫌ですねw

過去のスターたちも同じようなことをしていたっぽいのでヴェッセン製のマスクだったんですね。

最後にヴォーガした顔が人間に戻ったところは面白かったです。

イヴはレイチェルが暗殺に関与していたことを見抜きレナード警部とあっていたところもばれてしまいましたね。

レナード警部はブラッククロウということをわかっていないっぽいので、これがわかったらイヴがただじゃおかないような気もしますね。

最初の方でさらっと終わってしまいましたけど見つけた宝の正体が何なのか早くわかってほしいですね。

以上がSeason5の第十三話『男たちの沈黙/SILENCE OF THE SLAMS』のあらすじと感想のレビューでした。

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