海外ドラマ「GRIMM Season5」第十二話『明かされたもの/INTO THE SCHWARZWALD』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
足下が崩れて落下したニックとモンローは地下墓地を発見し、それが地図にあった教会だと悟る。当時の人々のように考えた結果、壁に埋め込まれた十字の盾の奥に青銅の箱を発見。箱の7つの鍵穴のうち5つは持参した鍵で開くが、2つ足りず開かないためポートランドに持ち帰ることにする。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
What's past is prologue.'
『ここまでは 前口上にすぎぬ』
モチーフとなっているのは英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲『テンペスト言』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第十二話『明かされたもの/INTO THE SCHWARZWALD』のネタばれになりますので注意してください。
心臓を打ち抜かれたディクソンを抱きかかえ声をかけるレナード警部。
ウーとハンクは隣のマンションに人影を見つけ入口を厳重に見張らせると狙撃のあった部屋へと侵入した。
すると住民が一人倒れており、ライフルは見つかったが肝心のハナノはいなかった。
出入り口から出ることはできないため屋上に向かったと推測し、ウーとハンクはすぐに屋上へ向かったがすでに誰もないかった。
この時ハナノはマンションの壁を人目につかないように器用に降りていた。
だがこの様子をイヴはしっかりと監視しており、後をつけ始める。
HWは存在がばれないようにハナノの後ろにいる人物にたどり着きたいと思っていた。
ハナノは任務完了をルシアンに報告するために電話をかけていた。
ここでイヴが力を使って自転車を操りハナノに激突させ、意識を失った隙にヴォーガし何か煙のようなものを吸わせると救急車を手配し、落ちていた携帯電話を自分のかばんの中に入れた。
アジトに戻ったイヴにマイズナーは携帯電話のSIMカードをコピーして複製を作り、ばれないように携帯電話を返して泳がせるように指示した。
そのころ、ニックとモンローから連絡が来ないことをロザリーとアダリンドが心配していた。
するとそこへロザリーに何度も手紙を送りつけていたトニーがやってきて力を貸してくれと言われる。
ロザリーははっきりと断ったが、自分に借りがあるはずだといい5000ドルを要求し、ロザリーがそれも断ると店に置いてあるビンを割り始めた。
トニーはふんころがしに似たカッケンコプフというヴェッセンにヴォーガするとロザリーにも手をあげた。
騒ぎを聞きつけたアダリンドがやってくるとトニーはアダリンドにも手をあげようとするが、アダリンドが急に謎の腹痛に襲われる。
するとアダリンドをはたこうとしていたトニーの手が止まり、指が一本ずつ折れていったのである。
なんとアダリンドの魔女としての力が甦ろうとしていたのである。
5本の指がすべて折れたところで力が消え、恐れをなしたトニーは店から出ていった。
アダリンドは魔女の力が戻ってきていることに唖然とし、ロザリーにニックには黙っているようにお願いした。
アダリンドはヘクセンビーストの力が戻ることにより以前の邪悪な自分に戻ることを恐れていた。
ロザリーは以前のあなたとは違うと励ますが、アダリンドはヘクセンビーストの力は人を邪悪に変えると話す。
ロザリーはニックには言わないことを約束するが、いずればれるから自分から話すべきだとアドバイスする。
だがアダリンドは力が戻ったことがばれたら息子ともども殺されてしまうと涙目に語った。
一方、仕掛けを動かし穴に落ちてしまったニックとモンローは幸いなことに大きなけがはなかった。
明りをつけ中を調べてみるとそこは地下墓地のような場所だった。
間違いなくそこが宝が隠されている場所だった。
ニックとモンローは中をくまなく探し始めるが穴が掘れるような場所もなく手掛かりも見つからない。
ニックは地図の×印に気がついた時のように視点を変える必要があるといい、当時宝を隠しに来た祖先のことを考えてみた。
ニックは800年前の住民はこんな場所に来たがらなかったはずだといい、モンローは遺体こそが宝の守り主だとかんがえ、2人は死体を調べ始める。
しかしそれでも手掛かりは見つからない。
するとニックは800年前にはライトなどなく火を使ってみていたはずだといい、もしこの光が邪魔になっていたらと考えた。
ニックとモンローが明りを消してみるとグリムのGの文字に光が浮かび上がってきたのである。
明りをつけてみるとそこは大量のしゃれこうべがおさめられている場所であり、7つのしゃれこうべがGの文字に光っていたところだけは向きが逆向きになっていた。
ニックとモンローが逆向きになっているしゃれこうべをすべて取り除いてみると、中から十字軍の紋章がついた盾が見つかった。
盾をとってみると中には手で持てるぐらいの箱が置かれていた。
箱には7つの鍵穴がついており、ニックとモンローは持っている5つの鍵で開くかどうかを調べてみた。
すると予想通り鍵は回ったが残り2つがないため開けることはできなかった。
残念ながらピッキング道具を持ってきていなかったため、ニックとモンローは箱を持ち帰ることに。
落ちた穴を登ることはできないため別に出入り口がないかを探る二人。
するとすっかり埋まってしまっていたが出入口らしき場所を発見する。
2人は意気揚々と帰ろうとするが、大量のライトの光がこっちに向かってきていることに気がつく。
近くまで寄ってみると指揮をとっていたのは教会にいた神父で、清掃員から自分がグリムであることがばれたのだと話す。
ニックとモンローは見つからないように車まで移動することに。
しかし途中で清掃員に見つかってしまいヴォーガした清掃員にモンローがかみつかれてしまう。
なんとか清掃員を振り切り車までたどり着くがそこにも敵に見張りがいた。
ニックはモンローにヴォーガして敵に偽の情報を与えようと作戦を立て、けがをしたモンローが敵に偽の情報を与えた。
敵はまんまとこれに引っ掛かり2人は車に乗ることができた。
後を追われないように敵の車のタイヤをパンクさせ車で逃げた二人。
モンローはロザリーに電話して収穫ありと伝え、ニックもアダリンドに無事を報告したが、アダリンドは複雑な思いだった。
2人は病院には寄らず直接空港へ行くことに。
一方、ハナノの携帯をコピーしたHWはイヴを病院へ向かわせ、携帯を戻すと施していた術を解除した。
すぐに意識を取り戻したハナノはルシアンに電話を入れて迎えに来るように伝えた。
だがルシアンはハナノを裏切って警察に狙撃犯が病院にいるというタレこみを入れてしまう。
情報を入手したレナード警部はハンクとウーを連れて病院へ向かい入口のところでハナノを発見する。
ハナノの位置はHWの補足しており、仲間の元へ戻るのを期待していたのだがモニターを見るに予想外のことが発生した。
ハナノを見つけたハンクは後を追い、ウーと警部が追い詰めて、最後はヴォーガしたレナード警部がとどめを刺した。
これによりHWのもくろみは失敗に終わってしまう。
ただハンクはハナノが変装していたことから、タレこみが罠だったのではないかと警部に話していた。
HWはハナノの携帯がレナード警部の元にあることを知りすぐに向かった。
マイズナーは警部に泳がせて黒幕を捕らえるつもりだったのに台無しだと怒りをあらわにし、警部は自分に隠し事をしているからだと反論した。
署に戻った警部はディクソンが暗殺される映像を何度も見直し、狙撃犯の方を秘書のレイチェルが見ていたことに気がつく。
家に戻った警部はレイチェルを呼び出し狙撃のことを知っていたなと言いヴォーガした。
するとレイチェルもヴォーガし、警部が「誰の下で働いている?」と尋ねるとレイチェルは「人生が変わる組織よ。」と答えた。
その後レイチェルは自分のボスであるルシアンを呼び、警部を街一番の権力者にしてやるといってレナード警部が映っている市長選挙のポスターを広げるのだった。
一方、無事にポートランドに戻ってきたニックとモンローはすぐにスパイスショップへと足を運び、すぐに皆を集めてほしいと頼んだ。
この時アダリンドは家に帰っていたのだが、コップについだ水が沸騰するなど魔女の力が確実に戻りつつあった。
ニックは持ち帰った箱の持っていない鍵の部分をピッキングし、集まったウーやハンクもと一緒に鍵を差し込み箱を開けようとするがあかない。
どうやら箱の回りがシーリング材のようなもので接着されており、800年前の物であることからグリムの秘伝であることが考えられた。
それを聞いたハンクはニックの血がアダリンドの魔女の力を奪ったことを思い出し、それが使えるのではと提案する。
ニックはナイフで自分の指を切るとシーリング材のところに血を塗りつけた。
するとボンと音を立て煙を出し取り除くことができた。
ニックはいよいよ箱を開けると中には何かをくるんだ布が入っていた。
そしてその布の中には謎の棒きれが入っていたのである。
お宝を期待してた一同は落胆の色が隠せなかった。
用途もわからず何の棒であるのかもわからない一同は困惑するばかり。
するとウーが布に何か書いてることに気がついたが読める人間はいなかった。
ここでモンローのかまれている傷が悪化し敗血症の症状が出て、ショック状態に陥ってしまう。
すぐに救急車を手配するがそれでは間に合わないと悟りニックたちはモンローを病院へ連れて行こうとする。
だがニックが突然待てといいだし、傷を見てみろと口にする。
モンローの傷口を見てみると見る見るうちに傷がふさがりモンローの容体は良くなったのである。
誰もこの現象を説明できず戸惑うばかりだったが、ニックはこれだといって例の棒きれを見つめるのだった。
----------------------------------------------------------------------------------------
ついに隠されたお宝を見つけることができましたね。
モンローがイレギュラーで傷を負ってしまい死にかけましたけど、お宝の用途が分かる布石だったんですね。
グリムが隠していたということはヴェッセンに関係ある何かなんでしょうね。
傷が治ったことから不老不死的なことに関係あるっぽいので、人魚とか不死鳥とかユニコーンとかその辺の一部なんでしょうかね?
形状を考えるとユニコーンの角だったりするんですかね?
確かに800年前にあれが利用されていたら世界は簡単に手に入ったでしょうね。
いくら戦争して兵が傷ついても一瞬で治ってしまうんですからね。
それはそうとアダリンドが魔女の力を取り戻しつつありますね。
やっぱりニックと寝たことが原因なんでしょうね。
力が戻る前に腹痛を訴えていたのでまさかまた子供ができたり?
まあそれはさすがにないと思いますが、アダリンドが魔女に戻ったらニックとの間は終わるでしょうね。
ジュリエットがああなってしまった過去もありますし。
これはイヴがジュリエットに戻る布石だったりするのではと思ってしまう今日この頃です。
あと警部はやっぱり市長選に出させられそうな感じですね。
思ったとおりですが、ルシアンから協力するといわれて警部はブラッククロウに協力するんですかね?
協力するとしたら潜入捜査のような感じになるのか、または完全にあっち側になってしまうのか?
レナード警部には良識があると信じましょう。
以上がSeason5の第十二話『明かされたもの/INTO THE SCHWARZWALD』のあらすじと感想のレビューでした。