海外ドラマ「GRIMM Season5」第十一話『鍵の目印/KEY MOVE』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ニックたちは黒い森のヴォルフアッハという町にグリム騎士の宝が隠されていることを知る。地図にひとつだけ尖塔ではなく十字架のある教会を見つけ、そこが隠し場所だと睨み現地へ行くことに。ブラック・クロウの手先のテロリスト、マールワン・ハナノがポートランド入りして数日たつが、HWも居場所がつかめず……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
It is not down in any map; true places never are.
『真実の場所は どの地図にも載っていない』
モチーフとなっているのはアメリカの小説家ハーマン・メルヴィルによる長編小説『白鯨』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第十一話『鍵の目印/KEY MOVE』のネタばれになりますので注意してください。
5つの鍵により大まかな位置が分かる地図が完成し、ニックたちはその地図の中に宝のありかを示す目印がないかを探し始めた。
だが手掛かりらしい手掛かりは何も見つからない。
ニックは母親のケリーから聞いていた言葉を思い出していた。
「言い伝えでは鍵は7つ。7つの王家に仕えた騎士が造ったの。地図を全部集めると騎士たちが隠した宝の位置を示す地図ができる。コンスタンティノープルから奪った宝よ。その騎士たちが私たちの祖先なの。」
ニックは他の皆に7人のグリムの騎士が地図を作った、コンスタンティノープルの宝の隠し場所を示すためにと話した。
するとトラブルが何気なく隠し場所は教会かもと口にする。
その発言はかなり的を得ており、ニックたちは鍵に記してある地図上の教会の位置を調べ始めた。
すると7つの教会が見つかるが、その中の一つだけ尖塔がないものが見つかる。
尖塔の代わりに教会の十字架のようなマークがついていた。
これを見たニックはこれが×印だといい、ここにお宝があるのではと推測する。
ここまで真実に迫ることができたためニックは黒い森へ行き宝を探すことに。
モンローも真実に興味深々でドイツまで付いてくることになった。
トラブルはブラッククロウも宝を追っているかもしれないといい偽のIDを使うようアドバイス。
偽造パスポートについてはロザリーが準備してくれることに。
ひとまずニックは家に戻ってアダリンドに事情を説明した。
アダリンドはニックが無事に帰ってこないかもしれないと心配そうな顔をし、2度と会えなくなる可能性もあるため本心を素直に打ち明けた。
アダリンドはニックに愛しているといい2人はベッドインするのだった。
一方、HWはポートランドにやってきたブラッククロウの構成員であるマールワン・ハナノの行方を追っていた。
だが足取りは一向につかめず、なにが目的なのかもわかっていなかった。
そのころ、ハナノはルシアンの元へ行き暗殺用のライフルを調達していた。
どうやらハナノが来た目的は誰かを殺すためであり、試し打ちとしてヴォーガし(Uhranutiというヴェッセン)外でバスケをしていたグループのボールを狙い撃ちした。
HWではハナノの行方を探るために警察にも協力させることにし、トラブルがニックへの報告へ向かった。
ニックの家では2人が幸せそうな顔をしてベッドで話をしていた。
そこへロザリーから電話がかかってきて夜の便でドイツへ出発できることに。
その後トラブルもやってきてハナノに十分注意するように教えてくれた。
警察署へ行ったニックはレナード警部にハナノのことを報告し、広域手配を行うことに。
ただし危険人物であり目的がなにかもわからなかったため接触は固く禁じた。
その夜、ニックとモンローは旅の支度をして偽造パスポートを受け取り、それぞれアダリンドとロザリーに別れを告げドイツへと旅立った。
ドイツに着くとニックとモンローはレンタカーを借りて地図のしるしにあった近くで最も古い教会へと足を運んだ。
教会に入ると誰もいないように感じたが、耳の聞こえない清掃員がおり、驚かせた際にいたちのようなヴェッセンであるUngeziefer Greiferにヴォーガした。
この時ニックがグリムであることがばれてしまう。
するとそこへ神父がやってきて話を聞くことができた。
神父の話によると教会ができたのは1594年でヴォルフアッハで最も古いとのことだった。
ニックたちが探していたのは十字軍時代の教会、つまり13世紀ごろの物だったため完全に当てが外れてしまう。
ニックたちは十字軍時代の教会がないか訪ねてみたがこの辺にはないといわれる。
ニックたちが教会を出ると清掃員が神父にグリムだったことを報告し、神父はブルットバッドにヴォーガし人を集めろと指示した。
ニックとモンローは×印が場所そのものをさしているのではないかと推測し、近くにある丘の頂上を目指してみることに。
一方、ハナノはある目的のために市長選に立候補しているディクソンの集会場の近くへ来ていた。
ライフルを手に入れていたことから目的は集会に集まる人間の暗殺だと思われたが、下見の途中で巡回中の保安官に見つかってしまう。
保安官はハナノの追跡を試みるがヴォーガしたハナノに襲われてしまう。
通報を聞いたウーとハンクが現場に到着すると保安官は重傷だったものの病院送りですんでいた。
殺さなかったのは騒ぎが大きくなるの防ぐためだと思われた。
ハナノはルシアンの元へ戻り警察に指名手配されていると文句を言い、仕事から降りさせてもらうと言ったがルシアンは目的まではばれていないといい許さなかった。
この時ルシアンが渡した写真に写っていたのはレナード警部だった。
ハナノは警察に見つからないようにひげをそり髪を黒から金髪に染めて変装した。
集会が始まる時間、秘書はレナード警部にも壇上に上がってディクソンの応援演説をしてほしいと頼んでいた。
ハナノは集会場が良く見えるマンションの住民になりすまし中に入ると高層階の住人を遅いその部屋から狙い準備を始めた。
集会は予定通り始まってしまいレナード警部が演説を始める。
一方、HWも変装したハナノが現れたことを監視カメラで知り、あたりでディクソンの集会が行われていることを知る。
マイズナーはイヴにハナノのことを任せ、現場に行きたいというトラブルには別の場所での任務を指示した。
レナード警部の演説が終わるといよいよディクソンが壇上に上がり演説を始めた。
壇上には複数人の姿があったがハナノの狙いは写真に写っていたレナード警部ではなくディクソンの方だった。
演説中秘書に電話がかかってきて何やら重要なことを話している様子。
この時会場にはハナノが現れたことを知り、ウーとハンクが集まった人間の確認を行っており、そのことはレナード警部も気がついていた。
するとその直後、ディクソンがハナノに撃たれて重傷を負ってしまう。
一方、ニックとモンローは×印がついている丘の頂上を目指していた。
この時、ニックたちの後を追って教会の神父が人を大勢引き連れてやってきていた。
神父はブルットバッドにヴォーガするとニックたちの臭いをかいで後を追った。
道中ではモンローが歴史を教えてくれて地中には10万人を超える遺体が埋まっていると怖い話をしてくれた。
頂上に着くと回りには何もなく穴を掘ろうとするが、モンローがやけにきれいに石が並んでいることに気がついた。
その石は長方形に加工されており、石の一つを掘り起こしてみると何やら人為的なものを感じる。
ニックは他の石も掘り起こそうとして見るが、突然地面が陥没し出しニックとモンローは穴に落ちてしまう。
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次回は記念すべき100回ということに加えて非常に続きが気になる終わり方だったので、通常はシーズンの終わりでしか見られないテロップがありましたね。
まだシーズンが終わらないようでなによりですw
ニックはとうとうアダリンドと寝ちゃいましたね。
まあこうなるとは思っていましたし、アダリンドも魔女じゃなければ良い女性なので文句はありませんが、こんなことを言っていると魔女に戻るフラグがたったような感じもしますよね。
そうならないことを祈りましょう。
集会で撃たれたのはレナード警部ではなくディクソンでしたね。
これまで無駄にメディアに露出させられていたことから、これで確実に警部が市長選に出ることになりそうですね。
つまり警部はブラッククロウと協力することになるんですかね?
さすがにそれはないと思いますが果たしてどうなることやら。
そんなことよりもニックとモンローの動向が気になりますね。
ついにお宝が隠された場所を発見したっぽいのでどんなものが出てくるのか非常に楽しみです。
以上がSeason5の第十一話『鍵の目印/KEY MOVE』のあらすじと感想のレビューでした。