海外ドラマ「GRIMM Season5」第四話『乙女の祈り/MAIDEN QUEST』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
貿易商トロイヤーが家に3人の若者を集め、娘のエミリーと結婚して財産を継承する者を決めるため“マハツ・ズークトート”を行う。最も長い金の羽根を引いたアイザックが最初の挑戦者に決まり、トロイヤーは、息子を死なせた黒幕であるフランキーの首を持ち帰れと命令。さっそくアイザックはフランキーを襲うが……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
After three days and nights, whoever tries and does not succeed shall be put to death.
『3日3晩の後 失敗した者には死を与える』
モチーフとなっているのは『踊ってすりきれた靴』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第四話『乙女の祈り/MAIDEN QUEST』のネタばれになりますので注意してください。
貿易商トロイヤーが家にアイザック、イーライ、エイモスの3人が呼ばれ、”マハツ・ズークトート”というヴェッテン・オーゲンの間に伝わる伝統的な儀式を行うことを宣言する。
マハツ・ズークトートとは簡単にいえば花婿を選ぶための試練であり、トロイヤーには一人娘のエミリーがいた。
トロイヤーは自分の財産を息子に譲ろうとしていたのだが、フランキー・アドキンズという男に殺されていたのである。
トロイヤーは3人男たちにフランキー・アドキンズの首がほしいといい、グリフィンの金の羽をそれぞれにとらせて、一番長い羽をとったアイザックに一番手を任せた。
アイザックは長年の愛をようやく証明できるといいエミリーにキスをすると屋敷を後にした。
クラブを経営するフランキーはボディガードを従えて彼女と帰ろうとしていたが、そこへ待ち構えていたアイザックが現れボディガードがやられ、剣を手にしたアイザックに殺されそうになってしまう。
するとそこへ別のヴェッテン・オーゲンが現れアイザックを殺して去っていった。
それをただ黙って見ていたフランキーは獣のような顔をした謎の人物にただただおびえていた。
事件の連絡を受けたニックはハンクと共に現場へ向かった。
目撃者であるフランキーから話を聞き、襲ったのはアイザックの方で謎の人物に命を救われていたことが分かる。
またウーの情報によるとアイザックは弁護士のアマンダ・プロクターの息子でありアマンダは多くの悪人を無罪にしていたいわゆる悪徳弁護士だった。
ニックたちはフランキーとアイザックの接点を探すがなかなか見つからない。
母親が関係しているかもしれないと考えレナード警部に相談すると、殺されたアイザックもヴェッセンで母親もヴェッセンであることが分かる。
警部はアマンダと知り合いだというのでニックたちに同行し話を聞かせてもらうことに。
アマンダは息子が殺されたことに怒りをあらわにしており、警部が連れてきた男がグリムだとすると更に機嫌を悪くした。
ニックがアイザックがクラブに行く前にどこにいたか知っているかと尋ねるとトロイヤーの家に夕食に招待されていたと教えてくれる。
またトロイヤーもヴェッテン・オーゲンであることを教えられる。
トロイヤーの家を訪ねたニックたちはアイザックのことを知っているかと尋ね、昨晩招待したと聞かされる。
それ以来会っていないといわれ、ニックはエミリーにも訪ねてみるが幼いころから知っているアイザックが死んで悲しいと涙を流していた。
最後にニックはフランキーという男を知っているかと尋ねるがエミリーが知らないと答え、トロイヤーもそれに追従するように知らないと答えた。
結局手掛かりを得ることはできなかったがニックは必ずつながりがあると確信していた。
ここでウーから電話がかかってきてアイザックが金の羽をもっていたと聞かされる。
その羽が事件に直接かかわりがあるわけではなかったが、ウーは長年の勘で重要な要素であると2人に話した。
家に帰ったニックは禁酒時代に使われていたであろう隠し扉の先の地下通路がどうなっているのかを調べていた。
地下通路の先には古い扉があったが素手では開けることができなかった。
地下通路から上がったニックは風呂に入ろうとするがアダリンドとタイミングがかぶってしまう。
まるで夫婦のようなやり取りになれない反応をするニックとアダリンド。
一方、襲われたフランキーは更に警備を厳重にしていた。
トロイヤーの家では死んだアイザックスに献杯をし、トロイヤーは残ったどちらかが殺したのだろうと言って用心するよう残った二人に警告した。
2番目の挑戦者はイーライで、3人の中でエミリーと最も親密な関係になっていたのはイーライだった。
イーライはフランキーが新たに雇うことになったボディガードしてうまく潜入することに成功し、家に帰ったフランキーのすきをついて殺そうとするが、またしても別のヴェッテン・オーゲンに邪魔されてしまう。
2回も凄惨な現場を見たフランキーは精神的にずいぶんと参っていた。
事件の知らせを受けたニックとハンクがフランキーの家を訪ねると今度の被害者も金の羽をもっており、ウーの予想が的中していることが分かる。
だがそれ以上の手掛かりが得られないためニックたちはモンローとロザリーに助けを求めることに。
ヴェッセンの特徴を聞いたモンローたちはすぐにヴェッテン・オーゲンだとわかり、被害者も加害者も同じヴェッセンだと知るとマハツ・ズークトートかもしれないと話した。
マハツ・ズークトートは乙女を得るために行う儀式で、3人の独身男性が任務に挑んで見事達成したものが姫を得ると教えてあげた。
となるとフランキーは三度襲われることになり、その3人目こそ前の2人を殺した犯人だと予想されたのである。
ニックたちは今回の儀式の乙女がエミリーであると考えた。
ニックたちはトロイヤーの家に3人目が現れると予想し、屋敷から出てきたエイモスを捕らえることに成功する。
エイモスを署に連れ帰って尋問するニックたちは儀式のことを知っていると脅しが、どうやら2人を殺したのはエイモスではないようだった。
エイモスは黒幕はトロイヤーだから彼の元へ行けと言った。
一方、フランキーの元にアマンダが訪れ命を狙っているのはトロイヤーだと聞かされる。
アマンダは儀式のせいで息子のアイザックを失いトロイヤーに対して怒りをあらわにしていたのである。
トロイヤーの息子を殺したのが自分のボディーガードだと知らされたフランキーはトロイヤーに逆襲することに。
フランキーはトロイヤーの家に忍び込み彼に銃を向け脅そうとするが、トロイヤーがヴォーガしたことで記憶がよみがえってしまう。
するとそこへヴォーガした別のヴェッテン・オーゲンが現れフランキーを殺そうとする。
そこへようやくニックたちが現れフランキーは無事に保護される。
フランキーを襲ったのは娘のエミリーであり、他の2人を殺したのもエミリーだった。
エミリーは本当は結婚などしたくなく、古いしきたりにとらわれるのが嫌だったのである。
この時トロイヤーはフランキーの銃が暴発したことにより弾が命中して瀕死の状態になっていた。
エミリーは自分の本当の気持ちを伝えると、今回の儀式は3人のためではなくエミリーが今後も一人で生きていけるかどうかを試すための物だったとトロイヤーに明かされる。
今回の事件は関係がいろいろ複雑になっていたためニックたちは殺人犯はトロイヤーだということにしエミリーを罪に問うことはなかった。
ただ何度もヴォーガした姿を見たフランキーは再起不能なぐらいのショックを受けていた。
家に帰ったニックはアダリンドから心配したといわれ、戸惑いながらも彼女をハグした。
すると突然大きな音が鳴り響いたためニックは裏口から外を確認した。
すると誰も乗っていないバイクが壁に激突しており、ニックがあたりを見渡すと影からボロボロになったトラブルが現れたのだった。
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殺人犯は最初はエイモスだと思っていましたけど、まさかのゲイのカミングアウトがありエミリーが犯人だったとは。
イーライといい感じになっていたから犯人じゃないと思っていましたけど、実際は結婚するのは嫌だったんですね。
ヴェッセンの世界もいろいろです。
ヴェッセンの世界を知ったウーの捜査能力がやばいぐらい高くなっていますね。
まさかあの羽に気がつくとは。
ニックとアダリンドはもう完全にくっつくフラグがたってしまいましたし、なんだか複雑です。
でもでもようやくトラブルが登場しましたし、ここから面白い感じになって行く感じがぷんぷんしますね。
それにしても引越したニックの家をトラブルはどうやって知ったのでしょうね?
こんなにあっさり見つかったんじゃ敵にもすぐに見つかるでしょうね。
以上がSeason5の第四話『乙女の祈り/MAIDEN QUEST』のあらすじと感想のレビューでした。